学校オリジナルテキスト補習と学校過去問について

語学教育部門です。

弊会の未成年指導における私立校希望者ならびに私学在籍者は9割を超えています。
そのため、中にはあらゆるテキストがオリジナルテキストで使用していたり、通常の学習指導要領の範囲とは全く異なる学年を超えた内容を行っていたり、ノートをとらせてそのノートが教科書兼参考書兼問題集になっているようなものや、お手製プリントが配布され、それをファイリングしてテキストにしていくものまで様々ございます。

私学で主に使用されている専用の教材で体系的に行っていくところも少なくないものの、学校オリジナルも年々増加しています。

それらにつきましては、文部科学省検定済教科書の範囲ではなく、さらにテーマと問題と最終回答のみのようなもの、小中高校生場合によって予備校生の学習者が充分にノートがとれていないものを分析し、補っていくものまでありますので、その場で拝見し場当たり的な指導を行うことは極めて難しいということをご理解して頂きたく思います。

そのため、上記のような内容で行う場合、学校のテキストないしプリントの講師用のコピーの支給をお願いしています。進度がわかっている場合、シラバスの申告などもあわせてお願いしています。ごくたまに大量にまとめて貸し出しされて、コピーしてもいいですよ、といった話もございますが、基本として「コピーの支給」または2冊購入できる環境でしたら、1冊用意したものの支給でお願いします。必須としては受講中の教科の分のみです。あとは任意です。

市販やネットで調達できるものではない、ということもございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

同様のことが、中学高校受験で、代表的な過去問業者から販売されていないような、小規模の学校の過去問にも言えます。市販やネットで入手が困難なものが多くありますので、保護者が学校説明会その他で入手したものをコピーして、指導の際に参照するためにコピーについて講師に現物支給で渡すということでお願いしたいと思います。

私どもでもあらゆるルートで収集を行うものの、それらを補足するためでありますので、原則として上記のように保護者調達でお願いしています。

講師が代行で販売のない過去問の学校へ取りに行くといったことは、行っておりませんのでご注意ください。海外在住でオプションで入試準備にかかわるサービスを依頼された、といった別途料金がかかる特別メニューを依頼された方以外は、保護者が調達して、コピーしたものを講師に事前に渡し、それを分析していたものを通して、次回以降の指導で使用し、活かすということで行っていきます。

以上につきまして何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。

【告知】室内熱中症に注意をお願いします

語学教育部門です。

訪問指導、家庭教師を行っている部門から、個人会員並びに入会希望者向けにお伝えします。

暑い日が続いております。いかがお過ごしでしょうか。
夜も室内熱中症になりやすい時期ですので充分にお気をつけくださいませ。

さて昨今、東京都内でも40度近い日が続いており、室内では40度を超えるということも出てきております。弊会では「場所が自由になる個別指導」を提唱していますが、それでも教場は管理上も固定になるようにしております。当方で指導場所として認めないところと致しましては、

・青空教室になるような、雨、風、直射日光が防げないところ。
・その場所もしくは屋外指導でも建物内付近にトイレがないところ。・・・です。

上記ではラボがサービスをご提供するための学習環境として不適と判断し、行わないとしています。

実は今月に、室内40数度になっているところで学習指導を行ったうえ、振替や学習相談といったことを空調や通気口が充分でない完全に締めきった玄関先で、数十分にわたり立って行ったことで、講師が体調を崩した話が報告されました。

殆どのお宅では、過去、現在に至るまでこのようなことはございませんでしたが、一部の方で見受けられたため、告知せざるを得なくなりました。

私どもでは、上用賀の事務局で行うレッスンにつきまして、来所者から冷暖房費は徴収しておらず、人によっては冷暖房を一年中0.5度単位でできるため温度調整をしていたりします。また訪問学習指導においても、通常のレッスン+交通費実費のみで行っている現状があります。

訪問学習指導において、環境整備はご家庭で行っていただいているのですが、現状のような気温40度近くになっている時間帯は特に、通常の学習環境の整備として、冷房もしくは除湿、これがエアコンでなく扇風機であったとしても行われているという認識でおります。

それが全くの密室にして室内エアコンを長時間切っておき、気温をさらに上昇させたところで、数十分そこに立たせるということは、訪問者の健康阻害に繋がりますので、充分なご配慮をお願いします。著しく度を超えている場合、当方の判断で訪問指導を中止させていただくこともございますので、ご了承くださいませ。

また訪問レッスンでは、学校の補習進学では特に1回2時間です。それに講師の往復がございますので、講師拠点や上用賀で行えば1回2時間のところを、訪問の場合は1回のレッスンを行うに当たって、平均的に4時間を超える時間拘束が発生している、という認識は持っていただきたいと思います。実際には片道2時間以上のところもございますので、もっと時間が長くなることもございます。

そういうなかで、講師がトイレを借りたいというのを拒否して、そこから10数分歩くコンビニや駅に行ってくるように、といった話があった場合、それが判明した時点で、当方では訪問指導は不適当とみなす、という措置をとらせていただくことがあることは予めご承知置きくださいませ。過去に一、二度ございましたので、告知させていただきました。

ごく一部の方の話であり、大多数の皆さま方には関係なかった話とはいえ、ルールの明確化という意味でも必要と考え告知しました。何卒よろしくお願い申し上げます。