怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

頂き物いろいろ

2010年12月31日 | 日本
魅力的な物資に乏しいドイツ生活に潤いをもたらしてくれる日本の知人友人たちの協力で、わたしは何とかここで暮らしている。今日はその貴重な物資のごく一部を紹介。

光る黒い石のネックレス。
アルピスタ(パラグアイハープ奏者)の敏子さんにいただいた品。
欧州の照明はこうした光り物が美しく映える。貴重な一品。


リスネックレス~東京在住のメダカとトクサさんにいただいたもの。どんぐり型がとてもチャーミング。
裏側からの写真、黒い点になっているが、これは私の頭か、カメラが反射しているものと思われる。
メダカとトクサさん、大事にしていますよ~、錆びさせないですよ~

装身具の類は、男性からの贈り物より女性からのほうが気に入ることが多いものである。
同性のほうがわかるのだろうなぁ~、相手の好みとか似合いそうなものとか。
夫からはほとんどこういった品をもらったことがない。また、結婚指輪も省略されてしまった。
義母はそれを嘆いているけど。実母も義母も宝石持ちみたいなので、将来が楽しみさぁ~
あらあら、悪いりす~



「オルフェウスの窓」全巻。夏にレーゲンスブルクを一緒に旅した日本からの友人より。
1~4巻はレーゲンスブルクが舞台なのでね。この作品のマニアの多くはレーゲンスブルクを訪れるようである。
漫画を含め、書籍の贈り物はありがたい。在外日本人の多くは書籍に不自由する生活にストレスを感じているものだ。
特に、彼女のように郵送してもらうと、本当に感謝感激~


これは日本での撮影なのだけど。このあんぱん、激ウマだった。
成田市近郊に在住のとしさん彼の経営する会社のホームページ)にいただいた。
彼自身のこのあんぱんについての解説を。

                     
成田あんパンは山崎パンを母体とするインストアベーカリーで有る「サンエトワール」で販売されているあんぱんです。
ただし、成田駅名物を目指した結果、成田駅限定販売ということになっています。
チェーン店でかなりの店舗数があるのに、京成成田駅構内点でしか販売されていないというところがみそです。成田駅は、京成電鉄とJRが離れて立地しています。このパンは「京成成田駅」のホームに有るパン販売と併設のイートインで限定で購入できます。
店舗のイメージは下記のサイトご参照ください。
サイトその1  サイトその2

                     
成田近郊にお住まいの方々、または成田空港ご利用の方々、このあんぱんを食べてみてください~
いいな~、おいしいものだらけの日本生活。




ロティ・チャナイを食べたかった・・・・

2010年12月30日 | 食べ物
夏に知り合ったこの街在住のマレー系マレーシア人の家に招かれた。

何度か合っているうちに私が「ロティ・チャナイ」が大好きであることを彼女は知った。
ロティ・チャナイとはマレーシアで普通に屋台などで食べることができる、クレープのようなものである。
ひどく油っぽく、カレーを添えて食べるのだが、これが非常に旨い。
前回招かれたときにロティ・チャナイ作りの話題で盛り上がったので、
今回は絶対、彼女の手作りロティ・チャナイを食べることができると思ったのだが・・・・


ああ~、残念~
焼き飯だ~
右にスプーン、左にフォークが添えられるのがマレーシア風。(あるいは東南アジア風?)
ウチではスパゲティでさえナイフとフォークなので涙が出る・・・・
ロティ・チャナイはかなり時間と手間がかかるので、できなかったそう・・・・
ネット検索すると、家庭で作るのは難しい、と書かれていることも多く、料理はあまり得意でない、と断言する彼女の言い分もわかる・・・


さて、この焼き飯、タイ人にもご馳走になったことがある。
アジア全域に広がるメニューであることをドイツで知った。
具材は野菜や肉・卵など、どこの国でもあまり変わらないのだが、調味料がそれぞれ違っていておもしろい。
タイ人の作ったのは本当においしかった。辛いソースが添えられた。
このマレーシア人のはオイスターソースを使っているそうで、日本人が作るものとは少々違う。
また、彼女、油脂の摂取を控えているとかで、この焼き飯も油分少なめだった。
ドイツの油たっぷりの料理は、やはり馴染まないのだそう。(マレーシア料理もけっこう油を使うものが多いのだが)そうそう、米を牛乳で煮て、甘くする料理もたべられないとか。
日本もマレーシアも、デザートとしては米と砂糖の組み合わせの菓子がたくさんあるのにね。

