怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

サンダル靴下

2017年07月31日 | カテゴリー分けするのに飽き
三年前、サンダルに靴下を履くドイツ人について書いたことがあり、コメント欄が盛り上がったことがあった。
伝統の休暇旅行スタイル2014年7月23日記事
今でも、ちゃんとサンダル靴下姿は存在している。当時より目が慣れてきたこと、また、私のドイツ化が激しく、何でもOKという脳に変化していてまったく違和感を感じなくなった。
以下は、ここ1ヶ月内に撮影したサンダル靴下姿のドイツ人、及び在独が長い欧州外国人。

80歳に近いA子さん。同世代の義母には真似できないスタイルだな。チェックのパンツ、ってところでもう、義母はダメ。義母はサンダルのときはストッキングを履く。

休暇旅行先で見かけることができるという半ズボンとサンダルソックス姿の男性。はい、旅行中でなくてもやっている。

彼女はもともと服装や髪型にあまり関心を持てない知性や教養を重視するタイプ・・・・

小学生にもいた!通学のバスにて。お母さんが「女の子は身体を冷やしてはいけないのよ、ちゃんと靴下履きなさいね」とでも言ったのか?
そういえば、実家から10キロほど離れた中学校では、身体を鍛えるという意味からか、生徒は素足に運動靴で登校が義務付けられているようだった。
見たのは一年で一番寒い時期の1月。外套も着用せず、ぶかぶか紺色制服に重すぎるかばんのせいなのか前かがみで歩く子供たち。
これほど貧乏臭い先進国の中学生はないだろう、と思える淋しい光景だった。
あれから10年以上過ぎているが、あの学校に通っていた女子生徒は不妊に悩んでいないか心配になる。

実家生活では夏場のサンダルに靴下を履くのは気候という点で暑苦しくなりすぎでできなかった。
ここでは、暑い夏でも靴下無しでは足が冷えてしまうことが多い。また、日焼けし易く、靴下で防御しておかないと足だけ日焼けして色が違ってきてしまうんだ。
そういうわけで、冷えや日焼けを避ける靴選びをしている。



リンゴが色付き始めた。

2017年07月30日 | カテゴリー分けするのに飽き
庭のリンゴが赤くなり始めた。ウチのリンゴの収穫は8月下旬から9月上旬だ。
この8月から9月にかけては学校の休暇とあわせて医療機関も休業になることが多い。医院が2,3週間休みになるのだぞ、日本だったら「先生病気かしら」って心配になるだろう。
リンゴが赤くなると医者は青くならずに休暇に急ぐ、のが現在の南ドイツだな、うほほ。
 
義母は市販のパンをまとめ買いして冷凍保存するだけでなく、自分でも焼いて冷凍保存する。

布を被せて二次発酵。

焼きあがったパン。これも切って、小分けして冷凍保存。

週末の昼食は夫が好きなホウレンソウソースと目玉焼き添え・・・のはずだったが、義母が「目玉焼きは固くなるからスクランブルエッグにします」ということになった。
料理好きな義母は目玉焼きを上手に焼けないんだ。

スパゲティの上一面に卵が載った夫の皿。緑のソースが見える。

黒米入り米飯にホウレンソウソース、卵、赤いのはチリソースだ。
義両親たちはじゃがいもにソースと卵。
それぞれ勝手な方法で食べる我家の昼食。





 

欧州人は太陽光線と暑さにも強い

2017年07月29日 | カテゴリー分けするのに飽き
カトリック教会の催し物に誘われて出席した。

そんなに日差しの強い日ではなかった。だけれど、やっぱり日陰に座りたかった私。
ちゃんと帽子と長袖シャツを用意してきたので日焼け防御完璧。

コーヒーもごちそうになってしまったので、誘ってくれた知人に感謝しなくては。
 
欧州人はこうしたちょっとした飾り付けが上手に思える。これ、ほとんどお金のかかっていない花瓶とお花。
試験管だけはどこからかお古を調達したのか買ったのか。花は野原に咲いている無料品だろう!

