すでに見慣れた光景。
ゴミ箱に捨てられたパン。もう、もったいない、ひどいことをするドイツだ、なんて思わなくなった。
近くに寄って撮影。あれれ・・・全く食べずに捨ててしまった?
カメラをゴミ箱に突っ込んでさらに撮影。
何か挟んであるぞ。ううむ。ここは子供たちが大勢乗り降りするバス停だから、きっとその子供の一人が捨てたのだろう。
お母さんが作ってくれた軽食だろうか。全然食べずに捨ててしまったのは、食べずに持って家に持って帰るのが気まずいからだろうか。
ちょうど、おなかがすいていた私。取り出して食べたくなる衝動を抑えた。ゴミ箱のビニール袋は清掃しやすいように毎回替えている様子だ。たいして汚れていないだろう。接しているのはビニール、広告の紙だ。きっと大丈夫だ!
うううっ、食べたいっ。何が挟んであるのかな、ウチでは食べないものかもしれないぞ、ああっ、試してみたい!
どうにか、食べないでその場を立ち去ることができた。
あはは~
誰も通らなかったら、もしかして、ゴミ箱から取り出すくらいはしていたかもしれない。
ゴミ箱に捨ててあるデポジットつきのペットボトルを集めている人たちをよく見かける。
彼らもこうした食べ物ゴミはさすがに口にしないだろう。よかった、私も食べなくてっ