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山梨で生み出す自然エネルギー

2014-07-24 11:53:10 | 山梨大学のレポート

太陽光発電から学ぶ


 こんにちは、山梨大学の川合徹と申します。

甲府市役所の方が企画してくださった甲府の魅力発見ツアーで見つけた

米倉山太陽光発電所と「ゆめソーラー館やまなし」についてレポートしたいと思います

7/10掲載の山梨大学のレポートでも小松さんが米倉山太陽光発電所について、また違った視点でご紹介しています。

そちらと合わせて読んでいただけるともっと面白くなると思います

 

先ず、なぜ山梨で太陽光発電

と思いますので簡単に説明しますと、地球温暖化対策を推進するため山梨県の持つ地域特性、全国平均より日照時間が長いこと、

急流の多い地形、県土の約8割を占める森林などを活かして4つのクリーンエネルギー

太陽光発電、小水力発電、バイオマス利活用、燃料電池の技術開発などの推進をしているからです。 

米倉山太陽光発電所は甲府市南部の山の中にあり、太陽光発電施設とそのPR施設が設置されています。

PR施設のゆめソーラー館やまなし

そのすぐそばに太陽光パネルが設置されており、この建物の屋根にもパネルが設置されています。

建物脇になぜかゴーヤーが植えられており、以前遊びに行ったときには受付の方からゴーヤーをいただいた思い出があります

 

施設の中は2つのゾーンに分けられており、模型やパネル映像、実機展示で地球温暖化と

再生可能エネルギーを学ぶことができます。

太陽エネルギーのゾーンでは、球体スクリーンに地球や太陽を映写させて人口密度、

気温変遷など地球温暖化に関わる変化を目でみることができます。

色付きのアニメーションでとてもわかりやすいです

山梨のエネルギーゾーンでは、県内のエネルギーを今までの歴史や実機展示で学ぶことができます。

昔から山梨では地形を活かして水力発電が多く造られ、かつては県内の発電だけで県全体の電気をカバーしていたそうです

部屋の中にはその他に水力発電、燃料電気、蓄電装置が設置されています。

 

そしてこのクイズマシン、非常に難しいです遊びに来る際はぜひチャレンジしてください

 

ゆめソーラー館やまなしを出て、階段を上がれば、

展望台から周囲を見渡せます

 

生活に欠かせない電気を発電する現場を見ることで、

これからのエネルギー利用や自分たちが使う電気がどういった経緯でできているのかを知ることや、

利用者としてエネルギーを無駄にしないように日々意識することの大切さを感じました

最近は徒歩や自転車で出かけやすいようにまちなか整備が進み、

緑化や風通しをよくした建物が増えるなど目に見えるところで省エネな環境が整ってきたように感じます

 

入館料は無料ですので勉強やエネルギーを考えるきっかけとして、

気軽に寄って見て回ることをぜひおすすめします


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