ミサの手伝いを長く続けた子供や青年たちの表彰式。息子を撮影する知人お父さん。カメラはパナソニック。

別の日。よく晴れた暑い日、街中で友人たちとおしゃべりの約束。

パン屋の店先に並べられたテーブルと椅子に座ることになった。
「私は日陰がいいんですけれど!」
一応、自己主張をしてみた。だが、私の意見は聞き入れられず、他の欧州人3人の意見が通った。炎天下に鎮座。
フードの付いたジャケット持参だったので、それを被り、太陽を背にして座った。
暑さに強い私もだんだん不機嫌になるほど暑かった。
欧州女三人はそんなことは全く気にならないらしく、おしゃべりに夢中だった。
信じられない。
とうとう、キレた私は「次のバスで帰ります」と静かに言った。
私の不機嫌を察した三人は静かに私の意見に従った。
なかなか私も凄まじい性格になってしまったものだ、とすぐに反省したが、後から「あの日は暑くて本当に大変だった」と言うより、その時に「今日はもう降参」という態度も必要だろう、と自分を励ましたりしているもんだからもう、どうしようもない。
あれから一週間経過。
何事も無かったように、私たちは普通に連絡取り合っている。









怪しくて魅力的なティーカップ

2017年07月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
初めて訪問した家で出されたケーキとお茶。
旦那さんはポーランド出身のポーランド人、奥さんは近所に両親が住んでいるというドイツ人。
ケーキは旦那さんが焼いたもの。ポーランド風だそう。おいしかった。4,5切れを一気に食べてしまった。

緑茶もおいしかった。奥さんが大切にしているこのカップは中古店で買ったとか。

エキゾチックな柄が欧州人の眼を楽しませる様子。
私を初めとするほとんどの日本人は怪しい東洋柄と思うだろう。あるいは稚拙な柄だと思うだろう。
まあ、そんな感想は絶対に口にせず、「面白いですね。少なくとも日本のものではありません」
と無難に言っておいた。

裏を見ると堂々とわが国を語る文字が。

「なんて書いてあるのですか?」と尋ねられた。
正直に答えた。
「本当は外国で製造している場合も多いのよね」
と、彼らもちゃんと知っていたのでほっとした。
旦那さんの母国、ポーランドでは「イタリア製」と印刷する食器がたくさん作られているのだそう。
この茶碗の場合、日本製とは書かれていないのが微妙でいいところ。
日本風って装っているのさ。その下のアルファベットはどういうわけかドイツ語で「手描き」とある。
ドイツ人向け日本風ティーカップってことだな。一体、どこで誰が作っているのだろう?

東洋柄を美しく感じる奥さんってことで、私とも意気投合。
今後ともよろしく、ってところだな。






面倒な男二人を相手に昼食

2017年07月27日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母が旅行中の日曜日の昼食は私が作った。
義父も夫も好きな「日本風カレー」。

日本風、とは言え、義父はカレーにじゃがいもが入っているのを好まず、夫は米飯が嫌いだ。
結局、義母がつくるいつものカレーを辛くしたものになってしまった。ううう、こうやってカレーまでドイツ化(義母化!?)していくのだろうなぁ、とほほ。
義父のためにサラダを塩だけの味付けにした。すると・・・
「ママ(義父は自分の妻のことをママと呼ぶ)がどんな風にサラダを作っているか見ているのか」
と、私のサラダにケチを付け始めた。
以前、義父が何度か酢と油を入れないほうがいい、と言っていたことを思い出してそうしたのに。
彼は単に会話をしたいのでいつもと違うサラダをテーマにしただけなのだろう。
義母が旅行に行くと、何かしら私にケチを付ける会話をしたがるのだが本人はその自覚が無いのだからもう、諦めるしかない。
一緒に行ってくれ、義母と旅行!

夫の皿。

カレースパゲティ。
頑固にご飯を食べるのを拒否している夫。よくそれで日本好きを語れるなぁ、とあきれてくる。
ちなみに、この日の米飯はバスマティ米。普段私が食べている米より高価な品だ。

医者にかかるのに四ヵ月後

2017年07月26日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫はどういうわけかメールも日本語で書いてくる。
それはいいのだが、ローマ字書きなので長くなると本当に読み取るのに苦労する。
去年年末から数ヶ月頻繁にメールのやり取りをした。少々面倒な手続きのやり取りだったので、もう、彼のローマ字日本語がわからなくなり「ドイツ語にしてくれ」と頼んだものだ。
こうした短いものは楽だ。彼も日本語を忘れないようにしたいのだろうな。