彼女には9歳の娘がいて、私の周囲をうろうろしてかまってもらいたがっていた~
ものすごくかわいいのだけど、将来はお母さんのように、スカーフで頭を包んじゃうのかな。

はい、世界中に売られている任天堂DS。
お母さんとの日常会話はドイツ語(お父さんはドイツ人)、この製品もドイツ市場向けのドイツ語版。


さて、少し前に豆乳作りに挑戦した。

一晩水に浸した大豆を細かく砕く。
この作業だけで、もう、面倒に感じる私。


水を加えてゆっくり沸騰させ、最後に濾してできあがり。

やっぱり面倒。豆乳メーカーが欲しい。
マレーシア人の彼女はここで手作りするらしい。
面倒に感じないらしい・・・
うう・・・。
マレーシア人は豆乳作りがお得意か!!




久しぶりの練習

2010年12月29日 | ここの品々
ふとしたきっかけでバイオリンを弾かなくてはならなくなった。


古いケースに入った古い品。
ドイツ人一家の子供達が練習している楽器だ。
3人きょうだいで、一番上はフルサイズ、真ん中の子はチェロに変えてしまい、一番下は二分の一の大きさのバイオリンを練習している。
「一番下の子があと数ヶ月でこの四分の三の楽器になるから、それまで、りすさん、弾いておいてください。弾き込んでおくと、音色が良くなるから」
って理由で。

私のバイオリンのブランク期間は約20年。
すでに弦を押さえる左指はふにゃふにゃ、弓を弦と直角に置くことさえ怪しい。
それでも少々苦労しながらこの古い子供用楽器を鳴らしてみると・・・
え~。凄いな、きれいな音がする。
これって、楽器がいいから?それとも気候のせい?
この家族が子供用の楽器に何十万円も支払えるとは思えないので、並みのレベルの普通の製品だろう。
日本の湿度の高いなかでバイオリンを弾くのは所詮無理があるのかも、と考えてしまった。


自分の楽器はここに移住する前に処分してしまった。
もう、二度と弾くまい、って思ったものだ。
あらゆる楽器とはおさらばだ~ってね。

何の因果か、また弾かなくてはならないことに。
これも運命だと思って、ちょっとだけ、彼らに協力することにした。


手も身体も小さい私にはこの子供用サイズがぴったりである。
さあ「きらきらぼし」から始めるか!








近づくクリスマス

2010年12月23日 | 近隣の人たち
クリスマスが近づくと、語学学校でも小さなパーティーが開かれる。
いつもの授業時間に御国料理を持ち寄って雑談する程度のものなのだけれど。
「ママはドイツ語を勉強」と名付けられている女性ばかりのコースならではの風景かも。
以下、その持ち寄った各国料理の一部。


左。確かマケドニアから来た人のお菓子。う・・・。まあまあ。
右。中国人の焼き餃子。う・・・。やっぱり、茹で立ての水餃子のほうがおいしい・・・・


左。マンゴーを刻んだものを包んで揚げた菓子。
右。焼きそば。どちらもタイ人の料理。お菓子はいまひとつだったが焼きそばはおいしかった。
でもね~、麺がスパゲティだったのが悲しかった、材料が手に入りにくいのだから仕方がないのだけど。


両方ともヨーロッパ人の作ったもの。
私はどうせ口に合わないと予想し、手をつけなかった。

これはトルコ人が作ってきたパン。う~ん、西洋と東洋の境目か・・・。
思い切って一つとって食べてみた。う・・・。半分残して紙につつんで秘かにバッグに入れた。

これが全体。
下に見える巻き寿司は私の作品さ~
上に転がっているでかいのは、タッパーに入りきらず、ラップに包んで別に持ってきたから。
周囲の人を観察していると、欧州出身の人はアジア人の料理をなかなか食べようとしないし、アジア出身の人はなかなかヨーロッパ人のを食べないようすだったぞ。
唯一、巻き寿司を好んで食べてくれたのは中国人。彼女に残りを全部提供した。

