Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

植物や花

2020年04月23日 02時21分00秒 | 世間話
写真はコメツブツメクサ。
この歳になって、植物のことを本当に知らないと思い知った。


たぶんスズメノカタビラ  (図鑑で調べた)



わかりません。



わかりません



わかりません。




仕方ないので、この図鑑を駆使してみた。

どうやら最後の写真はヒメオドリコソウであることはわかった。



たぶんカタバミなんだろうが、すこし花びらが丸くなく尖ってるようにも見えるから自信がない。

キク科の雑草は似たような種類が沢山あり、なかなか特定できない。ハルジオンとヒメジョオンも違いが分かりづらく、アレチノギクとやらも似ている。キク科は本当に迷宮に入れてくれる。

樹木に至っても、似たような樹皮をしているものもおおく、葉も似てるし同じ科になると、訳が分からなくなる。

しかしさすがに、自然界の植物の名前とかあまりにも知らないのはまずい。海の魚についても同様であるが、、、。人間の社会のことを知るのもいいが、人が作ってない自然の事にあまりにも頓着しなさすぎた感があって、己の無知を恥じる程である。

このジャンルについても基礎的なオベンキョをしなければならないだろう。










善光寺

2020年04月20日 21時46分00秒 | 長野旅行記
去年の7月の写真。長野県善光寺。

神社仏閣の建築には、妻入りと平入りと2種類の様式がある。


建物の妻側(切妻)から入ることが出来る建物を妻入り、建物の横から入るのを平入りという。ここでは神明造は平入り、大社造は妻入りということになる。
両方とも古代からの建築様式である。

弥生時代の高床式倉庫が妻入りだったことを考えると、やはり妻入りの建物の方がより古いのだろう。たしかに平入りが機能的によいのは、その建物が横長で大きい時であろう。その場合は妻入りの場合には奥まで行くのに遠くまで歩かなければならないからだ。

伊勢神宮が平入りで出雲大社が妻入りということなる様式なのにも興味深い。天津神が平入りで国津神が妻入り、、、などという法則はないが、このあたりの日本の建築様式というものも深いものがあるだろう。



神奈川県民から見た千葉県のイメージ

2020年04月20日 00時40分00秒 | 世間話
これはすごい

有明の月

2020年04月19日 14時09分00秒 | 世間話

今来むと 言いしばかりに  長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
(素性法師  古今集)

意味は以下のページからの抜粋

【あの人は「すぐ行きます、待っててくださいね」なんて言ったのに。優しそうな人だったのにな。結局私は待ちぼうけ。夜遅くなってもあの人は来ないし、眠らずに待ってたら、出てきたのは夜更けの有明けの月だけ。普通なら男が帰っていく時刻じゃないの。結局、月を待って夜を過ごしたことになるのかあ。あたしっていったい何なんだろう…。】

有明の月を「あの人」に見立てた詠とも読める。当時の有明の月で一番とされていたのは長月の有明の月であったらしい。月にまつわる言葉は今でも沢山ある。三日月、十五夜、十六夜(いざよい)、十三夜、中秋の名月、そして有明の月。満月は日没とともに昇ってくるが、十六夜は日没よりわずかに遅れて昇る。それをまだかまだかと待つ心情。それが古来の人の感覚にあった。

今来むと  言いしばかりの 

というのは、日没後ずっと月を待ち続けるという古来の感覚を、あの人に投影させて暗喩だろう。今日の我々は、月が昇ってくるのをそのような待ち遠しい感覚としては捉えていないのではないか? したがって、和歌という文学を理解できない不幸がそこにある。
そして何故当時、長月の有明の月が有明の月の中で最上であったのかについても、我々はよく知らない。

我々の今の情緒だけをつかって、この詠の心情を捉えるには大きなものが欠けている。よって学問的知識を使って、すこしでもその情緒に迫れないだろうか?以下に人間が作った暦という学問的システムを理解して、この詠の情景を復元してみようと試みる。