11月16日、りすたち(私たち夫婦)は11時15分に皮膚科で約束あります。皮膚がんのチェック。

夫婦で皮膚がんチェックなんて、いいだろう~。
ほとんど全裸の検査なんだぞ。夫婦で医師の前で素っ裸ぁ~。
ところで、この予約は4ヵ月後というのが悲しい。
皮膚科だけでなく、大抵の医療機関の予約は数ヵ月後だ。
具合が悪いな、ちょいと医者に行ってみよう、って思い立って4ヵ月後の診察の前にお亡くなりになってしまう可能性だってあるぞ。
ドイツだけでなく、西欧州の方々で予約のとんでもない先ぶりがあるようだ。
日本の医療は遅れている、という話を日本で医師をしている人から聴くけれど、どういう部分で遅れているのか比較すると相殺されてゼロになるのではないか、とも思う。
ドイツ人配偶者と彼の親、自身の日本の家族も医師という在独仲間は「こちらの医療では長生きできないから年金保険料は払うだけ損」と言い切っている。
日独お互い医療の悪さを嘆きあっているようで面白い。

今月上旬に内分泌科で検査をした。4月に電話予約して7月になった・・・凄いだろう!
「何か異常があったら、あなたの家庭医に連絡します」
と医師に言われた。
3週間近く過ぎたので、何も無かったのだろう。
その医師も私の低体重を心配していた。内分泌系の異常も、一応、無い様子。
本当に無いのだろうな・・・ってちょいと疑ってしまう私。
いや、信じよう、こちらの医療を!






ラプスカウスは私がいないときに食べるもの

2017年07月25日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母も私も外出中の週末。
料理をほとんどしない男二人は手抜き料理を昼食にする。
義母はこういう危機のために多めに作って冷凍保存しておくんだ。

ラプスカウスを解凍中。ラプスカウスとは・・・ラプスカウス過去記事の一つ
もう、この色を見るだけでげんなりしてくる私。
今後の人生二度と口にすることは無いだろう。
義両親たちも私の嫌いなものは無理やり食べさせない方針になったしね。

私はおにぎり持参で外で食べた。
「日本食を食べなくなって何年にもなる」と書いている私だけれど、ジャポニカ種に近い米が普通に手に入るドイツ、ご飯と塩で塩むすびはよく食べる。
味噌は特別な店に行かなければならないので、本当にここでは何年も食べていない。
手作りする根性もないし、作ったら膨大な量になるのでひとりで消費するにはカビを生やさなければならないだろう。
だったら、カビが生えない(何かカビが生えない工夫がされてしまっている日本の味噌)市販品を手に入れてみるかな。
最近、ちょいと味噌を舐めてみたくなって・・・

高齢者の大きい服

2017年07月24日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母が嬉しそうに買い物の報告をしてきた。
30パーセントほどの割引価格、約5000円で手に入れたブラウス。

前から狙っていたらしい。値段が下がるのを待っていたんですって。
襟元に見える青いシャツはもともと持っていたもの。
こうやって組み合わせて着るようだ。
義母は柄物のTシャツやブラウスを好む。その理由のひとつが「しみが付いても目立たない」というところだそう。
義母は同世代のドイツ人、あるいは欧州人女性よりかなり痩せているらしい。
「もう数キロ太らなくてはならない」
と、医師の指導があるそう。
日本人女子標準を知る私の目からみると普通体型か、日本に住めば「太っている」とさえ言われそうな体格だ。
このブラウスでも、彼女の大きさを知ることができるだろう。
義母は日本で衣類を買うことができないのは容易に想像できる。ドイツ人の小柄が日本で衣類買えないって、凄すぎる。
夫はどういうわけか、日本の衣類を買うことができるのですべてのドイツ人に当てはまらない。

さて、新調したブラウスを着て義母は出かけていった。
二泊三日のウィーン旅行。
片道8時間のバス旅行と聞いて、ちょいと引いた。
車内ではおばちゃんたちのおしゃべりで飽きないのだろうな。
絶対、お土産など買ってこない義母なので、出発前に「絵葉書買ってきて下さい」と言おうと思った。
ううう、言い忘れたー!