去年、クリスマスツリーを飾り付けているときに義母は言った。
「孫のために飾っているだけよ。こんな面倒なのは来年はやらない」ってね。
きょう、23日までクリスマスツリーを買う様子がなかったから本当にやらないんだ~って安心していたら思っていたら、
義母の妹から木が届いた。
彼らは林業農家だからね、ああ、いっくらでも持っていけよ~ってねぇ。
数年前、義母の妹一家が所有する広大な土地を不動産会社が買ったそうで、彼らはいわゆる億万長者になったらしい。
その土地に次第に家々やアパート、公園などができていく様子を私はいつもバスの窓から眺めている。
あのおぉ~、クリスマスツリーって、みみっちくない?土地の一角でも私達夫婦にぃ~くださいなぁ~

せっせと飾り付ける義母、私は侍従。
「そこはだめ、あそこにこれを飾れ、ここにあれを移せ」
はいはい~

義姉製作のこれ(日本語で何というのかわからない)を置いて、できあがり。

世界の皆様、キリスト教信者でない方々も含め、
クリスマスおめでとうございます。


ろうそくの光はクリスマス

2010年12月19日 | 
クリスマスが近づくと、ろうそくをいただくことが多くなる。
ここ半年のお付き合いのドイツ人女性E子さんにもばかでかいろうそくをいただいた。
直径6センチ、高さ12センチほど。お墓に点すろうそくがこれくらいの大きさだったなぁ~
墓用かい??
「ブランド物よ~」ってE子さん、自慢していたけど、そんなの良し悪しがあってもちょっとね。
すぐに義母へ渡そうと思ったが、せっかくだから自分の部屋で使ってみようと思い、
こうしてみた。



使っている皿は、埼玉在住の猫のチェリーちゃんのお母さんにいただいたものだ~
チェリーちゃんのお母さん、こうして使わせてもらっています、ありがとうございます~

さて、夫がいつものようにテレビを視るためにこの部屋に入ってくると、
「あ、クリスマスの雰囲気
とちょっと喜んだ。

え・・・・。
夫よ、そ、そうだったのか。
階下では義両親達が機会あるごとにろうそくを点して夜を過ごしている。
わたしも彼らに使うように勧められていたのだが、なにしろ、私の部屋、物がごちゃごちゃたくさんあり、
大変危険である~
うっかり火事にでもなったら、追い出されかれない・・・って、追い出されたいぃ~
(のだが、わざわざ火を出して別居するのはちょっとね・・・)

そういうわけで、安全を重視してずっと使わなかったのだ。
夫が喜んだことで、これからは安全は二の次で、じゃあない、部屋を片付けて
ろうそくを使っていこうと決心した。


ニュルンベルクのクリスマスマーケット

2010年12月14日 | 風景
やっと行って来ました、有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット!
そんなに遠くもないのに4度目のドイツの12月に初めて行くなんて、情けない。
ああ、面倒な夫を持つと、いろいろ大変なんだぞぉ~
夫はクリスマスマーケットが大嫌い。「寒いよ」と否定的。
義母は、2年前にシュトゥットガルトの大きなクリスマスマーケットを見てから「インゴルシュタットの4倍くらい」とまたもや否定的。
ニュルンベルク在住でペンション経営の筑紫さんまで「たいしたことないと思いますが」
そんなあ~

でも、わたしは行って来た。

まだ、会場でないのに、この盛り上がり。
ここだけでわが街のクリスマスマーケットレベルとは、さすが。


街並みもウチの周辺とえらく違うし・・・



今年は雪が多く、会場の足元はひどく悪かった。
日本からいらっしゃる皆様、雪が予想される場合はゴム長靴でもいいくらいだと覚悟してほしい。


上方から撮影したメイン会場。夕暮れ。下は日没後。



ひどい混雑ぶりでうれしく感じた私。人がいっぱいいるところ、大好き~
なんだけど、人酔いして倒れることもあるわたし、ああ、身体を鍛えなければ!



ニュルンベルクの有名なソーセージをパンに挟んだものを売っている店。
もちろん、食べてみた。

普段、義母はスーパーで買ってくるニュルンベルクのソーセージをフライパンで焼くのだが、
外で食べるとどうしてこんなにおいしく感じるのだろう~。二つ食べたら、本当におなかがいっぱいになった、
おいしかった。







観光の名所でもあるので、世界各国からのお客さんでごった返している。
フランス語、イタリア語、中国語、もちろん日本語も周囲から聞こえてくる。
そういうわけで、店にカメラを向けるのも意外と気軽にできる。