有明の月。明けてもまだ有る月ということで有明の月ということらしい。時刻は午前4時過ぎのこと。今日は太陽太陰暦においては3月27日。満月より下弦の月を経て新月に至るまでの期間は月の15日〜30日まで。(今年の3月は大の月)  
天文学的な定義はともかく、和歌において有明の月とは、おそらく下弦の月(22日)から新月直前の三日月(27日)あたりの月ということになるだろう。

太陽太陰暦では3月は春の最後の月であり、従って今日より4日後はいわゆる暦の上では夏になる。(太陽暦においては未だ春であるが)
上の和歌は長月(太陽太陰暦9月22〜27、太陽暦で8月下旬)のもので、今とは有明の月の時間の空の明るさとは若干違う。太陽太陰暦は潤月があるので、この歌が詠まれた当時の日の出の時刻が何時だったのかは、本当のところは正確には分からないが、おおよそ太陽暦における8月20日あたりにしておこう。太陽暦8月20日の日の出時刻はグーグルで調べたところによると5時3分。これが、和歌における長月の有明の月である9月27日(この詠の有明の月は三日月ということにする)

太陽太陰暦では秋の終わりの長月だが、太陽暦の8月20日ということは、残暑である。当時の地面はアスファルトに舗装されていないので、熱帯夜ということはないだろう。つまり夜更かししても寒くはない季節。それが長月の有明の月である。

しかしこの詠では、有明の月(あの人)を待っていて朝の5時まで起きていたことになる。(三日月が前提)  当時の人がそこまで夜更かしをしていたかどうかは疑問だし、また流石に朝の5時まで待ってたら、もう来ねーよチクショク!と、とっくに諦めてしまうのかもしれない。従って有明の月を三日月に設定するのは間違いかも。月を下弦の月まで近づけていくならば、その月が昇る時間はもう少し時間を遡れる。8月に空が白み始める時刻は4時くらいかもしれない。その頃の有明の月なら三日月ではなく24日の月、あるいは22日の下弦の月あたりかもしれない。

平安時代の夜の逢瀬が何時頃まで続いたのかは分からない。男が帰っていく時刻とやらが、はたして午前5時なのか、4時なのか、謎が謎を呼ぶが、たしかに今日の明け方の月は私にとって美しかった。
その月の美しさと、早朝に誰もいない中で散歩した一抹の寂しさの感慨を、この素性法師の詠の情景に重ねると、今までとは違った趣を感じたことは確かである。




自粛なので読書でも

2020年04月19日 02時00分00秒 | 世間話
最寄りの図書館は完全閉鎖しており、五月の連休明けまで貸し出しはしていない。なので本屋でシェークスピアのリア王を購入。今までシェークスピアはマクベスしか読破していない。若きウェルテルの悩みも図書館で斜め読みしたが、若い頃を思い出しそうなシーンが多すぎて、怖くなって読むのをやめた。
逆に言えば、怖くなって読むのをやめるくらい、力を持った作品である。

リア王もマクベスと同様に戯曲形式で書かれている作品で、とにかく人間の愚かさと暗部が描かれているのだが、とにかく登場人物が善人悪党を問わず何故か魅力的に見えてしまう。
シェークスピアは2冊目だが、この人の作品は、いつも主人公が本当は何を考えているのかという事がわからないということに魅力がある。

リア王もマクベスも途中から狂ってしまうのだが、狂ってしまった方が清々しいまでに幸せに見え、しかも達観している。
そして王と道化のやりとりがとても意味深に見えた。

政治的にはイングランドとフランスの戦争、宮廷闘争、召使いの反乱など、シェークスピアが生きた絶対王政の時代に対して、やや否定的なメッセージにも読めなくないが、こういうことをするのは当時は勇気がいったことだろう。

トマスホッブズが、近代国家の構造の道筋をその著書の中でコッソリと表したが、体裁としては王権神授説を強化するような内容としてまとめた手法と同じものなのかもしれない。

