怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ウサギジャンプ大会

2012年03月31日 | 近隣の人たち
暖かくて気持ちの良かった先週の週末、自転車で近所をうろついていたときに見つけた看板。
ウサギしか描かれていなかったが、すぐに私はわかった。
「ウサギジャンプ大会」が開催されていると。

テレビや新聞でニュースになっているのをたびたび目にしていたからだ。
ペットのウサギがいかに障害物をきれいに飛び越えるか、という競技会。





参加者はほとんど女の子。ウサギも愛玩動物として人気があることをここで知った。



大きなカメラを持った人たちは報道関係者かしら。こうした小さい街の小さい行事にたびたび見かける。

はい、今晩のニュース番組か、明日の新聞に載るかな、ウサギさん!

もうすぐ復活祭。ウサギ、大活躍のこの頃。



井の頭公園から応援が来た

2012年03月28日 | 動物

数日前の朝のこと。
お餅に小豆あんこを添えて食べていた。
義母がやってきて「そんなものを食べて大丈夫か」と尋ねた。
何度も経験している。私の日本食を見て「大丈夫か」と心配する義母。
私が日本で生まれ育った日本人であることを忘れているとしか思えない。
それほどまでに私がドイツに適応していると感じているのか、義母。

お義母さんよ、心配してくれてありがとう~
でも、あんこはちゃんとした食べ物なんだよ~いい加減日本食を理解して欲しいよ~

で、来ました。井の頭公園のリスから応援が。
えへへ。ありがとう、リスと撮影・吹き出し作成者のBARUOQUEさん

泣く子も黙る

2012年03月27日 | 頑張って食べる
日本の仲良し、ツキホシさんから爆笑メールをもらった。
彼女の小学校3年生になる息子さんの話。

今日は食事の時に、りすさんの話をしました。
「毎日のようにケーキなんだって~!」
と言うと、はじめは目を輝かせた息子もさすがに
「夜ごはんがケーキだけ」
「ご飯は牛乳で炊いてジャムをつけて食べるんだって」
というと、無言になりました^^;

何かリアクションがあったらそんなにおかしくないのだが、無言になった、というところが私に大うけっ
この体験が彼にトラウマとなったらどうしようっ。
将来この子が、ドイツと聞くとなぜか不安になるとか、ドイツ人と知るとなぜか吐き気がするとか、
ドイツ語だけはどうしても学ぶ気になれないとか、挙句の果てには会社にドイツ赴任を命じられたら拒否して首になるとかっ
いろいろ頭の中で想像して一人で笑っている私、ああ、ごめんごめんっ


以下は、先日日曜日の午後のケーキ。
義母のチーズケーキをいただいたのはこの日が初めてだ。街中のカフェでたまたま食べたチーズケーキがえらくおいしくて感動したので(ただし大きすぎて最後は必死に食べつくしたが)このチーズケーキにも期待した。



果たして・・・
駄目だった。

「冷やすともっとおいしいかもしれませんね」
まだ生暖かいので、そのように義母に感想を言うと
「これは冷やさないで食べるものです」と、彼女はきっぱり。
そうか、チーズケーキ、生暖かいのを食べるのか、ウチはっいや、ドイツの家庭はっ!?

ノルマ、ふた切れを必死に食べたぞ。




酢味の肉

2012年03月26日 | 頑張って食べる
先日の夕方、りす部屋でごろごろとしていたときに階下の義両親に呼ばれた。
「○○を食べたことがあるかっ~!」
聞き取れなかったので降りていくと・・・・

見るからに無理そうな肉の瓶詰めが用意されてあった。
豚のアスピックだそう。義母が言うには豚の頭と足を酢・塩・コショウで味付けしたものだとか。
酢って・・・すっぱいのか、この油まみれの豚っ~?




パンの上に載せて食べる。
恐る恐る口に入れると・・・やっぱり酸っぱい。不味くはないが、一口で十分だ。
「きょ、今日はこれだけでいいです、次回はもう少し食べることができると思います
と、丁重に断った。

義両親たちは、400グラム入りのこの製品を二人で4分の3ほど空けていた。
一人150グラムの豚の脂肪を摂取かぁ
さすが、肉食人種だな、って少々感動。

添えられた500mlビールは3人で消費。
私は150ccほど。義母もあまり飲めないのでお付き合い程度。
ドイツなのに、ビール消費量は極端に少ない我が家さっ







また来た、ヘリコプター

2012年03月24日 | いろいろ
近所にまたドクターヘリが来た。ここに住んでからすでに3度目の目撃だ。


2ヶ月ほど前に来たときは、興味深そうに眺める私にパイロットは関心を持ったのか、呼ばれてヘリコプターの中を見せてもらった。さすがに写真撮影は遠慮したが。

この周辺はそんなに急病の患者が多いのか?
救急患者を受け付ける大きな病院は車で10分ほどの近さだ。地域的に公共交通機関がほとんどないので、どの家庭も自動車を1~2台所有しているはずなのに。
派手にヘリコプターで運ばれるのは私は嫌だなあ・・・・