いつも思うのだが、バス旅行はおばちゃん専用なのだろうか。
義父も連れて行ってくれ、と乾いた涙を流す私。




木材を積んだ列車の様子は私には非常に珍しいが、そう感じない人も多いだろう。

2017年07月23日 | カテゴリー分けするのに飽き
バスに乗って街中に向かう途中の踏み切りでの光景。

きれいに積まれた木材が目の前を通り過ぎるのを慌ててカメラを取り出して撮影。
解像度を高くするのを忘れた。数分間にわたってこの列車が通ったのだから、もっと落ち着いて始めればよかったな、と後悔している。


何気に音楽が入ってしまっている。大丈夫かな、著作権云々・・・
パスの運転席にはラジオがあるのだろうか、運転手によっては音楽やラジオ放送を聴きながら仕事をしているんだ。
携帯電話で話をしながら仕事をする運転手もいるんだぜ!音楽聴きながら、の方が安心だ。

この木材はドイツで生産されてどこかへ運ぶのか、外国から持ち込まれてドイツのどこかへ運ばれるのか。
近所に住む義母の妹一家は林業農家だ。彼らにどういった仕事をしているのか尋ねてみなくては。

この踏み切り待ちはとても長かった。3,4分だっただろうか。
渋滞ばかりの関東周辺のバス運行よりずっと時間に正確なこの集落のバスだ。
渋滞が無くても、始発の時間が2分ほど遅れるのは運転手の責任だな!
始発から次のパス停で乗るわたしは、車内のたばこ臭さで運転手が休憩中に吸いまくっていることを知る。
吸ってもいいから、時間に遅れるなっ、と叫んでみたい。
1,2分の遅れにがたがた言うなっ、って反論されるだろうな。
予想外の長い踏み切り待ちで、友人宅への到着が半時間ほど遅れた。バスの乗り換えに間に合わなかったんだ。
友人宅ではさっそくアイスクリームでもてなしてくれた。

市販の製品に、ホイップクリームを載せ、更にコーヒーリキュールを数十ミリリットルかけた。
アルコールに弱い私だ、もしかしたら具合が悪くなるかもしれないと用心した。
大丈夫だった。

不思議なくらい暑い日々が続くりす住まい周辺ドイツ。



報奨金、少なくないか?

2017年07月22日 | カテゴリー分けするのに飽き
先週からあちこちに派手に貼られているポスター。
 
最近発生した殺人事件についての情報を要求しているようだ。
報償金額は5000ユーロ。(約50~60万円)
5年ほど前にもその金額の低さに驚いて記事にしたことがあった。「指名手配」
ちょいと検索すると、日本の場合「懸賞金は100万円〜300万円(最高1000万円)」とあった。
日本の最低金額にも満たない。可処分所得の低いドイツの一般人を対象とした金額だなあ、とつくづく思う。

おそらく、アラビア語だと思う。アラビア語が公用語のシリア難民を受け入れているドイツだもの。
以前はドイツ語だけだったのが、数年で各国語になっているのが世情をよく表しているようで面白い。
日本だったら、まず中国語、ハングル、だろうな。次に英語。近い将来はインドネシア語表示も増えるかも。



着物姿も欧州人に負けつつあるかもしれない。

2017年07月21日 | カテゴリー分けするのに飽き
週末に開催された日本祭り。去年見て充分、と思ったのだが夫のリクエストで再び行くこととなった。

凄まじい混雑振りだった。日本人だけでなく、現地人や頭巾姿のイスラム教徒、中国語を話す人々までいたので日本人気は本物だと感じた。
主催は日本関係(領事館だと思う)だが、現地人によるパフォーマンスや展示物も多い。
袴姿で宣伝ビラを配っていた金髪の若者たち。

これらの和服姿はみな、欧州人。
気のせいなのか、本当なのか、年々欧州人の着物の着こなしがまともになっているように思える。
 
足元まで気遣えなかった、ってかわいいところもあるが、極端に変に感じる日本服姿がほとんど無かった。

こうなると、もともと体格と姿勢のいい欧州人、本物日本人の着物姿よりよっぽど映える。
負けるぞ、日本人!

