怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

義父にスマートウォッチ、そのままドイツ語「豚に真珠」

2020年08月30日 | 物品

夫が自分の父親の誕生日に

贈った品はこれ。

スマートウォッチだ。

 

義父は私のおさがりの

携帯電話を使っているが(確か、ガラケー)

それでさえ通話をすることが面倒なようで

めったに使わない。

 

夫はしょっちゅう義父に

PCの操作方法を尋ねられて

彼の知識レベルを知っているはずなのに。

 

どうしてこんなもの贈ったんだ!

と言いたいところを我慢した。

 

操作画面が小さい、

というのも高齢者には単純に大変、

ってことも夫はわからなかいのか。

 

画像のとおり、

そのまま一度も位置が移動せず、

放っておかれている。

 

たぶん、返品、

おそらく、私に回ってくるか?

もっと明るい色のほうがいいな、

とちらりと思ってしまう悪いりす。

 

 

 

 

 

 

 


義母が絶賛した作業用ボトムス

2020年08月26日 | 衣類の工夫
ドイツ人70歳代知人の孫が太って着られなくなったので
私に回ってきたこの品。
一瞬、なんだか懐かしく思ったのはなぜ、
と首を傾げた。
この柄、絞り染めのように見える。
そっか、もんぺ?
 
義母に見せたら処分しろと
うるさいだろうからしばらく隠していた。
だが、ふとした瞬間に
これを見つけた義母が言った。
「あら、いいじゃあない、ちょっと穿いてみなさい」
と言うので仰天した。
 
普通のドイツ人には8分丈くらいなのだろうが、
私には10分丈になるという情けなさ。
細いデザインのはずなのに、
太もも辺りにまだ余裕がある悲しさ。
これもまた、もんぺ風で泣けてくる。
検索すると、百年前のかっこいいお姉さんの
もんぺ姿があった。
これ、ちょいと工夫すれば、
今のドイツで闊歩しても大丈夫なボトムスかもしれない?
(さすがに髪型とトップスは無理)
 
そう考えると、
ま、いいか、ってことで
とっておくことにした。
 
だが、やはりこれで外出は私には無理だ。
ウチの中で使うことにする。
 
 
 
 
 
 
 
 

L社の破綻を予想し、ますます人恋しくなっているM子さん

2020年08月22日 | ドイツ在住難民・移民
「何日か会っていませんね、りすさん、さみしいです」
と言ったM子さんに対し、
少々うざいと思った私を許してくれ。

日ごろいつも楽しく仕事で忙しくしている彼女だ。
半年余りも自宅にほぼ閉じこもっている生活は、
彼女の人生にはなかったはずだ。

招かれて、エチオピアスナックの
ダボコロをいただいた。
画像の左半分、豆のようなものだ。
粉を練って、小さくまとめて油で揚げたお菓子だ。
簡単に作れそうだ。
日本語でのレシピもどこかにあるだろう。
一度手を付けるとやめられないおいしさがある。

右側は、ドーナツを小さく作ったものとほぼ同じもので、
あまり興味を持てなかった。

M子さんの勤務先、
誰もが知る航空会社L社は
いよいよ破綻の危険さえあるのだそう。

「私の天職です」
と、地上勤務スタッフの仕事が大好きなことを
常々口にしている彼女だ。

いつもより饒舌で、
自分の半生を事細かに語ってくれた。
その一つは別ブログに公開予定。

M子さんに幸運が舞い込むことを願っている。








夫の奇行は奇行じゃあないことを知った

2020年08月19日 | 頑張って食べる
これは夫が好んで食べる夜食だ。
カスタードクリーム、
と表現したら近い。

牛乳500ミリリットルに
大さじ二杯の砂糖、
市販の香料入り片栗粉を混ぜて加熱する。

こんなものを毎晩のように食べているのは
よくないんじゃあないかって思っていた。
ウチの夫はあらゆる面で、
違うことが多いので、これも仕方がないと
諦めていた。

昨日、
台湾人女性と話したとき、
何気にお互いのドイツ人配偶者について
話題になった。
彼女の旦那さんも、
この料理(菓子?)を夜遅くに食べるのが
好きなのだそうだ!