この目撃日から数日後、義母はその総合病院に弟を見舞いに行った。
なんでもはしごから転落して左腕全体を複雑骨折したらしい。一人で家にいたら、車を運転することも不可能だろう。
ヘリコプターが来たかもしれない・・・・

離陸の様子を撮影した。患者を搬送しているかどうかはわからない。
私は階下で料理をしながらの作業だったもの。












次回、近所に来たら、内部撮影に許可をもらうことにしようっと。
ああ、人生はブログ記事さぁぁ~









店内撮影お断り

2012年03月23日 | 風景
義父も夫もそれぞれきちんとした書斎を持ってコンピュータで仕事をしているのに(義父の場合は銀行口座管理、家計簿とか確定申告、世界に散らばる古い友人とスカイプで会話)私にはなかった。
不適切なりす部屋で長時間PC作業をしているので肩こりや腱鞘炎を繰り返していた。そういうわけで夫が「りすにPC机を買おう」と提案した。

一緒に家具屋に見に行った。
店内で夫が私にカメラを持っているかどうか尋ねた。目星をつけた品を自宅で検討するために撮影しておこう、と言うのだ。
「お店で撮影していいのですか?」と私が訪ねると、いいのだそう・・・・そ、そうかな?
ともかく、店員二人がいる前で堂々とこれらの写真を撮影したのだから、このときは良かったのかもしれない。



ドイツの家具店(家具に限らないが)は日本のそれより乱雑に商品を並べている印象だ。
ところが、それらの家具類が各家庭に入ると、抜群のセンスできれいになっちゃうのだから、凄い。
日本の場合は逆のような気がする。お店では感動するくらいきれいなのに、家に備えられると見劣りがする、と。

夫と外出時に私がやおらカメラを取り出して撮影すると、彼は嫌がるのだが、このときは特別だった。
許可つきの店内撮影、関係ないところもついでに撮っちゃったぁ!



この、エスカレータの間に商品を並べる感覚、理解できない。
第一、危険ではないか?動いている間にさっと取り上げて買うか買うまいか決定するのだ。
ドイツ人はそれが可能なのだろうな。ああ、人種の違いはいろいろな面で大きい。





仲間たちの紹介

2012年03月18日 | いろいろ
日本の生活とは違った苦労の多いここの生活だけど、インターネットのおかげでたくさんの仲間の応援で私は生かされている。
すべてを紹介することはできないが、ときどき彼らの宣伝を兼ねて載せてみたいと思う。

東京在住のBAROQUEさんは猫が好きなはずなのだが、最近は井の頭公園でリスの撮影に凝っているようである。

らぶりぃなリスの様子をこのようにして掲載している・・・
ドイツの日本りす、ってもちろん、私のことだよな、うほほ~、井の頭公園のリスさんたち、ありがとうよっ あ、撮影と写真中のコメントはBAROQUEさんのものだぞ、ありがとう

これは去年秋にドイツに婚姻移住したNさんのブログだ。このNさんを私は2011年10月16日の記事で紹介している。「心拍数が上がるブログ」

まだNさんとはお会いしたことがないが、今までのメールのやり取りの内容や、このブログのタイトル「でかいのと暮らしてみた」だけを読んでも彼女の性格の一部を垣間見ることができ、わくわくする。
ドイツ生活に不安がいっぱいだった様子だったが、ブログの内容では結構楽しんでいるように感じる。
おしゃれ系、子育て系、などとはまた違った味わいのあるこのブログ本文を読んで欲しい
「でかいのと暮らしてみた」


九州在住の紅香(アカリ)さんには手作りの梅干をいただいたりして、大変お世話になっている。
胃腸を悪くしている現在の私には本当に彼女の存在を無視できない。
そんな紅香さんが今月からネットショップを開店した。ツキノアカリ
彼女の商売繁盛をここから祈願しているわたしだ。あれだけ上手な梅干を作るのだから、ブレスレットも相当上質なものとなるだろう。

読んでいる皆さま、どうぞよろしくお願いします。





今年も野菜作りが始まる

2012年03月17日 | ここの生活
日中の気温が15度を超えることが何日か続いた。
先月は氷点下10度を下回る日々が続いたのを考えると、本当に春が来たようだ。
まだまだ気温が下がる可能性があるのだが、義両親はすでに春の準備を着々と進めている。

