読書に夢中
2011-01-22 | 本
用事で図書館の近くに行くことが多かった今週、
まだカードが使えるということで本を数冊借り、しばし読書に耽っておりました。
(そのせいで録画した番組が見ないまま溜まっているのですが)
まず読んだのがブルボン小林「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」。
芥川賞作家・長嶋有のライターとしての仕事のうち、ゲーム関連の文章をまとめたもの。
「CONTINUE」は「otome」になる前は立ち読み誌のひとつだったので
(「QUICK JAPAN」ほどのサブカル臭がないサブカル誌だったからね)
いくつかの文章には見覚えがあったり。
「ときメモGS」のB'zには言及するのに「ときメモ3」のZARDはスルーしてるのがなぁ。
(ゲーム屋で働いてたころ、すごい不良在庫化してたけどな、「3」)
で、次が赤瀬川原平・山下裕二「京都、オトナの修学旅行」。
「日本美術応援団」はすでに読んでて、
これも昔に「オトナの社会見学」と併せて読んでるはずだけど
内容を完全に忘れきっていた。老人力かw
京都という場所に上陸したことが実は一切ないので
生きてるうちに一度は見ておかないとな、と思いつつ、
「日本美術応援団」よりも赤瀬川が(映画「利休」の脚本書いた関係で)「知っている」人で、
一方の山下が専門でありながら「知らない」人になっているという
逆転の構図が見られるあたりが面白かったかなぁ。
そして先ほど吉野孝雄「宮武外骨 民権へのこだわり」読了。
外骨の最後の妻の妹の息子、という外骨最後の縁者である筆者による
外骨の伝記の1冊であるわけだけど、タイトルからわかるように
出版活動よりも政治活動のほうに心持ち比重を置いているような1冊。
赤瀬川や天野祐吉などの著作で外骨の出版作品の中身はわりと紹介されているので
こういう視点もそれはそれで楽しく読める1冊でした。
外骨と押川春浪は思想的には正反対だけど、
どちらも明治時代の大衆文化の代表ということで
研究書読みたいなぁ、と思っていたりもします。
さて、まだ読んでない本も数冊。
これからも暇を見つけて極力早く読み終えますかね。
まだカードが使えるということで本を数冊借り、しばし読書に耽っておりました。
(そのせいで録画した番組が見ないまま溜まっているのですが)
まず読んだのがブルボン小林「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」。
芥川賞作家・長嶋有のライターとしての仕事のうち、ゲーム関連の文章をまとめたもの。
「CONTINUE」は「otome」になる前は立ち読み誌のひとつだったので
(「QUICK JAPAN」ほどのサブカル臭がないサブカル誌だったからね)
いくつかの文章には見覚えがあったり。
「ときメモGS」のB'zには言及するのに「ときメモ3」のZARDはスルーしてるのがなぁ。
(ゲーム屋で働いてたころ、すごい不良在庫化してたけどな、「3」)
で、次が赤瀬川原平・山下裕二「京都、オトナの修学旅行」。
「日本美術応援団」はすでに読んでて、
これも昔に「オトナの社会見学」と併せて読んでるはずだけど
内容を完全に忘れきっていた。老人力かw
京都という場所に上陸したことが実は一切ないので
生きてるうちに一度は見ておかないとな、と思いつつ、
「日本美術応援団」よりも赤瀬川が(映画「利休」の脚本書いた関係で)「知っている」人で、
一方の山下が専門でありながら「知らない」人になっているという
逆転の構図が見られるあたりが面白かったかなぁ。
そして先ほど吉野孝雄「宮武外骨 民権へのこだわり」読了。
外骨の最後の妻の妹の息子、という外骨最後の縁者である筆者による
外骨の伝記の1冊であるわけだけど、タイトルからわかるように
出版活動よりも政治活動のほうに心持ち比重を置いているような1冊。
赤瀬川や天野祐吉などの著作で外骨の出版作品の中身はわりと紹介されているので
こういう視点もそれはそれで楽しく読める1冊でした。
外骨と押川春浪は思想的には正反対だけど、
どちらも明治時代の大衆文化の代表ということで
研究書読みたいなぁ、と思っていたりもします。
さて、まだ読んでない本も数冊。
これからも暇を見つけて極力早く読み終えますかね。