今日もヴィラン連合からゴッサムシティを救ったバットマン。
しかし、バットケイブではひとり寂しく用意された夕食を温め、
ロマンス映画を見るという毎日・・・
執事・アルフレッドは言う。
「家族をつくることから逃げるのを、おやめになってはいかがです?」
父の跡を継ぎ、刑事本部長となったバーバラ・ゴードンは
「バットマンは警察と協力し、悪の根を絶つことを考えるべき」と発表。
そしてバットマンから「お前は宿敵でもなんでもない、お前のことはなんとも思っていない」と
告げられたジョーカーは、バットマンの宿敵たるべくとんでもない計画を開始する・・・
ディック・グレイソンを養子として迎えてしまったバットマンに、
ゴッサムシティを揺るがす最大の事件が襲う。
はたしてバットマンは「家族」「仲間」と向き合うことができるのか?
前作にあたる「LEGOムービー」は、「レゴ」という題材にぴったりな
『創造すること』の大切さを伝える名作でした。
(できれば本作を見られる前にこちらを見ていただくと、いくつか気がつくこともあるかと)
そしてレゴフィグという形で商品化されているキャラクターたちの、
豪華なクロスオーバーも見所のひとつでした。
今作では前作の「自己顕示欲が強くラップとメタルが好きなバットマン」というキャラはそのままに
「レゴ」という舞台装置とコメディ色の強いストーリーでありながらも
これまでの映画でも触れられてきた以上に原作マインドをもった
バットマンの「本質」を描いた内容となっています。
バットマンと「他者」との関係性・・・
喪うことへの恐怖から家族や仲間を作ることから逃げていたバットマンが
ロビンやアルフレッド、そしてバーバラと向き合っていく過程、
そしてヴィランや街との関係性の変化も見所といえるでしょう。
さらにコミックファンにうれしいのが、大量に出るヴィランたち!
ジョーカー、ハーレィ、ペンギン、リドラー、スケアクロウ、ベイン、アイビー、
キャットウーマン、Mr.フリーズ、トゥーフェイス、キラークロックといった映画出演組に
クレイフェイス、キャプテンブーメラン(お前フラッシュのヴィランだろ!w)、
オルカ、イレイザー、キラーモス、ポルカドットマン、カレンダーマン、コンディメントキング・・・と
人気不人気A級B級織り交ぜた大ヴィラン大会となっております。
(さらに映画後半では、前作のような大クロスオーバーも!)
ファントムゾーン、孤独の要塞、ブルードヘイヴン、フェリス航空といったコミックファンに向けた単語も続々。
(ファントムゾーンの吹き替え訳は「極悪ゾーン」になってたけどファントムゾーンでいいのでは・・・)
加えてレゴバットマンという作品だからこそできるメタな視点
(これまでの映画作品への言及など)も楽しめる部分でありました。
しかし、それだけに吹き替えキャストの発表で問題になり、
それに加えての字幕上映館の少なさで多くの映画ファンに避けられたこと、
一般層に「レゴ」と「バットマン」という届きにくい題材となっている上に
お子様連れ層には強力なライバルが国内外含め多数上映されており、
初動ランキング10位外という結果になってしまったことが残念でなりません。
最寄館では吹き替え上映しかなかったので吹き替えで見たのですが、
上映前にはクオリティ面で心配されていた・・・というより完全に炎上していた
「ロビン=小島よしお」というキャスティングも実際に見てみるとまったく違和感なく
途中でギャグを入れていなければ芸人吹き替えだということを忘れるほどでした。
(おかずクラブの2名も、台詞少ないキャラだったからか違和感なかったな・・・)
これまでのバットマン映画を見られて、DCEU作品も楽しみにしているDCファンの方にも
前作を見て「ごめんレゴ映画だからって舐めてた!」と反省した方も、
そして例のあの人とか炎の目とかビルに登るのが得意なフレンズとか
ドクターの宿敵とか言われてピンとくる方も、ぜひ公開されてるうちにお早めに劇場へどうぞ。
(初週結果がやばかったので公開縮小されそうで・・・)
そして合言葉は「アイアンマンのばーか!」w
しかし、バットケイブではひとり寂しく用意された夕食を温め、
ロマンス映画を見るという毎日・・・
執事・アルフレッドは言う。
「家族をつくることから逃げるのを、おやめになってはいかがです?」
父の跡を継ぎ、刑事本部長となったバーバラ・ゴードンは
「バットマンは警察と協力し、悪の根を絶つことを考えるべき」と発表。
そしてバットマンから「お前は宿敵でもなんでもない、お前のことはなんとも思っていない」と
告げられたジョーカーは、バットマンの宿敵たるべくとんでもない計画を開始する・・・
ディック・グレイソンを養子として迎えてしまったバットマンに、
ゴッサムシティを揺るがす最大の事件が襲う。
はたしてバットマンは「家族」「仲間」と向き合うことができるのか?