温室(サンルーム)に置かれていた植物の芽。

いつ種まきしたのだろうか、トマトらしい。

トマトに限らないのだが、移植や水遣り、天気の心配など、野菜作りは大変だぁ。見ているだけの私もどきどきするぞ。
買ったほうが、安いんじゃあないのぉ~って、言ってみたいが、彼らもその点は十分承知しているのだろうし。


鳥たちも暖かくて嬉しそうだ。雪の中をこの餌台でついばんでいたときより余裕のある態度に見える。

春、万歳。

スープだけお付き合いした。

2012年03月16日 | ドイツバイエルン家庭料理
これもバイエルン地方独特の料理かどうかわからないが、また、以前の記事にしているかもしれないが、
念のために、何度でも登場させることにする。
レンズマメのスープとソーセージ、付け合せのパン。

レンズ豆のスープは私は好きなので、少しだけいただいた。スープ自体も、油分たっぷりなので、少しの量でおなかがいっぱいになってしまうのだ。
義両親はこのスープにこの黒っぽいソーセージをスープの中で切って食べるのだ。
私はこのソーセージの匂いがだめである。このスープを調理するときにいっしょに入れて暖めるのだが、
そのときに漂う香りの肉臭さ。これは子供のころから慣れている人ではないと「いい香り」に感じないのだろう。
また、食べるのも苦労する。油分・塩分たっぷりなのか、私はいつもこの一本の5分の一くらいいただいたところでお手上げになる。
この日、4本出ていたソーセージは1本しか消費されなかった。義両親たちが半分ずつ食べた様子。
義母は「一人一本」の予定で用意したのだろうなぁ。自分でも1本食べられないのに、どうして4本も?!
パンにはバターがたっぷり。これも私は無理である。



これはクリームチーズに卵や小麦粉を加えて練り、油と砂糖と牛乳を敷いた鍋に入れて膨らませる料理。
ウチではこれに自家製梨のシロップ漬けを添えて食べる。デザートでなく、スープのあとのメイン料理である。

脂肪率40パーセントのチーズを使ってる上にさらに油脂を絡ませて作る料理だが、意外と食感はあっさりしている。
夫はソーセージが大嫌いだが、こうしたお菓子のような料理は大好きである。

蓋を開けてしばらくするとしぼんでしまうのが悲しい。
ま、私は食べないのだけど!!

消化器官がここ2ヶ月、おかしくなり続けなのできっぱりと遠慮した。
私が食べたのは、朝に作っておいた大根の煮物、切り干し大根の炒め煮、ご飯と梅干。
ああ、おなかに優しい、おいしい昼食だったぁ





近所の様子

2012年03月11日 | 近隣の人たち
半年ほど前に撮影した写真を使ってブログ記事。
書こう、書こうと思いながらそのままになっている内容は数知れず!
「ブログ記事にしていいですか?」と許可を取った知人、友人のこともたくさんあるのに・・・

2011年10月に撮影。

この光景は2008年10月にもブログ記事にしている、「羊飼い」。
初めて目撃したときは感動のあまりカメラを持って走って近づいたものだが、次第に慣れてくると、普通の光景になってしまう。

おや?羊飼いの兄さんは同じ人物だが、犬の色が違うぞ。
2008年に撮影された犬は、すでに引退か亡くなってしまったのだろうな、当時もかなり疲れていた様子だったし。

さて、以下は近所の酪農家の牛舎の様子。
寒い時期は窓を閉め切っているのだが、暖かいとこのように観察できる。

人が来るとうれしいのか、こちらに顔を向けて愛想を振りまいているように見える。

意外なことなのだが、この牛舎、汚い。ドイツというと、何でもきれい、って先入観が、私にもいまだにある。

この牛たちは前出のヤギや羊のように時々外を散歩することもなく、生涯をここで繋がれたまま過ごすのだろう。
乳牛の悲惨な一生は検索するとたくさん出てくる。
私は「健康のために牛乳をたくさん摂取しよう」という考え方には反対なほうなのだが、
何しろ、乳製品ですでに何世紀も生きている地域に暮らしているものだから、しかも、その食文化にどっぷり浸からざるを得ないドイツ人主婦との同居だから、一日の摂取量は日本の日本人より高くなってしまっている。
義父など「アジア人には乳糖不耐症が多い」と半ば軽蔑したような口調で言うことがある。寒冷地の貧しい食文化に誇りを持ちすぎた結果が他民族への八つ当たりかい?
ちなみに、私の愛読サイトを紹介。「生活習慣病を予防する食生活」

牛がかわいそうだから牛乳や牛肉を摂取しない、とは私は言わない。「稲がかわいそうだから米は食べない」って発想にも繋がるだろうから。
こういう運命の動物もいるのだ、ってちょっとあきらめないと、人間生活をやっていけないのかも。