Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

シュガー・ラッシュ

2013-03-23 | 映画
公開初日に2D吹き替え版で見てまいりました。
ファミコンとともに育ってきた世代としましては
この「ゲーム版トイ・ストーリー」は見逃すわけにはいかなかったので・・・

ビルを修理するゲーム、「FIX IT PHILIPS JR.」の悪役キャラ・ラルフ。
30年間ビルを破壊し、他の登場キャラから怖れられ、孤独を感じる日々。
「もう悪役をやめてヒーローになりたい」と思った彼が流れ着いたのは
ガンシューティングゲーム「HERO'S DUTY」の世界、
そしてお菓子の世界のカーレースゲーム「Sugar Rush」の世界。
そこで出会った『欠陥プログラム』ヴァネロペの存在が
彼を事件に巻き込んでいきます。
そしてラルフが不在の「FIX IT~」の世界もまた混乱に・・・

というのが大まかなあらすじでございます。

閉店後のゲームセンターで、コンセントを通じてゲームのキャラクター同士が行き来する世界は
完全に「僕たち世代のトイストーリー」といった感じであり、
インベーダー、パックマン、ディグダグ、Qバートといった懐かしいタイトルから
ソニック、スト2、DDR・・・と完全に我々世代狙い撃ちなタイトルも登場しています。
(てか、インベーダーやパックマンが現役で稼働してるゲーセンって・・・)

まず、予告、そして冒頭で気になった「ザンギエフが悪役扱い?」についてですが
ラウル・ジュリアの遺作になった実写版映画でもそういえば悪役扱いだったな、と
思い出したりもしましたし、やはりアメリカ人にとってはソビエトは敵扱いなんだな、と
いうことでまぁ納得はできた、ということで。

あと、キャラクターたちが言う「ターボする」の意味が
中盤になるまでわからないのが戸惑いを覚えるかもしれませんが
ストーリーの根幹にかかわる部分なので、そこはわからなさを楽しむ感じがいいのかも。


で、見終わって真っ先に浮かんで実際にTwitterでも呟いたのがこちら。

『そりゃあんなバランス調整むちゃくちゃなチートキャラ使用可能になったら人気出るわ!』

・・・ディズニー映画としてはハッピーエンドかもしれないけどさ、
ゲーム(しかもゲーセンの対戦ゲーム)であんなバランスブレイカー使えたら
先にあのキャラ選んだ方勝ちになるよな、と・・・。

あとは勝手に他のゲームのキャラ組み込んだりとかはいいのか?とか
ラストシーンはいろいろと思うことはありましたね・・・。

一部で言われていたAKBテーマ曲とか芸人声優とかはほとんど気にならなかったというか
日本の女子向けレースゲームならテーマ曲にAKB使っても違和感はないよね、とか
そんな印象でございました。

ストーリーとしての着地点はまさに王道でしたし、
アーケードゲーム好きな人にはおすすめしたい作品ですが
マニアな人はいろいろひっかかる部分があるかも・・・という
そんな作品でございましたよ。

・・・あ、同時上映は「紙ひこうき」でした。
先にYoutubeで見た作品ではありましたが、大画面で見るのもいいですね。
間違いなく主人公あの後クビになってるだろと思うけどw
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする