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神も仏も滅した朝に

2016-05-14 | 日記
13日の金曜日、しかも仏滅。
そんな日に、福岡まで足を伸ばしてまいりました。

朝から行きたい場所があったので、早いバスで行かなくてはならないものの
家から最寄の高速バス停留所へのバスがまだ走っていない。
歩けば40分。
ということで朝4時に起き、5時に家を出て途中コンビニでお茶を買ったりして
6時前に出るバスに乗って福岡・天神まで向かいます。

車内ではスマホをぽちぽちしている間に寝たり起きたり。
天神についたのは朝8時。
朝食に長崎にないもの(正確には出来てすぐ撤退した)である
松屋のごろごろチキンカレーを食べて、9時からのバスに乗って。

バスに揺られること1時間。
宗像大社へと到着しました。

天照大神の三柱の御子神、田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神を祀るこの神社は
国家繁栄と国際交流の要の地(朝鮮半島が海を挟んですぐ)として
伊勢神宮、出雲大社に並ぶ最高神「道主貴」の尊称で呼ばれ
全国の宗像神社の総本山となっております。
交通の要衝として交通安全の祈願の発祥の地となっている他、
最近ではパワースポットとしての紹介も多い神社であり
特に女神が降臨した地とされる高宮祭場は、
この国の宗教の原初の姿を今に伝える場所であるとともに
空気の感じがどことなく違う場所、という印象を受けました。

「己の行き先に迷う人」にもぴったりな場所、ということで
もう一度初心に戻るというか、己の進むべき道を改めて見出すために
(あと単純に今まで行ったことなかったので見てみたかった)
今回行ってみましたが、静かでいいところでございました。

沖ノ島から出土した国宝の数々を納めた神宝館にも行こうかと思いましたが
バスの時間が中途半端に迫っていたので今回は見送り。
しかしバス停でぼーっと待つには長すぎる・・・ということで
天神行きのバスの始発点、約3km先の道の駅まで歩いてみることに。
晴れた空の下、時折聞こえるラジオの音以外は静かな麦畑の中を歩いて
約20分で道の駅むなかたへ。
車で来てれば色々買ったんだけどねぇ、と思いつつ、お茶だけを買って
バスに乗り込み、天神へと戻ります。

さて、長崎からなくなってしまったもの、といえば
「まともな品揃えのCDショップ」。
店頭で手に入らないCDが増えたことで(通販や配信を利用すればいいのですが)
欲しいCDが手に入らない状況に歯噛みしていたのですが
天神パルコのタワーレコードで買えていなかったCDを買い、
そしてここ数号手にすることができなかったbounceを受け取って
「なぜ長崎県民はこの喜びを奪われてしまったのだろう?」と
しばし思わされもいたしました。

パルコ地下でハンバーグを食べて、IMSのアルティアムへ。
タグチ・アートコレクション しあわせの相関図」を見てみます。
現代美術コレクターである田口弘氏のコレクションから、7名の作品を
「つながり」をテーマにセレクトしたミニ展覧会、という印象であり
奈良美智、会田誠といったメジャーどころから、海外作家の作品までが
ゆるやかなつながりで展示されております。

そして天神から西鉄で大宰府まで。
まずは太宰府天満宮に参拝。
そして初めて裏手に回り、天開稲荷に参拝。
今回初めて存在を知った稲荷社でしたが、奥の院の雰囲気も良いいい神社でした。

そしてそこから歩いて・・・いく体力はないので、コミュニティバスに乗って
竈門神社に初参拝。
縁結びで知られる神社であり、太宰府天満宮でお守りの授与所はいつも見ていたのですが
参拝するのはこれが初めてになります。

太宰府の鬼門として、方除け・厄除けの信仰とともに、
修験信仰の地ともなっていた宝満山。
玉依姫命を祭神として魂を引き合わせる「縁結び」のご利益で知られるようになり
ガラス張りのおしゃれな授与所も特徴的な神社です。
恋愛だけでなく家族・友人・仕事などへの「縁」も結ぶ場所、として
多くの参拝者が訪れるほか、神前結婚式などでも有名です。
恋愛も友情も仕事も縁がほしい私としましては、がっつりとお参りしてまいりましたよ。

コミュニティバスで駅まで戻り(今回梅が枝餅食べなかったな・・・)
天神まで戻って大丸の全国うまいもの祭りをひやかし(551の豚饅に行列できてた)
バスで博多駅まで。まずはニューオープンの話題のスポット、KITTE博多を探検します。
日本郵便の運営する商業施設であるKITTEの九州初出店であり、
メインテナントはマルイ。1Fに食品コーナーを配置した構成も話題です。
家への土産を探しにきたのですが、長時間の持ち帰りには向かないかな・・・と
思われるラインナップだったので、上に上がってHMV博多でCDと本を購入。
今度はもっとじっくり時間をかけて見たいなあ、と思わせる店内でした。

博多駅の阪急地下で土産を買い、アミュプラザの丸善で本を買い、
パンパンになったかばんで気がつくと夜7時。
夕飯はバスセンターの地下にある、牧のうどんへ。

「減らないうどん」「うどんが出汁を吸うので、継ぎ足し用の出汁が入ったヤカンがつく」
という評判の博多のソウルフード、牧のうどん。
実は博多でうどん食べるのは初めてです。
(隣県の鳥栖駅のうどんは大好きなんだけど)
どうせなら本格的に、とごぼう天うどん、麺はやわ麺に。

・・・麺を口に含んだ瞬間、伝説が真実であることを直感で察知。
食べている間にどんどん膨らむ麺、減っていくつゆ。
讃岐とも長崎の細麺やわらかめの麺ともまた違う、太く重い麺。
福岡のソウルフードの「重み」を実感いたしました。

家の最寄にいくバスは満席、次のバスまであと30分以上。
紀伊国屋書店や上のゲームセンターで時間を潰し、バスへ。
・・・我が家に帰り着いたときには、23時を過ぎていました。

買ったCDは取り込み、今日聴きましたが
本のほうにはまだ手がついていません・・・
時間を見つけて手をつけていかなくちゃなぁ。
そしてまた近いうちに福岡には行きたいものです。
今度は展覧会とかで。
(秋には九州国立博物館で鳥獣戯画展!)



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