「問題ない」夫が意味を尋ねたとき、元気よく「モウマンタイ」って答えてしまった私はかつての香港映画ファン・・・
 
「毎日が地獄です」という日本語Tシャツのおじさんも撮影したかった。
セーラームーンはいまだに人気なのか?あの強烈な印象のコスチュームはこれから先何年も欧州人によって愛されていくことだろう。日本で売るより欧州の方が人気長持ち。

「会いにいけるアイドル」を目指している風な欧州人女の子たちが何気に芝生で踊っているところも見た。
そのうちの一人が、非常に日本の「かわいい」を上手く表現した笑顔や踊り方だったので見入ってしまった。
動画撮影したかったけれど、ちょいと遠慮・・・残念!

こういうのやら・・・

そういうのやら・・・

だけでない日本の魅力に憑かれた人々の集まり、とも言える。




第一ポジションを普通にできる女性がときどきいるドイツ

2017年07月20日 | カテゴリー分けするのに飽き
街中で何気なく人々を観察していて長いこと疑問に思っていたことがある。
若い女性たちの本屋での立ち読みやバスを待っている立ち姿、片方の足先が異様に外側に向いていることがあるんだ。
これはありえないぞ、と思いながらしばらく観察し、ついつい声をかけてみたくなっていたのだが、不審な東洋人の声掛けで警戒されてしまったら嫌だな、と黙っていたものだ。
もしかしたら、バレエを習っていて、第一ポジションのような足先を90度外側に開く姿勢を普通にできるのかしら。
うーん、そうではなく、バレエとは関係なく自然に第一ポジションができてしまうのかもしれない。
こうした考えをぐるぐる数年持っていた。

疑問を少々解決するチャンスがやってきた。
まず、30歳代の普通の(舞踊のトレーニングをしていない、という意味で)欧州人女性の第一ポジション。

床と靴下の摩擦力を使った第一ポジション。両足全体がぴったりくっついているのでちょいと驚いた。
しかし、これは街中で私を驚かせたレベルではない。
次は40歳代普通の欧州人。

足裏皮膚とじゅうたんの摩擦で180度近く開いている。彼女も両脚全体がくっついていた。
ちなみにわたしも摩擦力でこの写真程度にできるけれど、脚には空間ができてしまう。
下の17歳普通の欧州人女子のように。

面白がってやってくれたM子さん、ありがとう。上二人のおばさんたちより自然に開いているけれど、両足が離れているところで、失格。
さて、最後に見つけた17歳普通欧州人女子。

何の苦も無く、また床面との摩擦を利用する様子も無く、180度以上と思われる勢いで開いてくれた。
両脚はぴったりくっついていた。
バレエの訓練の経験を問うと「ないです」ですって!

私のわずかな調査での結論。
欧州人女性の中にはトレーニングすることなく、生まれつき股関節の可動域が広く、バレエの第一ポジションを自然にできる人がいる!
日本で調査したことなどないし、また、普通の姿勢のときに足先がひどく外側に位置していることを気をつけてみたことが無い。
もしかしたら、日本人にもいるのかもしれないが、私の予想では欧州人の方が股関節やそれに関係する筋肉の状態が第一ポジションをし易いように出来上がっていると考えている。
でなければ、欧州で発生した舞踊に第一ポジションのような無理な脚の位置を要求されないと予想したんだ。

ただし。
若い女性しかできないようなので、年齢とともに訓練なしでは第一ポジションができなくなっていくのだろう、ヨーロッパ女も、うほほ。





労働力不足を近隣低所得国より調達し始めている。

2017年07月19日 | カテゴリー分けするのに飽き
マケドニア人宅でのドイツ風夕食。
彼らの食習慣もこんな風に夜は冷たい食事なのかしら。
そういえば、南米も夕食はごく軽く食べる習慣だった記憶がある。
南米での経験もすでにかなり前のことになるから、いろいろな物事を忘れている。強烈な印象は、南米は現地人ではなく征服した欧州人の習慣が普通であるということだ。あの二年間でヨーロッパがどんな国々であるか想像して「欧州に住めないな」と感じたものだ。まったく、今の自分を笑える。

ロールパンはT子さんお手製。チーズと油を混ぜ込んであって、私には少々重いものだがおいしかった。
チーズもハムも、義母が買ってくる安物とは違っていた。
普段からこんなに高価そうなものを食べているのかしら、T子さん一家。移民労働者家庭より生活レベルが低いウチ。

