ピントのあっていない写真で申し訳ない。
記録したいのは、欠けている部分だ。
これは夫の常用しているマグカップ。
私が使っている、マグカップ。
上から下までまでひびが入っている。
中のお茶が染み出ているぞ。危険だ!
ところが義父母はこのような食器をちっとも危険ではないと思っているらしい。
うちは普段使い用の食器のほぼ全部が欠けたり割れ目があったり、こすっても取れないしみがあるのだ!
はっきり言って、普通の感覚をしていると思われる日本人の私の目からは、
貧乏臭いことこの上ない。
日本の家庭がヨーロッパ製の高級食器を普段使っているのを考えると(もちろんそれぞれの趣味性などによりけりだが)
まともなコーヒーは輸出用で、生産国はカスみたいなコーヒーを飲んでいるビンボー国のようだ。
おっと、言い過ぎたか・・・
ごめんなさい。
レストランで、やはり欠けた食器で料理が提供されたことがある。
日本では、考えられないことだろう。
他の一般家庭はどうなのか、興味があるところだが、
客として他家に行くと、普段の食器は使わない。
来客用の、ちょいとおしゃれな食器が出てくる。
(それでも、日本人がもっているような有名ブランドはまだお目にかっかっていない)
日本人女性・ヨーロッパ人カップル家庭に行くと、日本人の感覚で食器を選ぶので欠けた食器を使うことは珍しいだろう。
形がある限り使い切る、精神は素晴らしいと思うのだけど。
外出時の服装の色使いに気の遣い方から考えると、食器のしみが気にならないのは不思議に思う。
皮膚のしみは「日焼けの代償」→「日焼けは南国」→「南国に行く金がある」というステイタスだから、食器のしみも同様か?!
そんなわけないよねぇ~
夫も「うちの食器は汚い」と思っているようだが、なにぶんこの家の支配者は義母、家庭内の備品の勝手な処分は許されない。
1ユーロ程度で買えるカップもたくさんあるのに新しく買うと、義母の機嫌を損ねる。
そういうわけで、今朝もこの怖~いマグカップがいきなり割れて熱湯が飛び散らないことを願いながら朝食を終えたところ