クリスマスから昨日までにかけて、ここのこの時期としては非常に天気がよく、気温の高い日々が続いた。
写真はウチの集落。これだけ見ているとまるで春のようだ。
りす部屋の室温。
暖房無しで25度。日差しが入ると快適なりす部屋。いや、湿度が30パーセントだぞ、クリームを塗ろう!
大晦日の今日は再びドイツらしいどんよりとした冬の日。
憂鬱なのに、義父が憂鬱なテーマを持ち出してきた。例の首相の参拝問題だ。
義父は何の悪気もなしに話しているのかもしれないが、彼の口調は明らかに「お前の国は劣等である」と言いたげに感じる。
これまでのここの生活経験で、義父以外のドイツ人が日本の戦時中のやり方とその後の処理についてそれを問題視する発言を私にする人はいなかった。
義父は20歳まで東欧で普通に育ったドイツ人だ。学校教育などで育てられる第二次世界大戦に対する感覚はドイツのドイツ人と大きく違うのだろう。これを考慮して、私は平静を装い、彼が満足いくまでしゃべらせる。その間、義母は私のこと(いや、日本の状況)をかばう発言をするのだ。例えば「それは上から言われて仕方なくやったことだ」「戦争で死んだ一般人を国が弔う意味がある」とか、ね。義母のこうした発言だって、認められにくいものなのだろうが、少なくとも心情的には日本の立場を理解できるのだ、と妙に嬉しくなる。
急に天気が悪くなって、義父の機嫌も悪くなったのだろうか。
「ちょいと、りすをいじめてみようか」
と思ってテレビや新聞で報道されているヨメの国をテーマにしたのかな。
「はい、私の母国は悪い国です」とでも言えば彼の機嫌を治すことができるのだろうか。
居候状態で私が懐かない(夫もそうだ、両親とはほとんど口を利かないまるで反抗期のティーンエイジャー状態)からかな。「家賃払え、悪い日本人!」と言ってくれたほうがわかりやすいぞっ
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こうした義父の攻撃にどのように対応したら良いのか教えて欲しい。中国人や韓国人にいろいろ言われるより難しい。(ここの中国人に言われたことはないけど)あ、家賃のことじゃなくてね