・・・ある日、世界はまったく見知らぬ姿に作り変えられていた。
一人そのことに気づく「世界最速の男」は、世界を元の形に戻すべく奮戦する。
しかし、最善を尽くしてなお、世界は元通りとはならなかった。
かくして、かつての世界とよく似た、それでいて新しい世界が幕を開ける・・・
というわけで、DCコミックスによる一大クロスオーバーイベント
「FLASHPOINT」(邦訳も発売中)を経て、世界はリセットされ
スーパーマンもバットマンもワンダーウーマンもグリーンランタンも
今までの歴史を捨てた「新たなヒーロー」として活躍を始めました。
全52タイトルで構成される新しい世界、それが「NEW52」であり
今回紹介する「ジャスティス・リーグ:誕生」がそのスタートとなる作品でございます。
全てのヒーローたちがルーキーになり、
そして「スーパーヒーロー」という存在自体がまだ認識されておらず
アメリカにとっての脅威となっている、そんな世界。
その世界に宇宙からの侵略者が現れることで、
バラバラに行動していたヒーローたちが、だんだんと集結していきます。
『何のパワーも持たない』性格の悪さはあいかわらずなバットマン、
己の力を過信し、軽口をたたくグリーンランタン、
人の話を聞かないスーパーマン、
鑑識官として働くフラッシュ、
アマゾンの世界から来たばかりの戦闘狂・ワンダーウーマン、
アトランティスの王、アクアマン。
そして、科学者の父を持つ高校生のアメフトスタープレイヤー、ビクター・ストーン。
・・・この物語は、この戦いに巻き込まれたビクターが
ヒーローになるまでの物語でもあるのです。
かつてない強敵を前に、それまでスタンドプレーをしていた彼らが
一つのチームとして機能していくという展開。
「もう2015年公開予定の映画版の原作、そのままこれでいいんじゃね?」と
思えるほどの王道であり、リセットされたばかりの世界であるがゆえに
ヒーロー達の関係性もこれから築かれるというところでの翻訳作が今作であるため
「バットマンやスーパーマンの名前と見た目くらいは知ってる」という人が
最初に読むDCコミックスのタイトルにもぴったりな作品であるかもしれません。
長いキャリアでさらに「見やすい」絵になり、日本人にもさらりと読めて
それでいてアメコミの魅力に溢れたジム・リーのアートも
この作品の大きな魅力となっており、まだフレッシュなヒーローたちの
若々しさを感じられるビジュアルや、シンプルなコスチュームデザインなんかも
この作品を読みやすくしているポイントに思えます。
・・・さて、次は「バットマン:梟の法廷」読まないとな・・・
一人そのことに気づく「世界最速の男」は、世界を元の形に戻すべく奮戦する。
しかし、最善を尽くしてなお、世界は元通りとはならなかった。
かくして、かつての世界とよく似た、それでいて新しい世界が幕を開ける・・・
というわけで、DCコミックスによる一大クロスオーバーイベント
「FLASHPOINT」(邦訳も発売中)を経て、世界はリセットされ
スーパーマンもバットマンもワンダーウーマンもグリーンランタンも
今までの歴史を捨てた「新たなヒーロー」として活躍を始めました。
全52タイトルで構成される新しい世界、それが「NEW52」であり
今回紹介する「ジャスティス・リーグ:誕生」がそのスタートとなる作品でございます。
全てのヒーローたちがルーキーになり、
そして「スーパーヒーロー」という存在自体がまだ認識されておらず
アメリカにとっての脅威となっている、そんな世界。
その世界に宇宙からの侵略者が現れることで、
バラバラに行動していたヒーローたちが、だんだんと集結していきます。
『何のパワーも持たない』性格の悪さはあいかわらずなバットマン、
己の力を過信し、軽口をたたくグリーンランタン、
人の話を聞かないスーパーマン、
鑑識官として働くフラッシュ、
アマゾンの世界から来たばかりの戦闘狂・ワンダーウーマン、
アトランティスの王、アクアマン。
そして、科学者の父を持つ高校生のアメフトスタープレイヤー、ビクター・ストーン。
・・・この物語は、この戦いに巻き込まれたビクターが
ヒーローになるまでの物語でもあるのです。
かつてない強敵を前に、それまでスタンドプレーをしていた彼らが
一つのチームとして機能していくという展開。
「もう2015年公開予定の映画版の原作、そのままこれでいいんじゃね?」と
思えるほどの王道であり、リセットされたばかりの世界であるがゆえに
ヒーロー達の関係性もこれから築かれるというところでの翻訳作が今作であるため
「バットマンやスーパーマンの名前と見た目くらいは知ってる」という人が
最初に読むDCコミックスのタイトルにもぴったりな作品であるかもしれません。
長いキャリアでさらに「見やすい」絵になり、日本人にもさらりと読めて
それでいてアメコミの魅力に溢れたジム・リーのアートも
この作品の大きな魅力となっており、まだフレッシュなヒーローたちの
若々しさを感じられるビジュアルや、シンプルなコスチュームデザインなんかも
この作品を読みやすくしているポイントに思えます。
・・・さて、次は「バットマン:梟の法廷」読まないとな・・・