まったく文学とか芸術というものは、作者がどこまで計算して書かれたものだか想像がつかないほど示唆に富んでいる。そして読み手が人生で経験を重ねるほどに、その作品の解釈はより深くなっていくものである。

ページ数にして200ページ弱。1日で読み切れるくらいの分量なのでオススメである。

武漢P4研究所

2020年04月18日 21時25分00秒 | 政治 経済
昨今、武漢ウイルスは生物兵器ではないか?という説がネット上で囁かれている。

コロナウイルスが中国で発症し、加速度的に広がっていった今年の2月頃にはこの噂はネット上にあらわれていた。ただ、生物兵器としたらそれを作っている中国で蔓延しているのは、それはいわば自爆であり、そんな事を中国がするだろうか?(犯行的に)という疑問があったので、その情報はまあ反中国のネットの煽りだろうと当時は高をくくっていた。

とは言うものの、
以下のような情報もあったので、中国がウイルス兵器を作っているという事についてはそれなりに説得力があり、多少気になってはいた。

ネット盛り上がっていたので、その武漢研究所とやらはどこにあるのか気になって、今日Googleマップで調べてみることにした。



黄色い星のピンが、武漢研究所とやらである。赤いピンが海鮮市場。ここで中国当局がいわゆるコウモリからウイルスが出たと発表した場所である。なるほど、武漢研究所から近い。

しかし上記した動画にあるように、武漢にはP4研究所というものがあるらしい。てっきり私はこの黄色いピンの場所がP4研究所かと思ったが、それは違っていたらしい。


この動画によると、どうやら上の写真の青いピンの場所が、P4研究所とのことらしい、、、、、が、


見事なまでの更地である。
Googleマップの写真は2019年5月のものらしく、1年前の写真である。1年前にP4研究所は更地となってしまったらしい。



こちらがかつてのP4研究所のようだ。写真中央の建物がそれで、写真右側には小さな池。写真やや上には左右に伸びる道路が見える。



たしかにこの航空写真の更地を見ると、右上に小さな池。写真のやや上には左右に伸びる道路が見える。なるほど映像と見事に符合する。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/武漢ウイルス研究所

wikiによると、この実験室は2015年1月31日に完成し、2018年1月5日に正式に運営されたそうである。それが2019年の5月には更地になっているという事実。運営からわずか1年4ヶ月で更地になるというのは一体どういうことだろう?そしてGoogleマップで更地が確認できた5月から約半年後にこの武漢で新型コロナウイルスが発症し、そして現在世界中に拡散しているという事実。

これをどのように考えればいいのだろうか?タイミング的に不可解な事が多く、今までのように海鮮市場で発生したという話はあまり信用できなくなってきている。
武漢ウイルス発生後の更地であれば、ほぼギルティなのだが、半年前なのは何故か?そして運営からわずか1年4ヶ月という短い期間で何故取り壊されたのか?

事故なのか意図的なのかはともかく、
生物兵器説は捨て置けなくなりつつある。





デマカセでした。






壊されてません。
まったくの早合点であり、見たいものを見ていたようです。
情報の取り扱いには注意しないとダメですな




恐竜

2020年04月18日 11時15分00秒 | 世間話
ARK PHANTASYEVOLVEDというゲームがある。


ジャンルはSFクラフト系の恐竜ゲーム。
ある箱庭クラフト世界で生活する。世界には失われた恐竜が沢山おり、原始的生活を送るが、SF的なハイテクノロジーも存在すると言う異色なゲーム。
ティラノサウルスやプテラノドン、ブロントザウルスという有名どころから、テリジノサウルス、アンキロサウルスなどのマイナー系まで網羅している。
外出が自粛されている今日では、ゲームで恐竜世界を堪能してはいかがだろうか?

