令和5年4月28日（金）晴れ 23.4/10.3℃
今回の金曜登山は、広島県世羅町の女鹿山ー男鹿山等を周回する登山でした。
矢野中央公園に集合して、M石さんの車に乗車。
東広島呉道路ー山陽自動車道を通り、広島空港からフライトロードや
世羅町のフルーツロード、ふれあいロード、県道403号線等を経由して、
世羅町青近の円満寺前に駐車しました。
円満寺の鐘楼側に女鹿山への登山口が有り、旧棚田跡を見ながら林道を登ります。
林道の峠の女鹿山分岐から尾根道を登り、山頂が近くなると、
綺麗に整備された広いヒノキ等の植林帯になりました。
植林帯には踏み跡は有りませんが、要所にピンクリボンが有り、
辿って行くと、山頂に無事到着しました。
山頂は恐竜のような岩石が横たわる、玄武岩の岩峰でした。
火山岩で出来た柱状節理も見られました。
360度植林帯に囲まれて、視界は無く、すぐに分岐へ下りました。
分岐では、林道が集落へ下っていましたが、山側に高鉢山への近道らしい細い道が有り、登りました。
途中、少し荒れてはいましたが、高鉢山や神山へのコースに出会い、
標識も有り、上下町矢野の高鉢山に向かいました。
高鉢山は高鉢城の城跡で、堀切や二の丸跡らしい地形が見られましたが
山頂の本丸跡は、更に急斜面を登りました。
城跡の山頂には三角点は無く、小石の囲いが有るのみでした。
高鉢山分岐へ戻り、（矢野）神山に向かいました。
神山 690.6m 四等三角点
神山山頂には、古い石碑の祠等が残り、奈良時代頃から？、
地元の矢野神山として深く信仰されていたようです。
神山から高鉢山分岐迄戻り、次に登る男鹿山の登山口を目指します。
予定では586mピークの分水嶺を通り県道へ下りる予定でしたが、
途中の小ピークを直進し、踏み跡を辿り直接、県道403号線に下りました。
県道を下り、府中市から三次市に入り、暫くして三次市から世羅町に入りました。
世羅町に入ると峠に達し、分水嶺の看板や、男鹿山北登山口に到着しました。
男鹿山北登山口からは丸太の階段がジグザグに長く続き、結構疲れました。
男鹿山山頂付近には、自然観察路がロープで案内されていました。
現在、まだ楽しめる花は殆ど見当たりませんでした。
男鹿山 標高633.7m 三等三角点
山頂からの北側の景色は素晴らしく、大万木山、猿政山なども良く見えました。
山頂からは、丸太の階段がジグザグに続いていました。
男鹿山東登山口に下る直前には、遠い過去の火山噴火で出来た角礫岩・玄武岩
等が露出して出来た、昇竜岩、壁岩、玉岩等の天然記念物が有り、
世羅高原の長い歴史が感じられました。
男鹿山東登山口に下山後、県道403号線を辿り、円満寺前の駐車地に全員無事に戻りました。
皆さん初めてのコースでしたが、男鹿山からの景観、色々な山野草にも会え
楽しい周回登山でした。
計画や、長距離運転して頂いたM石さん、有難う御座いました。
行程
10:30 円満寺前P登山口出発
10:31 女鹿山登山口
11:08～11:15 女鹿山山頂 624m 四等三角点
11:25 女鹿山登山口高鉢山分岐1
11:45 高鉢山分岐2
11:57 高鉢山（高鉢城跡） 588m
12:07 神山分岐
12:18～12:56 矢野神山山頂
13:13 神山分岐
13:55 県道403号線合流
13:58 府中市上下町→三次市宇根 市境界
14:18 586m分水嶺コース分岐
14:19 三次市宇根→世羅市世羅町 市境界（分水嶺）
14:20 男鹿山北登山口
14:45～14:54 男鹿山山頂 633.7m
15:08 玉岩・昇龍岩・壁岩
15:13 男鹿山東登山口へ下山、県道403号線合流
15:20 円満寺前P到着
参考データ
歩行総数 約14,000歩
歩行距離 約6,630m
歩行時間 約4時間50分（休憩、昼食含む）
累積標高差 約580m（＋／－）
男鹿山・女鹿山等周回登山MAP（赤線が今回の軌跡、青線は車移動）
男鹿山・女鹿山等周回登山断面
（つづく）