ひどくほっとした。
夫だけじゃあないってことに。
人と違うことで引け目を感じるのは
子供のころから慣れていた。

それでも「人並みの家庭」って
あこがれがあり、
夫の変人ぶりにちょいとがっかりしている部分があったのだ。

そうか、そうか!
よかった、ドイツ人にはときどきある、
この牛乳ドロドロ食。

家の中だけで過ごさず、
時にはほかの人たちとドイツ生活情報を
交換するのは重要とも感じた。

いや、ネットでできるか?
気軽な訪問、多人数との接触は
やっぱり警戒しなくては。












日本メーカーの名前が珍しくなってしまった現在か?

2020年08月18日 | 日本
YouTubeを見ていたら、
途中に入る広告に
日本メーカーのものがあった。

すぐさまスクリーンショットを撮った。

家電製品の多くが
韓国や中国メーカーのものが広まっているここ。
広告もそれらのものばかりで、
初めのころは珍しいと思ったものの、
いまじゃあ、普通だ。

珍しく、日本メーカーの広告が入ったということで、
激しく反応してしまった。
昔は、ちょうど今の中韓製品のように、
日本メーカーのものが
うようよあったそうだ。

日本の品が珍しくなってきた、
ってことで、見つけて喜んでいる私さ。















公共物はたいていばっちい感じのドイツ

2020年08月18日 | 物品

スーパーの入り口に置いてある

客のための手指消毒液2点。

左側のは完全に壊れていて、

中身のアルコールが出てこなかった。
(すでに数週間・・・・)

右側はとりあえず、出てきたが、

容器に触れるのがちょいと躊躇されるほど、

汚い場所に置かれていた。

 

ドイツ人がきれい好きなのは、

個人の住まいだけだ。

 

夫が日本好きの理由の一つが

「街が衛生的」

だった。

 

どんだけドイツは汚いんだろう、

と、日本在住中には思っていたものだ。

画像の例のように、ちょっとした部分が汚いんだ。

日本だったら、いつも従業員が気を付けていて、

消毒液に不備がないようにしていると予想。

また、ドイツの街全体が不衛生なわけではない。

通りのゴミ箱がゴミであふれていたりするのは普通だ。

日本ではあまりありえないだろう。

いずれにせよ、

単純に比較すると、

衛生面では日本の勝ちだ。

きれいに保つため人々がどんだけ神経すり減らしているか、

を考えると、お気楽に汚せるドイツの勝ち・・・・

 

 

 

 

 


分け与えなければならない

2020年08月17日 | 節約
ここでの人生で
ちょいと気を付けているのは
ため込まないことだ。

入手が難しい私サイズの衣類は
その例外で、
ぎょっとするほどため込んではいる。

先日、
二台持っている自転車のうち、
使っていない一台を知人にあげた。

見た目はうるわしいけれど、
10年ほど前に中古自転車販売会で
6000円程度で買ったものだ。

購入後しばらく愛用していたのだけれど、
身体に合わないのか、
股関節痛がひどくなり、
使わなくなってしまった。

2年ほど前に、
帰国する日本人に
彼女が使っていた自転車を譲り受けた。

日本人が長く使っていたのだから
大丈夫だろうと、
今はそれを愛用している。

そいうわけで、
画像の自転車は何年も
車庫にあって、だれも使っていなかった。

ひと月ほど前に、
ウクライナ人難民G子さんに
「使っていない自転車があればくれ」
と言われた。

聞けば、何度も盗難に遭っているのだそう。
彼女の日常の態度、
彼女の住まいまで運ぶ方法、
それらを考えると、面倒に感じ、
「ないです」
と答えたものだ。

その数週間後、
空港地上職員M子さんが
自転車を持っていないことを知った。

彼女は数か月前から
自宅待機で、これから数か月後に
仕事を失う。
(コロナウイルスで仕事が激減の航空業界)