第三次世界大戦予想

2020年04月17日 00時50分00秒 | 世間話
https://mapchart.net/world.html
世界地図の任意の国に色をつけることが出来るページ。

第三次世界大戦の陣営を妄想する。
赤陣営  中国 ロシア イラン パキスタンなど
青陣営  日本  アメリカ EUのほとんど オーストラリア  サウジアラビアなど

黄色(中立)  インド  スタンの国々 トルコ  モンゴル ウクライナなど

赤陣営の代表は現状では中国だろう。かつてのソ連である国のロシアは、現状では盟主とは言えないくらい衰えている。
  東欧とスタンの国々が衛星国ではなくなり、いまやロシアはEUに首都モスクワの喉元に刃を突きつけられている状態である。


重要なのはこのあたりで、上のロシア、左のイラン、右の中国が互いに背中を守っており、後顧の憂いがない。中露イのまん中にはスタンの国があるが、これらの国が赤陣営に反乱を起こすとしたら、赤陣営が敗色を示した時であり、それまでは中立とはいえ赤陣営に協力させられるであろう。


我々にとって恐ろしいのは、この地図である。ロシアにとっては西は対EU、東は対日米と二正面作戦をしなければならない危険性があるが、中国にとってはただ東侵すれば良いので、中国にとってこの大戦に勝利するためには真っ先に日本を落とすことに勝機があるだろう。
米軍基地は日本、韓国にあり、これは、青陣営における太平洋での最重要防衛拠点である。
  歴史的にみても、元寇で明らかのように、日本に攻め込むには朝鮮半島を経由するか、上海あたりから東シナ海を横断して来るか。これが最も懸念される。元寇は博多に上陸したように、佐世保には基地があるし、韓国にも米軍基地がある以上、中国としては沖縄、石垣、宮古、与那国などの島嶼を占領することになるだろう。
  我が国が恐れるのは、中露が連携して日本に攻めて来ることである。韓国はおそらく短期で落とされるだろう。台湾も同じくだろう。
  EUは比較的楽で、ロシアに対して全面的に当たればまあ勝つだろう。

  問題は、ロシアはこの戦いではかなり負ける公算の方が高いということである。赤陣営で塗ったが、この国は最終的には中国を裏切りかねない。
  日本は勝手も負けてもそこそこに国土は荒廃するだろう。何しろ最前線なのだから。しかし犠牲が少なく勝つためには、やはりロシアをどう取り込むか、そこにかかっていると思う。中露というのは案外仲が悪い。中国は沿海州をとられた北京条約のことを忘れてはいないだろう。



B級グルメ

2020年04月16日 22時17分00秒 | 世間話
吉野家がV字回復だという。牛丼の超特盛と今月の牛丼の15%引きのイベントが、コロナ自粛の騒動と相まって売れに売れたとか。
ドライブスルーでも買えるのが大きい。自粛中に私も3回吉野家のドライブスルーを利用してしまった。


沈む夕日

2020年04月16日 01時35分00秒 | 世間話
ほぼ富士山頂に沈む夕日。













緊急事態宣言と休業要請とやらについての私見

2020年04月11日 01時19分00秒 | 政治 経済
心底失望した。おそらくほとんどすべての国民がそう思っていることだろう。何に失望したのか?この国の政府にである。

何から書いていいのか、枚挙にいとまがないくらい酷い内容のものばかりである。思いつくままにつらつらと書いていこう。

まず現在まで、コロナによる死者数が少ない理由は、国民の衛生観念が高いからであろう。断じて政府の努力によるものではない。2月から今日にかけての2か月は国民の不断の努力によって政府に2ヶ月間の時間が与えられた。しかしこの2ヶ月の時間は政府の無為な時間潰しによって台無しになった。

つぎに経済について。日本政府は経済において国民を守る意志がないことが証明された。この事態に及んでもなお、政府支出をケチるのである。
溺れている人がいるのに、浮き輪をどう投げるかを検討している。
しかもあろうことか、浮き輪を投げるのが惜しいかのように浮き輪代をケチってなかなか投げないのである。

