![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/af/7a2410b0504ea4bea63c9258f32e2703.jpg)
EF24-105mmF4L
マッターホルンを、この角度から収めた日本人観光客は、おそらく少ないと思われる。写真の場所は既に標高3000メートルを超えている。勾配のキツさが実感できるだろうか?
だが、このようなキツい場所にもかかわらず、外国人登山客の多いこと。彼らの足腰は只者ではない。女性もパワフルである。日本の女性観光客は、おそらくここを登れまい。いや、登ろうとも思わないかもしれない。すべての旅程の中で、一番大変なハイキングコースがここであった。ここに比べれば、昨日歩いたコースなんて屁みたいなものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d3/923c73eacba03ef93014f6326a60e1b8.jpg)
ついにハイキングの終着点、ホルンリヒュッテに到着した。これより上に登るには、ザイル、ロープなどが必要であり、もはやプロの領域である。所要時間は2時間と10分である。すでに11時半を回っている。ロープウェイの最終乗車時間は16時。つまり、あと5時間である。このコースが如何に過酷であるかが分かるというものだろう。
ホルンリヒュッテでは、食事が摂れる。料理の値段は下界の約1.5倍相当の金額だが、ここをケチるわけにはいかない。体力を回復させるためには絶対食わなければならないのだ。ヒドイのは料理の値段ではなくて、飲み物の値段である。これは下界の約3倍相当である。2リットルのペットボトルの水が600円もする。だが、これもケチるわけにはいかない。水分補給はなによりも重要である。特に高山を登っていると、自分がどれだけ水分を失ったのか気づきにくい。
さて、写真を見ていただければお分かりのことだと思うが、やはりマッターホルンは、ある程度離れたところから見る方が、形としては美しい。経験としては、このような特殊なアングルから見るという事は、何事にも変えがたいが、写真としてはやはり絵葉書のような定番の構図の方が綺麗である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/2a/dda13c9e7b6098f05a8dce9bfb2a74dc.jpg)
マッターホルンを背にして撮った下界の写真。写真真ん中の一際高い山がブライトホルン。その右側の小さな黒い山がクラインマッターホルンである。さすがに8月の後半なので、氷河も少ない。おそらく初夏あたりには、このあたり一帯が氷河に覆われるのだろう。
腹ごしらえも済んで、写真を飽きるほど撮ったら、いよいよ下山である。
あたり前と言えば、あたり前なのだが、登るより降りるほうが体力を使わず楽である。時間もかからない。行きは2時間10分かかったが、帰りは1時間20分くらいしか、かからなかった。体力についても、行きは7くらいの力を使ったが、帰りは3もしくは4程度の力であった。登るよりも降りるほうが楽。これは理屈では当然な事なのだが、実体験として、ここまで楽だとは思わなかった。
さて、ロープウェイに乗って、ツェルマットに到着したのが午後3時頃。
この日、ツェルマットを発つことを決めていたので、駅のコインロッカーで荷物を降ろし、そのまま電車に乗って、テッシュの駐車場に向かった。駐車時間は約4日間で4000円程度。レンタカーに乗り、次の目的地に向かうのだが・・・・・・・、はて。ここで私は次の目的地を決めていないことに気づく。さぁ、どうしよう・・・。
現在午後3時半。行き先未定。この日はまだ終わっていない。つづく。
マッターホルンを、この角度から収めた日本人観光客は、おそらく少ないと思われる。写真の場所は既に標高3000メートルを超えている。勾配のキツさが実感できるだろうか?
だが、このようなキツい場所にもかかわらず、外国人登山客の多いこと。彼らの足腰は只者ではない。女性もパワフルである。日本の女性観光客は、おそらくここを登れまい。いや、登ろうとも思わないかもしれない。すべての旅程の中で、一番大変なハイキングコースがここであった。ここに比べれば、昨日歩いたコースなんて屁みたいなものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d3/923c73eacba03ef93014f6326a60e1b8.jpg)
ついにハイキングの終着点、ホルンリヒュッテに到着した。これより上に登るには、ザイル、ロープなどが必要であり、もはやプロの領域である。所要時間は2時間と10分である。すでに11時半を回っている。ロープウェイの最終乗車時間は16時。つまり、あと5時間である。このコースが如何に過酷であるかが分かるというものだろう。
ホルンリヒュッテでは、食事が摂れる。料理の値段は下界の約1.5倍相当の金額だが、ここをケチるわけにはいかない。体力を回復させるためには絶対食わなければならないのだ。ヒドイのは料理の値段ではなくて、飲み物の値段である。これは下界の約3倍相当である。2リットルのペットボトルの水が600円もする。だが、これもケチるわけにはいかない。水分補給はなによりも重要である。特に高山を登っていると、自分がどれだけ水分を失ったのか気づきにくい。
さて、写真を見ていただければお分かりのことだと思うが、やはりマッターホルンは、ある程度離れたところから見る方が、形としては美しい。経験としては、このような特殊なアングルから見るという事は、何事にも変えがたいが、写真としてはやはり絵葉書のような定番の構図の方が綺麗である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/2a/dda13c9e7b6098f05a8dce9bfb2a74dc.jpg)
マッターホルンを背にして撮った下界の写真。写真真ん中の一際高い山がブライトホルン。その右側の小さな黒い山がクラインマッターホルンである。さすがに8月の後半なので、氷河も少ない。おそらく初夏あたりには、このあたり一帯が氷河に覆われるのだろう。
腹ごしらえも済んで、写真を飽きるほど撮ったら、いよいよ下山である。
あたり前と言えば、あたり前なのだが、登るより降りるほうが体力を使わず楽である。時間もかからない。行きは2時間10分かかったが、帰りは1時間20分くらいしか、かからなかった。体力についても、行きは7くらいの力を使ったが、帰りは3もしくは4程度の力であった。登るよりも降りるほうが楽。これは理屈では当然な事なのだが、実体験として、ここまで楽だとは思わなかった。
さて、ロープウェイに乗って、ツェルマットに到着したのが午後3時頃。
この日、ツェルマットを発つことを決めていたので、駅のコインロッカーで荷物を降ろし、そのまま電車に乗って、テッシュの駐車場に向かった。駐車時間は約4日間で4000円程度。レンタカーに乗り、次の目的地に向かうのだが・・・・・・・、はて。ここで私は次の目的地を決めていないことに気づく。さぁ、どうしよう・・・。
現在午後3時半。行き先未定。この日はまだ終わっていない。つづく。
写真の皆さん、半袖、短パンですが寒くないんでしょうか?富士山と同じくらいの標高ですよね。
上総国主大納言さん、ここを革靴で登山とは恐れ入りました。
私も低山によく登りますが、これだけ急傾斜は経験がありません。確かに登りより下りの方が体力的には楽ですが、膝や足首にかかる負担が大きくて、私は、下りの方が嫌いです。
革靴は無茶でしたね。煉らない靴を履いて、靴ズレを恐れたのですが、革靴は革靴でヒドイ。