以下、解説なしでお店を紹介。












そういうわけで、楽しかったニュルンベルクのクリスマスマーケット、
日本の皆さんには是非、経験してもらいたいものである。


クリスマスクッキーは永遠に

2010年12月10日 | お菓子

11月下旬、ドイツの家庭にはこのような四本のろうそくつきの置物が飾られる。
詳しい意味などは、他のドイツ在住ブロガーの皆さんやドイツファンの日本人などが多く書いていることだろうから省略。
こちらはブログ仲間のpenguinophileさんのろうそく置物。残念なことに解説はなし、けど、手作りだそうで。リスらしきものもいて、嬉しい私。

この置物が飾られる頃になると、義母はいそいそと準備を始める。
信じられない量のクッキーを焼く季節がやってきたのだ。

まず、はじめはレープクーヘン。ニュルンベルクの製品が有名であるが、このように普通に家庭で作られる。
材料は、さまざまなバリエーションがあるのだが、「小麦粉・砂糖・ドライフルーツ・卵・ベーキングパウダー」などが基本である。
重要なのは右の写真の「レープクーヘン用香辛料」だ。
八角、丁子など、日本人がちょっと苦手とするスパイスが多く入っている。寒冷地では栽培不能な暖かい地方で育つ植物だ。昔は高価なものだったのだろうな、クリスマスだけの贅沢なお菓子だったに違いない。


左、手前側に見える黄色っぽい物体はジャガイモを茹でて潰したもの。ここ数年の義母のお気に入りである。
仕上がりが柔らかくしっとりするからだそう。
右、最後に小麦粉を入れて混ぜる。



粉末の薬剤を飲むときに使うオブラートをもっともっとブ厚くしたものに生地をのせる。

天板に並べて焼く。


左、チョコレートを湯煎して溶かす。う・・・この鍋と中のチョコレート、確か、私の記憶では去年の今頃に使ってそのままのものだぞぉ大丈夫かいま、うちの食料室の食材は驚異的に古いものばかりだから、去年のものはまだ新しい・・・
右、焼きあがって冷めたレープクーヘンに塗る。
できあがり。


義母は古い料理本や、雑誌の切り抜き、ラジオで放送したものを書きとめたレシピを使っている。
去年私が披露した「スノーボール」が義母にも好評で、今年は彼女にせかされて作ることとなった。
(写真右は日本から持参のお菓子の本から)


ところで、義母の計量器は左の天秤式である。これ、いつも算数レベルの計算を頭でしなければならない。
ぶつぶつ唱えながら私の数倍早く計算する義母を脅威に感じ、私は右のデジタル式を買ってきた~
あはは~、台所に並ぶ二つのはかり~


左、りす製作のスノーボールの焼き上がり。粉砂糖をまぶして出来上がり。
右、同じくりす製作のゴマクッキー。これを作る際、義母とひと悶着あった。「ゴマはクッキーにならない」と彼女が主張して譲らなかったのだ。はいはい、といいながら勝手に焼く私。

スノーボール、各種レシピがあるようだが、私は実家付近の知人に教わったのが一番簡単においしくできるので紹介したい。
この事務所のメンバーの一人の親族の方に教えてもらったのだ、お礼がてらこうして微力ながら宣伝広告さ~
クリックしてみてください

スノーボールの作り方
材料:無塩バター100グラム、粉砂糖40グラム、アーモンド粉50グラム、小麦粉100グラム、片栗粉40グラム
材料を混ぜて、冷蔵庫で30分ねかせる。直径2センチくらいに丸めて天板に並べ、170度で15分程度焼く。
粉砂糖をまぶす。
写真の仕上がりはちょっと焼きすぎで茶色だ・・・これでもおいしいけれど~

さて、これまで紹介したのは11月下旬にやったものだ。
が、この日はほんの始まりで、12月には入ると、ますます義母は頻繁にクッキーを焼く。
「りす、明日は家にいるか、いるのなら、クッキーを焼く」
と宣言されると、なかなか外出もしにくくなる・・・・

家中甘い香りに包まれ、さして試食もしていないのに、夜には塩味のあっさりしたものが欲しくなる。
スパゲッティを茹で、残り少ないラーメンスープを湯に溶かして食べたら、えらく旨かったぁ~


