リンムーの眼 rinmu's eye

リンムーの眼、私の視点。

座右の銘メーカー

2010-01-25 | Weblog
先日、同僚との飲み会で「座右の銘メーカー」というオモシロサイトの話題に。
名前を入力すると、任意の座右の銘が表示されるというもの。

さっそくその場で同僚全員の座右の銘を出してみると、意表を突く文言が出てきたりして、けっこう盛り上がりました。

ちなみに私は上記のような結果。
思い切り「当たってる!」と言われてしまいました。
どうもそういう周囲からの評価みたいです。

是非みなさんも自分の名前で試してみてください。

http://usokomaker.com/zayu/

国語辞典の名語釈

2010-01-23 | book
辞書を「読む」人がいる。

武藤康史著『国語辞典の名語釈』(三省堂)を読む。
主に明治から戦前の辞書をひもとき、語釈の変遷を紹介する一冊。
辞書を味読するとは、かなりマニアックな読書だ。
だが、ことばの深奥に分け入っていくようで、面白い。

同時代の他辞書と比較したり、改訂ごとにどのように語釈が整理されていったかなどを
分析したりする。
見出し語を歴史的仮名づかいから現代仮名づかいに改める際、編者は「英断」と記していた、など日本語の歴史が垣間見れて興味深い。

辞書を面白がる本は、他に『新明解国語辞典』の語釈のユニークさを“発見”した、『新解さんの謎』(赤瀬川原平著)/『新解さんの読み方』(夏石鈴子著)などがある。
“新解さん”は、数年前に梅佳代ともコラボレートしていたし、比較的知っている人も多いのではないか。

面白い語釈にツッコミを入れていくスタンスの元祖に芥川龍之介がいる、ということを本書で知った。
芥川龍之介の断片的な随筆に以下のような一文がある。

「これは「言海」の猫の説明である。
「ねこ、(中略)人家ニ畜フ小サキ獣。人ノ知ル所ナリ。温柔ニシテ馴レ易ク、又能ク鼠ヲ捕フレバ畜フ。然レドモ竊盗ノ性アリ。形虎ニ似テ二尺ニ足ラズ。(下略)」
 成程猫は膳の上の刺身を盗んだりするのに違ひはない。が、これをしも「竊盗ノ性アリ」と云ふならば、犬は風俗壊乱の性あり、燕は家宅侵入の性あり、蛇は脅迫の性あり、蝶は浮浪の性あり、鮫は殺人の性ありと云つても差支へない道理であらう。按ずるに「言海」の著者・大槻文彦先生は少くとも鳥獣・魚貝に対する誹謗の性を具へた老学者である。」

やはりシニカルな文系ノリの代表格なんだなあと再認識させられた。

パソコン検索で容易に情報が手に入る時代だが、積年の智が凝縮された辞書を見直してみようという気になった読書であった。

※芥川龍之介の引用は青空文庫「澄江堂雑記」より

賀正景

2010-01-20 | photo
遅ればせながら賀正景。
あまりおめでたい光景は撮っていないことに気付きます。






(GR DIGITAL)

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OFF LIMIT景

2010-01-20 | photo






OFF LIMIT、立ち入り禁止区域を裏返して、
高架下の自由空間にしてしまう試み。

空間を変容させる光景を歩きながら見つけるとうれしくなる。

揮毫パフォーマンス

2010-01-10 | Weblog
揮毫パフォーマンスを見た。

『三人の書道王子と筆文字を楽しもう』(廣済堂出版)の出版イベントで行なわれていた。
“書道王子”ってのがいるんですね。若手の実力派書道家らしい。

漫画「とめはね!」や石川九楊の著作などを読んで、書に対する興味を以前から持っていたので、揮毫をナマで見れてよかったです。



筆跡の大胆さと繊細さ、コントロールできないものをコントロールしようとする筆の動き、墨の美しさ、などを味わうことができた。



三人三様の書体で、個性の違いがあり、面白かった。
レコード屋のインストアイベントはよく行ってるけど、書店のインストアイベントもあなどれないな。


母校のイルミネーション

2010-01-07 | photo


母校の校舎の中庭で、ライトアップがあったそうだ。
僕はもちろんそこに居合わせたわけじゃないが、副校長が記録していたので、ここに勝手に転載する。





幻想的でよい。
見慣れた光景が新鮮に見えて、感動した。
今時の高校生は気の利いたことをするもんですね。

居残っていた人しか見れないという、ミッション感がいいな。

新年

2010-01-04 | Weblog


明けました。
おめでとうございます。
駆け足で過ぎていった感のある00年代に続く10年代は、いかなるディケイドになるのでしょうか。
自分なりの視点で定点観測していきたいと思います。

まずは、年末年始の行動。
昨年同様、横須賀のYTYで新年を迎えました。


年越しそばをたいらげる。えびがしっかりしてる。


カウントダウンでクラッカーを鳴らす。ふたの裏に福助が。


新年一発目の170CM-JACKのLIVE。真島昌利「こんなもんじゃない」のカバーを初披露。個人的にも思い入れがある曲なので、聴けてよかったです。


その後、近所の神社に移動し、初詣。神主変わってからかなり商売ッ気のある神社になりました。
甘酒飲んで解散。

今年も、頻度・話題ともにランダムな更新になると思いますが、気長によろしく願います。