そして極め付けは、休業要請とやらである。休業命令ではなく要請である。命令なら国家の補償がセットになるから、言葉を要請を変えている。命令に見せかけた自粛を雇用者と労働者たる国民に強いているわけだ。
「国家は命令してない。要請してるだけだ。そのかわりそれを実行しなかったら、、、わかるな?」という圧力を暗に感じる。そして要請を受けて休業しても、国家による補償はない。あってもショボすぎて冗談にしか見えない。あくまで君たち国民の自粛、自主規制に過ぎない。貧乏になっても国家はたすけない。わかるな?」と言っているようなものである。
この一点をみても、すでに国家の体を成していない。

というか、国民は暴動を起こしてもいいんじゃないだろうか?どう贔屓目にみても、いまの政府は
パンが無いならブリオッシュを食べればいいじゃないと言っているようにしか聞こえない。

WHOに160億を配って、あのテドロスのバカを黙らせるという無駄金を使ったバカ政府。
国民に布マスクを2枚配るために400億以上もかけるバカ政府。
30万の現金給付の対象者が、住民税の非課税世帯(年収100万未満)というもので、それ以外の者には給付は無しという当初の発表をしたバカ政府。108兆の事業規模の支出などというレトリック的ないい回し。このご時世にだれが政府の「貸し付け」なんて受けるんだろう?いわゆる真水は16兆程度であり、その16兆ですら、上に述べたような人間を対象にしかしていない限定的なものであり、しかも手続きが面倒くさいものだ。

そりゃタクシー会社が会社都合で600人の首を切って、失業保険で6ヶ月間の給付に入るのもうなずける。雇用者と労働者の間で、それに合意し、のちに再雇用の約束をしたとか。国が国民を助けることなくケチるものだから、現行の制度をつかってギリギリ、あるいはブラックな行動を取るのは至極当たり前の話である。この手の方法は、今後零細企業が多く実行することになるだろう。政府がそれにたいして厳罰でもってのぞめば、雇用者も労働者も暴動を起こしても良いだろう。

政府は国民の不断の努力による感染と死亡者の少なさにあぐらをかき、ろくに収束の対策を行えず国民の生命の安全を脅かし、財産については要請などという得体の知れない命令的な圧力をかましながら、補償を一切せずに、財政規律とやらを追求し国民を飢えさせるのである。
国家の責務が、国民の生命の財産をまもる、とするなら、いまの日本国は国家の体を成していない。去年の10月の消費税10%への増税。台風19-21号の被害。そして今回のコロナウイルスによる被害。全部の対策が国民から財と安全を奪う事柄である。思えば政権を民主党から奪還したときに5%から8%に上げた消費税。あの頃から与党の馬鹿野郎ぶりは発揮していたのである。

民主党政権の時は確かにひどかった。相対的に見れば自民党はマシに思えたし、国民もそういう感覚があったから、自民党は大差で与党に返り咲いたが、こんかいの政府のやり方を見て、国民の殆どはいまの与党が政府の体を成していないほどの無能な舵取りをしていることに気づき、心の底から失望している事だろう。
どう贔屓目にみても、国民たる乗員よりも、政府たる船の船体を守ることに必死なのは明白だ。乗員が死んでも船は守ると言っているようなものだ。たとえその乗員の大多数が死んだとしても、、、、。

各都道府県の知事は、今後様々なところで休業要請という命令的な自主規制をおこない、雇用者と労働者を失業に向かわせるであろう。コロナはいつかは収束するかもしれないが、経済はそうはならず下落の一途を辿るに違いない。少なくとも国民の努力は、政府による無能な介入の為に水泡と化したのである。この失望により、コロナの死者が少なかったという優等生ぶりは、今後は発揮されることはあるまい。なにしろ、国民が不断の努力をしても政府の政策によって奈落に叩き込まれてしまったと知ってしまったから、今後は誰のためにこの努力をしてるのか?ということを国民一人一人が疑問に思ってしまっただろう。
もはや、国という共同体にたいする為、などという思いは今後間違いなくうすれ、その共同体の規模は、家族という最小単位まで粛々と縮小していくのであろう。