その場にいた誰よりもたくさんパンを食べていた私を見て、T子さんは私にお土産を包んでくれた。
うほほ、嬉しいな。
「これはパンと一緒に食べるとおいしいですよ」
と、もらった「肉製パンのお供」。日本ではパテ、などと呼ばれるものだろうか。
写真の品はドイツ風ハムの一種をペースト状にしたものだ。

家に戻ってから開けてみた。
もう、香りがダメだった。我慢して口に入れても無理だった。
決して肉が嫌いなわけでも菜食主義でもない私だけれど、どちらかというと、肉食を避けるようになってしまった私だ。
義両親たちが目を輝かせて「あら、りすは嫌いなの?」と尋ねてきたので「どうぞ、食べてください」と譲った。

T子さんが言うにはマケドニアでの月収は200ユーロだったそうな。
(為替相場は常に変動しているが、ドイツでの生活感覚では1ユーロ100円だ)
平均月収まで尋ねることができなかったけれど、彼女自身の月収だったことは確かだろう。
「あれでは生活できませんでした」
と、旦那さんと一緒にドイツ移住を決めたそうな。バルカン半島からの移民は、2、30年ほど前の戦争難民以後よりかなり難しい様子だけれど、最近は労働力不足解消のために再び受け入れを始めていると読んだ。
それに乗ったT子さん一家なのだろうな。
高校生の長男はマケドニアで学校に行っている。外国の大学進学を目指している。いつ戦争になるかわからないような不安定なバルカン半島だと聞いた。
生活苦、戦乱の可能性・・・
平和な日本ではあまり想像できない事態だろう。(最近はちょいと傾向が変わってきているようだけれど)
ここでのT子さん一家の健康と生活が順調なことを願っている。




クモは家屋をだめにするので即刻潰さなくてはならない。

2017年07月18日 | カテゴリー分けするのに飽き
台所流し部分。
←大拡でクッリク
すでに何十年も使っているのでちょいと汚い印象がするのは仕方がない。
古くても清潔にすることに心がけている義母。
流しの下の戸を開けてひょいと見たら、クモがいた。
「クモは家をダメにするので駆除しなくてはいけません」と、義母は日頃から言っていて、見つけ次第、踏み潰している。

義母がクモを潰すところを見ると例の子供向け短編小説を思い出す。「蜘蛛の糸」
義母が潰す前にクモたちを救い出せば、私が地獄に落ちたとき助けてくれるんじゃあないかって、ちらりと思うんだ。

この時点で、まだクモは義母に見つかっていなかった、
いずれ見つかるだろうから、私が取り出して外に避難させてやるかな・・・
クモを触るの、嫌だな。
などと思って台所仕事をしているうちに、すっかりクモのことを忘れてしまった。
次の日、そこを見たらいなかった。
義母の殺戮にあってしまったか、他の場所に逃げたか。
逃げた、というほうに期待したい。
それでも義母に見つかってあの世行きだろうな、うほほ。

蒸し暑いウチ周辺

2017年07月17日 | カテゴリー分けするのに飽き
先週末、街の中心で市民祭りが開催された。

私もちょいと行ってみた。写真は開始から間もない時間帯で、まだ人出がまばらだった。
数時間観察してみようと思ったのだが・・・なんだか、とっても蒸し暑くて参っちゃった。

今年は6月から天気が良くて気温の高い日々が続いている。この辺りでこんなに高温多湿が続くのは私が移住してから初めてではないか、とも感じた。
もっとも、私個人の体感なのできちんとした統計ではさして珍しくない暑さなのかもしれない。
6月に寒くてフリースジャケットを着て外出したのは頻繁にあるから、それと比較するとかなり違うと思う。
お祭りは暑さに耐えられなくて、歩き回るのが辛くなった。で、帰っちゃった!

庭の植物たちは暑さでも元気にやっている様子。
大拡でクッリク
義母もテリトリー視察に余念が無い。
「金魚は元気かしら」
「うーん、これはもう抜いちゃったほうがいいかもね」
「あらやだ、虫がついてるっ」
「この干からびた野いちごは摘み取ってしまわなくては」
義母の呟きが聴こえてきそうだ。