今年もあと残り3日。
今年一年を振り返ってベスト3を挙げてみます。
小説:
『1Q84』村上春樹
『横道世之介』吉田修一
『ねたあとに』長嶋有
『1Q84』は、久しぶりにがっつり小説を読む愉しみを味わった。
週末に時間を取って集中して読んだ。
吉田修一は、文庫になった『悪人』もよかった。
『横道世之介』は、主人公の名前がタイトルなんだけど、登場人物のキャラクターが印象強く残った。
長嶋有は、ディテールを描くのがうまい。人里離れた山荘を舞台にして、ケータイもつながらないシチュエーションを逆手にとって現代を描く。
ノンジャンル:
『ニッポンの思想』佐々木敦
『通勤電車で読む詩集』小池昌代編
『〈狐〉が読む入門書』山村修
『ニッポン~』は、80年代~00年代の批評の流れを交通整理。
90年代、00年代を歴史化する評論は、近年けっこうあるが、本書は中でも分かりやすく整理されていて、勉強になった。
『通勤~』は、いろんなタイプの詩をつまみ食いできてよかった。
新書版で現代詩のアンソロジーを出してしまうというのもチャレンジングで面白かった。
〈狐〉の書評は、ブログで書評めいた読書感想文を書いている者にとって座右の書。
雑誌:
「渋カフェ」
「日経ビジネスassocie」
「週刊プロレス」
「渋カフェ」は、渋い喫茶店を紹介するムック。
眺めているだけでも幸せな気分になれる。
「associe」は、図解とかきれいで見やすい。
ビジネス誌チェックする人間になってしまいましたね。
「週プロ」は、横須賀選手の動向を立ち読みでチェックしてる。
ZERO-1の試合を見に行ったとき、紙面に写っていたので、その号は買いました。
ベストアルバム:
bookerT 『evergreen』
ray bryant 『solo flight』
斉藤和義『月が昇れば』
ブッカーTの「JAMAICA SONG」が蒼井優が出ている「午後の紅茶」のCMで使われていて、めちゃくちゃいい曲。
アルバムがCD化されていないからアナログ版で買った。
今年はJAZZをけっこう聴いた。
どうもジャズ・ピアノが好きみたいだということが分かった。
なかでもレイ・ブライアントは気に入ったミュージシャン。ジャケも愛嬌あっていいんだ。
斉藤和義については言うことなし。いい歌。
ベストソング:
木村カエラ「マスタッシュ」
斉藤和義「おつかれさまの国」
ユニコーン「HELLO」
木村カエラは、通勤電車のウォークマンで聴くと元気でますね。
なんだかフツーのJポップリスナーみたいですが。
「おつかれさまの国」は、作詞が本人ではなく、アルバム未収録だが、ホントいい曲。
ありふれた「おつかれさま」が、特別の響きで聞こえる。
ユニコーンはまさかの再結成をした。
「HELLO」はそんな状況をリンクする歌詞で、グッと来た。
奥田民生のソロにはないキャッチーさがユニコーンにはあって、そこもいい。
展覧会:
「ジョルジュ・ビゴー展」in東京都写真美術館
「引込線」in西武鉄道旧所沢車両工場
「‘資源’としての〈炭鉱〉展」in目黒区美術館
今年も色々と観ました。
空間を味わうというか、実際に作品の前に身を置くことが重要なんじゃないかと思います。
映画:
「シャイン・ア・ライト」in早稲田松竹
「サマーウォーズ」in Tジョイ大泉
「扉をたたく人」inシネマ・ジャック&・ベティ
美術展に較べて、映画館に行く回数が減った。
2時間拘束されるよりも、自分のペースで観れる美術展の方が楽なんだよな。
映画館の「空間に身を置く」ということも大事だとは思うんだけど。
以上、今年刺激を与えてくれたモノたちに感謝。
来年も、未知のオモシロイモノたちに出会えることを願う。
そして、当ブログの駄文に今年も付き合ってくれた皆様、
どうもありがとう。
来年もよろしくお願いします。