総理大臣がどんな言葉を語ろうが、行動においては国民を助ける意思がないと見えてしまった以上、この馬鹿野郎は引きずりおろさねばなるまい。

新型コロナウイルスなどについて

2020年04月07日 02時54分00秒 | 政治 経済
デマが流行っている(ように見える)。
だが今デマが特に流行っているわけではない。今はデマが顕在化しやすい状況にあるだけである。デマはいつでも行われており、コロナウイルスが蔓延していない時も常に行われている。
問題は、なにがデマでなにがデマでないのかを判別するのはなかなか容易ではないということだ。だからデマが有効な手段であるのだが、、、。

デマとは
【デマとはデマゴギー(Demagogie)の略で、本来は政治的な目的を持って意図的に流すのことであり、転じて単なる嘘や噂、流言などを指すこともある。前者の意味のデマを流す人物のことをデマゴーグ(Demagog)という。】ということらしい。

しかし現在巷で使われているデマの意味は、政治的な事だけでなく、経済的な事においても使われているのが実情であろう。

健康ブームにより、◯◯は体に良いという言説や、本当は怖い◯◯といったような情報がテレビを賑やかせていたりするが、あれには本当の事も含まれていると思うが、多分にデマも入っている。マイナスイオンや水素水なども多分にデマが含まれている。なにもデマはコロナや政治だけに限ったことではない。

日本の感染者の統計と死者の統計が世界(?)から疑われているという。まず本当に世界から疑われているかということも疑いたくなる。つまり世界から疑われているということがデマである可能性もある。
世界とは、どこから世界というのだろうか?アメリカや韓国と中国とフランスが疑えば、それで「世界」という言葉を使うのが許されるのだろうか? また国連加盟のおよそ190数ヶ国のどのくらいの割合の国の政府が疑っていれば、世界が疑っているということになるかという定義もある。
  狼少年が信用されないように、今までにデマや嘘を常習的についてきた人、あるいは組織、あるいは政府や国などは、当然その主張には信憑性は薄れる。

とはいえ、安易に疑うこともなくすぐ信用するのも、先ほど書いた「鵜呑みにする」「信仰」「容易にダブルスタンダードに陥る」という罠が用意されており、デマに踊らされてしまう。




海津城(松代城)

2020年04月03日 22時57分06秒 | 長野旅行記
海津城の城代は甲陽軍鑑を記した高坂昌信。後に森長可の手に渡り、松平忠輝が入城し、よくわかんない城主を経て、真田信之(幸村の兄であり昌幸の子)が城主となる。武田→織田→豊臣→徳川→真田となり、明治維新まで続く。
この地は千曲川と犀川に挟まれており、西は北アルプスから犀川に注ぐ水。
東は群馬県との県境の山脈である浅間山や白根山などの山やら千曲川に注ぐ水で、古くから洪水が起こる地であった。
さて、この地ではいまからおよそ280年前の1742年に大洪水が起こる。
「戌の満水」という呼び名のこの事件は、海津城はもちろんのこと、佐久地方では10メートルの増水があったという。2019年の台風19号で壊滅的な打撃を受けた千曲川流域であるが、この戌の満水の時は、さらんび大規模な災害であったという。
このリンク先の動画をみると、当時の台風の経路と、2019年の台風の経路と台風のスピードが酷似している。

松代城は、その後城下町も形成され政治の中心地となるが、商人たちは善光寺門前から動こうとしなかったため経済の中心地にはなりえなかったようである。


川中島合戦場

2020年04月01日 21時18分28秒 | 長野旅行記
川中島といえば第4次川中島の合戦である。

赤いピンが川中島古戦場。北の黄色い星が善光寺。西の黄色い星が茶臼山(信玄の本陣)南に黄色い星が2つあるが、右側が海津城(現松代城)  左側が妻女山(謙信の本陣)


