本日は朝からスーパー銭湯→ランチの後に
久しぶりに長崎県美術館へ。
一人の外交官のコレクションを中心に集められたスペイン美術が魅力の長崎県美術館と
バレンシア州との姉妹都市提携で豊富なスペイン美術コレクションを持つ三重県立美術館。
この二つの美術館の収蔵品からスペイン美術の魅力と歴史を辿る企画展が
「果てなきスペイン美術─拓かれる表現の地平」でございます。
イスラム教徒からの領土回復(レコンキスタ)、
無敵艦隊(アルマダ)による植民地支配を誇った時代から
米西戦争に敗れて植民地を失い、国力が衰えていく時代…
そんな一時は世界の頂点を極めたスペインの美術史…
ゴヤ、ミロ、ピカソ、ダリといったスーパースターたちをはじめ
近世キリスト教美術の時代から、現代美術に至るまでの
多くの作品がふたつの美術館のコレクションから厳選されております。
…が、ということはつまり
半分以上の展示品はいつも常設展で見ているお馴染みの作品、であり
並びによって多少の感じ方の変化はあるものの
どうしても見知った作品だなぁ…ということで
軽く飛ばし気味になってしまってる面はあったなぁ、と
少し反省したくなる見方はしてしまったように思います。
あとは大きい彫刻って楽しそうだなぁ、と
いろいろな角度から見ながら感じたりもいたしました。