前作にあたる「LEGOムービー」は、「レゴ」という題材にぴったりな
『創造すること』の大切さを伝える名作でした。
(できれば本作を見られる前にこちらを見ていただくと、いくつか気がつくこともあるかと)
そしてレゴフィグという形で商品化されているキャラクターたちの、
豪華なクロスオーバーも見所のひとつでした。
今作では前作の「自己顕示欲が強くラップとメタルが好きなバットマン」というキャラはそのままに
「レゴ」という舞台装置とコメディ色の強いストーリーでありながらも
これまでの映画でも触れられてきた以上に原作マインドをもった
バットマンの「本質」を描いた内容となっています。
バットマンと「他者」との関係性・・・
喪うことへの恐怖から家族や仲間を作ることから逃げていたバットマンが
ロビンやアルフレッド、そしてバーバラと向き合っていく過程、
そしてヴィランや街との関係性の変化も見所といえるでしょう。
さらにコミックファンにうれしいのが、大量に出るヴィランたち!
ジョーカー、ハーレィ、ペンギン、リドラー、スケアクロウ、ベイン、アイビー、
キャットウーマン、Mr.フリーズ、トゥーフェイス、キラークロックといった映画出演組に
クレイフェイス、キャプテンブーメラン(お前フラッシュのヴィランだろ!w)、
オルカ、イレイザー、キラーモス、ポルカドットマン、カレンダーマン、コンディメントキング・・・と
人気不人気A級B級織り交ぜた大ヴィラン大会となっております。
(さらに映画後半では、前作のような大クロスオーバーも!)
ファントムゾーン、孤独の要塞、ブルードヘイヴン、フェリス航空といったコミックファンに向けた単語も続々。
(ファントムゾーンの吹き替え訳は「極悪ゾーン」になってたけどファントムゾーンでいいのでは・・・)
加えてレゴバットマンという作品だからこそできるメタな視点
(これまでの映画作品への言及など)も楽しめる部分でありました。
しかし、それだけに吹き替えキャストの発表で問題になり、
それに加えての字幕上映館の少なさで多くの映画ファンに避けられたこと、
一般層に「レゴ」と「バットマン」という届きにくい題材となっている上に
お子様連れ層には強力なライバルが国内外含め多数上映されており、
初動ランキング10位外という結果になってしまったことが残念でなりません。
最寄館では吹き替え上映しかなかったので吹き替えで見たのですが、
上映前にはクオリティ面で心配されていた・・・というより完全に炎上していた
「ロビン=小島よしお」というキャスティングも実際に見てみるとまったく違和感なく
途中でギャグを入れていなければ芸人吹き替えだということを忘れるほどでした。
(おかずクラブの2名も、台詞少ないキャラだったからか違和感なかったな・・・)
これまでのバットマン映画を見られて、DCEU作品も楽しみにしているDCファンの方にも
前作を見て「ごめんレゴ映画だからって舐めてた!」と反省した方も、
そして例のあの人とか炎の目とかビルに登るのが得意なフレンズとか
ドクターの宿敵とか言われてピンとくる方も、ぜひ公開されてるうちにお早めに劇場へどうぞ。
(初週結果がやばかったので公開縮小されそうで・・・)
そして合言葉は「アイアンマンのばーか!」w