ジオラマを見てもこの通り。真ん中を南から北に流れるのは千曲川であり、西から東に善光寺付近を流れているのは犀川である。
地図や写真をみると、海津城と妻女山が近いこと。関ヶ原古戦場にも行ったことがあるが、実際この目で見たらあそこも結構狭かった。
海津城から妻女山までは、自宅からちょっと歩いてスーパー行ってくる、、、というような距離である。
  この戦いは典型的な後詰決戦である。海津城を上杉軍が攻めようとする。落城したらまずいので武田の本軍が山梨から出てくる。決戦。これである。
  長篠の戦いも、長篠城を狙って出陣した武田を織田徳川連合軍が援軍(後詰)で駆けつけ起こった戦であり、戦いは大抵が後詰決戦である。


当時の国境線は犀川。謙信は海津城を攻めるためとはいえ、かなり武田領奥深くのど真ん中の妻女山に陣取った。ヘタをすると包囲されそうな位置でもある。この陣取りは、後世のさまざまな歴史家たちから「頭おかしい」とか「天才のなせるわざか?」などという称賛を受けている。実際に海津城から妻女山を肉眼で見ても、たしかに謙信は頭がおかしい。


いわゆるキツツキ戦法に失敗した武田軍は、夜明けとともに霧の中から奇襲してくる上杉軍に狼狽し、いわゆる古戦場であるここで、信玄は謙信の太刀を軍配で受けたと言われている。


諏訪大社2

2020年04月01日 02時57分00秒 | 長野旅行記
神社のことを調べると、どうも奈良時代の格式、平安時代の格式、そして明治時代の格式で結構違ってきている。明治になると神宮や大社が乱発し、その価値が落ちる傾向にあり、戦後になるとその価値の既存が著しい。しかしながら平安時代においては、神宮や大社などは現代に比べれば希少であり価値が高い。
では現存する神社が、中世から連綿と続く由緒正しい神社かどうかのお墨付きは何を見れば信用できるのか?ということだが、そこで出てくるのが式内社、式外社というものであるようだ。この式とは平安時代の延喜式からきており、式内社と書かれた神社は、学者のお墨付きがついてると思ってもよいだろう。少なくど10世紀から連綿と続いている文化財であるとみてよい。
さて、次に官幣大社についてだがこれは何かというと、今で言うなら中央政府の官、すなわち当時の神祇官から神への供え物、いわば神の降りる依り代が支給されて、神社としての機能を保証されたものらしい。一方で、国幣大社なるものもあり、これは中央政府ではなく、地方を治めていた豪族ら国造から依り代を支給された神社であるようだ。大社、中社、小社という格付けもある。そして官幣といわれるものはほぼ畿内にしかなく、国幣は畿外である。
  ようするに誰の後ろ盾による神社なのか。宮なのか。そういうことらしい。

さて、諏訪大社である。少なくともこの神社は、官幣大社であり、式内社であるので、延喜式である10世紀あたりの平安時代から今日まで続く古い神社であり、どうじに中央政府の後ろ盾による神社である。

ランキングでいえば、伊勢神宮、出雲大社、香取神宮、鹿島神宮にはおよばないが、それに次ぐ名門とはいえるだろう。
つまりすごい。

ただ神社というのは、カミを信仰する古代日本人の中では、結構ののちの時代に作られたものらしく、原始的なものだと建物はなくて、祭りの時に磐座(いわくら)といわれる石や、神籬(ひもろぎ)といわれる結界を依り代として神に舞い降りてきてもらうものだったようだ。
現在地鎮祭で使われる神籬はこれではなく榊の常緑樹に紙垂(しで)をあしらった御幣のようなものを指すが、古代の神籬は結界だったようである。

古代の神籬は、現在の拝殿と本殿を囲う玉垣(たまがき)瑞垣(みずがき)や垣の内側に植えられている神木などの囲われた結界がそれである。



神籬  ひもろぎ



地鎮祭による神籬



玉垣  瑞垣



磐座   いわくら