明るく利発で美人のM子さんだ。
住まいもG子さんより近いので、
彼女がウチに来て、自転車に乗って
帰ることができそうだ。

M子さんに
「自転車を差し上げたいです」
と申し出たら、喜んで受け取ってくれた。

こうして、
ウチの「ただ置かれている物資」が
一つ減った。

ため込まないで、
使ってもらえるものは
回していこうとは思っているのだけれど・・・

今の世の中、
誰しも物をいっぱい持っていて、
簡単にそれがうまくいかないことも多い。

専門の団体に寄付するのが
一番簡単なんだ。
それをなるべく避けて
知った人に使ってもらいたいと思うのが
贅沢なんだよな。

もっと簡単なのは
ゴミにすることだろうか。
捨てるにもお金がかかる今だ。

M子さんが
自転車を頻繁に使ってくれることを願っている。
彼女の体格には
小さすぎる自転車なんだ・・・・
大丈夫かなー。







堂々と生きている肥満の人たち

2020年08月16日 | 健康
今もそうなのだろうか、
日本では「あなたはやせていていいですね」
と言うと
「ええ~、隠れて見えないけど、腹の肉がつまめるんですよ」
などと、謙遜する習慣。
こちらの基準で言うと、
やせすぎともいえる女性がそんなことを言いうのだから
日本はふっくらした人に対して非常な偏見があると感じる。

ここはいくら太っても許される環境に感じる。

目の前に座ったこの女性の
組んだ脚の太もも、
私の胴回りくらいあるだろうな、
と感心。

自分自身では太っている自覚はあるのだが、
そんなに悩んでいない様子なのが印象的だ。
医師に減量を命じられていても、だ。

肥満を通り越して、
ホルモン異常タイプの太り方の人たちとの
交流はないので、彼らが自分の体をどう感じているのかは知らない。
たまに目撃するが、
とてもカメラを向けられる状況にない。

義母は同情している。
「あれは、病気だからねぇ」

日本で、普通に太っている人は
こちらで普通体形に当てはまる場合がある。
ドイツだけでなく、
日本以外の国では
そんなに太っていることを気に病む必要はないだろう。

もし、深刻に自分の肥満に悩んでいるのならば、
海外移住を考えてもいいと思う。








慣れればおいしいかもしれないが、旅行で食べたときはひどく不味かった

2020年08月15日 | 不味いもの
ある日の昼食。

ソーセージは、まあまあ。
だが、昔、ここに旅行で訪れ、
義母(その頃は義母じゃあなかったが)に出されたときは
不味くて1本食べるのが大変だった。
やっとの思いで食べきると、
二本目を勧められたので驚いた。
こんな大きなソーセージを二本も食べるのか、と。

今じゃあ、胃が大きくなって、
頑張れば2本行ける。
めったにそんな身体をいじめるようなことはしないが。

添えられたポテトサラダは
いまだに不味い。
まるで「飲むサラダ」だ。
水を大量に入れる料理現場をみてたまげた。
日本のほくほくしたポテトサラダのほうが
ずっとおいしい。

ミニトマトだけは、
きちんとおいしい。
庭から採取したてだ。

だいぶ前に、
「ドイツは食材が良質なのに、
料理で台無しにしてしまう」
というコメントをいただいた記憶がある。

今日の献立はその代表のような気がする。
ソーセージの塩分量は
日本の常識を超えているらしく、
ドイツでソーセージ修業した人たちは、
日本で塩分量を減らして製造販売している、
と読んだことがある。

ま、慣れれば、大丈夫。
はじめはまずくても、
だんだんおいしく感じるようになるものだ。
でも、ときどき、
やっぱりまずい、と考え込んでしまう。
そうしているうちに、
この世から去るのかもしれない。



おすすめの緑茶

2020年08月13日 | おいしいもの
欧州在住者に
緑茶を紹介。

親しくしているアフガニスタン人宅で
いつもいただいている品だ。

日本の緑茶とは違うが、
飲みやすい。

むしろ、
飲んだ後の胃の調子の悪さが
ない分、こちらのほうがいい。

ドイツではトルコ人経営のスーパーで
売られている。
アジア食材店にもあるかもしれない。

茶葉と一緒に
カルダモン粒を砕いたものを
混ぜると、一層おいしくなる。
(カルダモン粉末製品ではだめ)

