(つい忘れがちですが)世界を代表する野生動物写真家である岩合光昭。
そんな彼がNHKで「世界ネコ歩き」を初めて、今年で11年。
コロナ禍以降は新規は国内編となっているものの、
世界各国で猫を撮りまくる日々(それ以外の野生動物も撮っています、が)
そんな世界各国の膨大な猫の写真の中から、
「こねこ」の写真を150点セレクトしたのが
今回の展覧会となります。
あらゆる動物の中でも、可愛さにおいては頂点であろう子猫。
(意見には個人差があります…が万人が認めることでもあるでしょ)
その小さな体で遊び、学び、眠る。
そして親やほかの動物、人間とも触れ合う。
そんな貴重な一瞬を、岩合さんの腕で「切り取った」作品であり
すぐ過ぎ去ってしまう儚い一瞬であるが故の輝きを
感じ取れる展覧会、となっています。
観た後家に帰って、かつて子猫だったとは思えないほどに
大きくなった猫をなでながら、在りし日の子猫姿に思いを馳せたくなりました。