2011年3月11日から、12年が経ちました。
といっても当時からこの西の果てに住む僕にとっては
テレビの中とネットの中がすっかりわやくちゃになっていて
テレビからCMが消え、娯楽が消え、
ネット上も重苦しい空気に支配されていった時期、というくらいの
リアル感であったことは変わりはないわけで。
ただ、そうやってすべてが瓦礫と濁った海の灰色に塗りつぶされる中で
遊んだ古いゲームや読んだ本によって生かされていた感は
忘れてはいけないことなんだろうな、と思います。
いつでも、世界のどこでも、災害や戦乱は続いています。
そんな最中で心を救うのは、いつだってエンターテイメントなのではないか?と
そういった思いで娯楽と向き合ってみる。
災害に備える、とともに、そんな娯楽に感謝する一日としても
今日という日を受け取ってみるのも、いいのかもしれません。