今年一年を振り返ってベスト3を挙げてみます。
小説:
『1Q84』村上春樹
『横道世之介』吉田修一
『ねたあとに』長嶋有
『1Q84』は、久しぶりにがっつり小説を読む愉しみを味わった。
週末に時間を取って集中して読んだ。
吉田修一は、文庫になった『悪人』もよかった。
『横道世之介』は、主人公の名前がタイトルなんだけど、登場人物のキャラクターが印象強く残った。
長嶋有は、ディテールを描くのがうまい。人里離れた山荘を舞台にして、ケータイもつながらないシチュエーションを逆手にとって現代を描く。
ノンジャンル:
『ニッポンの思想』佐々木敦
『通勤電車で読む詩集』小池昌代編
『〈狐〉が読む入門書』山村修
『ニッポン~』は、80年代~00年代の批評の流れを交通整理。
90年代、00年代を歴史化する評論は、近年けっこうあるが、本書は中でも分かりやすく整理されていて、勉強になった。
『通勤~』は、いろんなタイプの詩をつまみ食いできてよかった。
新書版で現代詩のアンソロジーを出してしまうというのもチャレンジングで面白かった。
〈狐〉の書評は、ブログで書評めいた読書感想文を書いている者にとって座右の書。
雑誌:
「渋カフェ」
「日経ビジネスassocie」
「週刊プロレス」
「渋カフェ」は、渋い喫茶店を紹介するムック。
眺めているだけでも幸せな気分になれる。
「associe」は、図解とかきれいで見やすい。
ビジネス誌チェックする人間になってしまいましたね。
「週プロ」は、横須賀選手の動向を立ち読みでチェックしてる。
ZERO-1の試合を見に行ったとき、紙面に写っていたので、その号は買いました。
ベストアルバム:
bookerT 『evergreen』
ray bryant 『solo flight』
斉藤和義『月が昇れば』
ブッカーTの「JAMAICA SONG」が蒼井優が出ている「午後の紅茶」のCMで使われていて、めちゃくちゃいい曲。
アルバムがCD化されていないからアナログ版で買った。
今年はJAZZをけっこう聴いた。
どうもジャズ・ピアノが好きみたいだということが分かった。
なかでもレイ・ブライアントは気に入ったミュージシャン。ジャケも愛嬌あっていいんだ。
斉藤和義については言うことなし。いい歌。
ベストソング:
木村カエラ「マスタッシュ」
斉藤和義「おつかれさまの国」
ユニコーン「HELLO」
木村カエラは、通勤電車のウォークマンで聴くと元気でますね。
なんだかフツーのJポップリスナーみたいですが。
「おつかれさまの国」は、作詞が本人ではなく、アルバム未収録だが、ホントいい曲。
ありふれた「おつかれさま」が、特別の響きで聞こえる。
ユニコーンはまさかの再結成をした。
「HELLO」はそんな状況をリンクする歌詞で、グッと来た。
奥田民生のソロにはないキャッチーさがユニコーンにはあって、そこもいい。
展覧会:
「ジョルジュ・ビゴー展」in東京都写真美術館
「引込線」in西武鉄道旧所沢車両工場
「‘資源’としての〈炭鉱〉展」in目黒区美術館
今年も色々と観ました。
空間を味わうというか、実際に作品の前に身を置くことが重要なんじゃないかと思います。
映画:
「シャイン・ア・ライト」in早稲田松竹
「サマーウォーズ」in Tジョイ大泉
「扉をたたく人」inシネマ・ジャック&・ベティ
美術展に較べて、映画館に行く回数が減った。
2時間拘束されるよりも、自分のペースで観れる美術展の方が楽なんだよな。
映画館の「空間に身を置く」ということも大事だとは思うんだけど。
以上、今年刺激を与えてくれたモノたちに感謝。
来年も、未知のオモシロイモノたちに出会えることを願う。
そして、当ブログの駄文に今年も付き合ってくれた皆様、
どうもありがとう。
来年もよろしくお願いします。