こんなのとか、あんなのとか~ もう、狂いそう~

ドイツ夫人たちには冬至が近づくと菓子を焼く本能がDNAに組み込まれているとしか思えない。
「なぜだか、やりたくなっちゃうのよ、習慣だからね」
と、義母。

まだまだいろいろ焼いているのだが、面倒なので今年はここまで。
最後にちょとおもしろいもの。

「アイスチョコ」と言うそう。
クリスマス前に雪が降ることが製作可能になる条件。溶かしたココアとココナッツミルク(いや、パームオイルだったか?)を混ぜたものを型に入れて、雪の上に置く。
固まったら出来上がり。
確か「大草原の小さな家」の料理本にもこんなお菓子の作り方が紹介されていた記憶がある。
新天地でも故郷のお菓子を再現していたアメリカ移民たちに思考が至ってしまった一瞬さ~





村のクリスマスマーケット

2010年12月01日 | 近隣の人たち

今年4月に開店したしょぼい「村店」でクリスマスマーケットが開催されることを知った。
たった一日。午後3時から数時間。
やっぱ、しょぼくなるだろうな~、でも行ってみよ~、ブログ記事にいいもんな~
と思い、義母に行く宣言をしていた。
当日になって義母が「15時から一時間ぐらいは子供ばかりだから行くな」
などといつものとおり、私の行動を支配したがる。
「はい~はい!」
二階からロープでも伝って、外に出ようかいっ!て思っちゃうぞ。

16時ごろになって義父母が「一緒に行くか?」と誘ってきたので
あ~めんどうだ~、一人で行きたい~、と思いながら、でも、絶対、あの狭い会場では顔を合わせることになるのだから一緒に行かねばならぬ。
ふう~。



徒歩10分のところに村店があるのだが、義母は墓地に用事があるとかで3人で車に乗っていった。
(夫は全く興味がないので置いてきぼり)
墓地の木もちゃんと飾られているのがこちら風。自分のところの墓にろうそくを点す。
このろうそく、24時間持つのだそう。クリスマスに向けて、お墓もきれいに飾るらしい。



しょぼさを覚悟して到着すると、なんと、人の海。こんな混雑、ドイツにはめったに経験できないぞ。
村、とはいえ、人口1200人。地元のクリスマスマーケットは初めてだし(大昔はあったかも知れないが)物珍しさでみんな来ているのだろうか。


楽器や歌の演奏もあった。氷点下の気温の中、まともに演奏するのは大変だろうなぁ~。


土曜日は村店の営業時間は13時まで。この日は特別だったようで、午後も開店中だったぞ。
おお、いつも開店してくれ~。

バシバシと撮影していると脇から義母が「やめなさい!」と私を注意する。
3年の同居で鍛えられている私、「はいはい」と答えながらフラッシュ無しの設定に変えて再びバシバシ。
ブロガー根性を見せてやるぅ~
(あ、義母はブログのことなど全然知らないのだがぁ!)


温まるところもちゃんとあり。


クリスマスツリーの販売もあった。生木を売っている。持ち帰りにはこの筒に通してパッキングしてくれる。


でかい人たちが店の前にいるので何を売っているのか撮影できない。


義父が「グリューワインを飲むか?」と誘ってくれた。
去年のクリスマスに初めて街中のグリューワインのおいしさに感激した私、再び挑戦。
家の中で飲むのと違い、激寒の中でいただくのはひときわおいしいのだ。
左写真中央に大きな箱入りのグリューワインが見える。これを鍋に入れて暖めているらしい。


村店らしく、ただの白いカップに入ってきた。つまらない。
さて、飲んでみると、アルコール分ゼロみたいで、ガンガンいける!甘ったるし。
調子よく飲んでいたら、さすがに最後には酔いが回ってきた。
義父に「酔っ払いました」と報告すると笑っていた。彼も同じものを同時に飲んだが、まったく酔わず。

次第にふ~らふ~らしてきた。
このままだと、いつものように醜態を晒しかねない。いい気分でアルコールを摂取すると、必ずと言っていいほど
だんだん具合が悪くなり、吐いたり、倒れたりするのだ、わたし。
下手すると救急車出動。

みっともないので、すぐに帰ることにした。
義父母に両腕を支えられながら車に乗り込んだ。
「アルコールを飲むときは何か食べてから飲みなさい!」と義母。
はいはい、わかりましたよぉ~


義母は「つまらない」夫は「寒い」と反対するニュルンベルクのクリスマスマーケット、
今年は絶対、秘かに行ってやるぞ。
そこでグリューワインをいただくときは、持参のおにぎりを腹いっぱい食べてからにするぞ、心配ない!!