http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012111701001748.html
いやー、維新の会。酷いですね。何が酷いかって、まずあの野合。政策が真逆なたちあがれ日本の平沼との合流という政策なき集合というのが、そもそも政党としての体をなしていない。第三極になって何がしたいのか?
そもそも平沼には失望した。財政出動で政府支出を拡大し、消費増税には反対し、TPPには大反対し、大きな政府でデフレに対抗するといったリフレーション政策の方向性でケインズ政策の方向だった正しい路線が、全く逆の新自由主義路線になってしまった。
消費税は11%で、中央集権打破、TPPは賛成とくれば、これはもうデフレ促進三拍子というもので、ハイパーデフレーションに突入します。経済政策としては落第点であり、この橋下という人は、国家経済というものをわかっておりません。
それを推す石原も同様にわかっていません。もうね、頭悪いんじゃないか。増税を主張するのは民主と維新。みんなの党。反対なのは自民。
中央集権でなくて、どうやって福祉とか社会保障とか復興支援とかできるの?地方分権なんて、自己責任体制ですよ。自己責任体制ってのは、新自由主義、小さな政府、リバタリアンの主張と同じで格差社会を拡大し、外国資本に雇用を奪われるグローバリゼーションの体制なのに、そんな政党を勢いがあるといって、選ぶ人達っていったい……。
もはや経済政策で正しい政策を打ち出している政党は自民だけになってしまった。この後の自民に対するネガティブキャンペーンは想像を絶する規模のものになろう。マスコミ、官民一体のバッシングにさらされることになる。それを鵜呑みにして、維新に投票などしたら、日本は本当に経済的に立ち直れなくなります。いい加減、民主という例で学んで欲しい。素人に政治を任せるとどうなるのかということを。
写真は倉敷です。