茨城県は(8月19日)、鉾田市で栽培された収穫前の米から、
1キロ当たり52ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表しました。
県は「国の暫定基準値を下回り、安全性に問題はない。
今後、収穫後の玄米についても調査を実施し、さらなる安全性を確認したい」としているが、
コメから放射性物質が検出されたのは全国で初めて・・・
いつもなら、この時期(収穫)が楽しみでしょうがないのに、
今年は、そんな気持ちになれない。
良い結果を早く知りたい。
でも、検査はやった方が良い。
『安全』のお墨付きを貰いたい。
お米に携わるすべての人が願っていることです。
昨日、共同通信社から取材を受けました。
守谷市周辺ではどんな感じですか?・・・と
放射能については、心配する方と、全く気にしない方もいて温度差がかなりあるようです。
生産農家の方も、ここらは、大丈夫だっぺって安心していたのが、
鉾田で放射性セシウムが出てから、急に不安になっているようです。
他の農家に迷惑は掛けられない。
他が大丈夫でも、自分のところがダメならその地区は、
(大丈夫な農家の米まで)出荷停止になってしまうからだ。
もし、OKでも風評被害?で作ったお米、買ってもらえるんだろうか?と・・・
ここ毎日のように、当店にも多くの問い合わせがあります。
当店は、『お米の販売店』であって『生産農家』ではなく
今年、これから販売する23年産は、検査をパスしたものだけを販売するので
当店で販売するお米の品質にはなんら問題はありません。
いくら安全と言われても信用できない。
そういうお客様は事実沢山おられます。
いざ購入しようとした時に、
お客様の中によぎる『不安』をいかにして取り除くかが仕事?の一つになっています。
わが家では、何の疑いもなく、この秋に収穫されるお米を口に運ぶと思いますが、
心配や不安。
我が子の将来を懸念するその気持ち。
それらを否定や非難をするつもりはありません。
ただ言えるのは『難を逃れようとする前に、
その難から未だ逃れられないでいる方々がいる』ということを考えて欲しい。