日本茶のように
沸騰したお湯はだめ、
っていうわけではなく、
グラグラ沸いたお湯を注いでいい。

日本の緑茶は非常に高価だけれど、
さほど違和感のない
この緑茶だったら、経済的に楽勝だ。










野外コンサートには大勢の人々がマスクなしで・・・

2020年08月10日 | 健康
様々な催し物が
中止になっている。
その代わりに、
今年特別のコンサート。
8月下旬までの毎週水曜日
午後7時から街中で45分だけ。

用意された椅子は50席、
ほとんどの人たちは
自分で用意した椅子や、
地面に座って楽しんでいた。
数えるほどしかマスクをしている人がいなかった。
(ここでは屋外ではマスク着用義務はない)

そのせいではないけれど、
ちょいと嫌な予感がして、
15分ほどしかそこにいなかった私。
音楽も、私の好みじゃあなかったし、
ま、いいか。


日本ビールが普通に買えるドイツ

2020年08月08日 | 日本
大都市の酒専門店などには
以前から扱いがあったのだろう。
この田舎町で日本のビールが
普通のスーパーで売られるとなると
かなりうれしい。

あのテレビコマーシャルも
ぜひここで放映されるように
なってほしい・・・・
無理だろうなっ


シュニッツェルを食べることはめったにないウチ

2020年08月06日 | 頑張って食べる
先週末の昼食、
鶏肉のシュニッツェル

似たような料理は
世界各国にある。
南米でも好まれている献立だったぞ。

義母料理の中でも
食べやすいものの一つだ。

ただ、彼らは
ポテトサラダを主食。
私は米飯。
夫はパスタ・・・

やっぱり、ご飯が合うよな、
って考えているのは私だけ。






無理をしないでプラスチック無し生活

2020年08月05日 | 物品
ラップを使わないおにぎりの握り方の動画を見た。
早速真似してみた。

絞ったふきんをラップ代わりにして、
ご飯を握るんだ。

当然、使ったあとに
このふきんをよく洗わなければならない。
日本の夏場だったら
煮沸消毒も必要かもしれない。
そう考えると、
なんだか面倒に思った。

手でいいじゃん!
ラップフィルムがないころは、
みんな手で握っていた。

だが、
今は手塩の量が少ないので、
食べる前に悪くなるだろうな。
ふきんを使うとなおさら
よく洗えてなかったりすると
おにぎりの劣化が早いのではなかろうか。

そういうわけで、
やはり、おにぎりを作るときは
ラップを使うことにした。

義母は一切ラップフィルムを使わない。
一般家庭で使っている人は
日本の数分の一かもしれないぞ。
いろいろな台所を訪問していて、
ほとんど使われていないことを観察済み。

環境のため、じゃあなくて、
もともと使う発想がないのだろうな。
日本のレシピは頻繁にラップを使うぞ。

衛生観念の違いだな。
日本のプラスチック反対論者たちには
苦しい生活かもしれない。




布袋でも持つ人によって全く印象が変わる例

2020年08月02日 | ドイツ在住難民・移民
花模様の布袋は10年ほど前
南米在住の友人からの頂き物だった。

生地は傘に使うものだそうで、
防水性は抜群、
光沢のある非常にしっかりした品だった。

だが、私には華やかすぎる柄で、
なかなか使う気になれないでいた。

たまたま、これを持って、
外出したところ、
半ば失業していて時間がある
エチオピア人M子さんとばったり出会った。

彼女と話しているうちに、
彼女の肌色と布袋が
似合うのではないかと思って、持ってもらった。

凄い・・・・
華やかな雰囲気のM子さんにぴったりだ。
M子さんも気に入ってくれて、
めでたく、彼女に使ってもらうことになった。

物資はなるべく有効に使いたいと、
日ごろから持ち物一つ一つに
気合を入れているこの頃だ。