怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ひそかに交換、シリコンパッキン

2021年10月03日 | 節約

義母がジャガイモを茹でるために使っている

圧力鍋のパッキンの色が真っ黒なので、

彼女に提案した。

「私が買いますから、交換しましょう」

もちろん、義母は反対した。

10年使っていて、全く差しさわりないと。

火にかけているときに観察すると、

蓋の隙間と思われる部分から

水が漏れてきている。

取扱説明書によると、これは危険な状態の一つらしい。

義母の同意など待っているのはばからしいので、

勝手に買ってきた。

触った感触もかなり違う。

弾力のある新品。

義母は全くこの新しくなったパッキンに気づかず、

ジャガイモを茹でていた。

私も何度か使ってみたら、

以前よりゆであがるのが早いらしく、

いつもの時間で加熱すると

茹ですぎの状態に仕上がっている。

もう少し短い時間で調理が可能になったわけだ。

やはり、道具の手入れはいつもしなくては、ね、お義母さん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シャワーホース交換完了

2021年01月29日 | 節約

水漏れしていた

シャワーホースの交換をした。

(義父が)

今までの品より見た目がひどく安っぽい。

実際、スーパーの売り出しの凄まじい安さの製品だ。

もしかしたら、すぐにだめになるかもしれないな。

せめて、ホームセンターに普通に買い物に行けるようになってから

再び水漏れするようになってほしい。

今はドラッグストアとスーパーしか営業していないドイツ。

(いや、正しくはバイエルン州。ほかの州の事は知らない)

 

 


ゆるゆるミニマリストへの第一歩

2020年10月10日 | 節約

手持ちの香水がなくなったので、

そろそろ香水使うのはやめようと

決心することにした。

30ミリリットルとか、50ミリリットルで

数千円するものね。

香りを楽しむだけのために、

そんなにお金をかけるのはばかばかしい。

 

そう考えた数日後。

雑貨屋で今まで見向きもしなかった

おもちゃのような香水に目が留まった。

100ミリリットル入り300円。

アイスクリームを二度食べたと思って

買ってみた。

うー。

やはり、それなりの品だ。

それでもなくなるまで

大事に使うことにする。

そして、

その後はもう、使わない予定。

物を手放していく生活のひと工夫。

ミニマリストにはなれないけれど、

なくてもいいものは

使わないように、買わないようにしていくことにする。

 

 

 


分け与えなければならない

2020年08月17日 | 節約
ここでの人生で
ちょいと気を付けているのは
ため込まないことだ。

入手が難しい私サイズの衣類は
その例外で、
ぎょっとするほどため込んではいる。

先日、
二台持っている自転車のうち、
使っていない一台を知人にあげた。

見た目はうるわしいけれど、
10年ほど前に中古自転車販売会で
6000円程度で買ったものだ。

購入後しばらく愛用していたのだけれど、
身体に合わないのか、
股関節痛がひどくなり、
使わなくなってしまった。

2年ほど前に、
帰国する日本人に
彼女が使っていた自転車を譲り受けた。

日本人が長く使っていたのだから
大丈夫だろうと、
今はそれを愛用している。

そいうわけで、
画像の自転車は何年も
車庫にあって、だれも使っていなかった。

ひと月ほど前に、
ウクライナ人難民G子さんに
「使っていない自転車があればくれ」
と言われた。

聞けば、何度も盗難に遭っているのだそう。
彼女の日常の態度、
彼女の住まいまで運ぶ方法、
それらを考えると、面倒に感じ、
「ないです」
と答えたものだ。

その数週間後、
空港地上職員M子さんが
自転車を持っていないことを知った。

彼女は数か月前から
自宅待機で、これから数か月後に
仕事を失う。
(コロナウイルスで仕事が激減の航空業界)

明るく利発で美人のM子さんだ。
住まいもG子さんより近いので、
彼女がウチに来て、自転車に乗って
帰ることができそうだ。

M子さんに
「自転車を差し上げたいです」
と申し出たら、喜んで受け取ってくれた。

こうして、
ウチの「ただ置かれている物資」が
一つ減った。

ため込まないで、
使ってもらえるものは
回していこうとは思っているのだけれど・・・

今の世の中、
誰しも物をいっぱい持っていて、
簡単にそれがうまくいかないことも多い。

専門の団体に寄付するのが
一番簡単なんだ。
それをなるべく避けて
知った人に使ってもらいたいと思うのが
贅沢なんだよな。

もっと簡単なのは
ゴミにすることだろうか。
捨てるにもお金がかかる今だ。

M子さんが
自転車を頻繁に使ってくれることを願っている。
彼女の体格には
小さすぎる自転車なんだ・・・・
大丈夫かなー。







公共交通機関料金が高いドイツ

2020年07月25日 | 節約
個人によって感じ方は違うが、
私はドイツのバスや電車の料金は高いと思う。

首都圏の平地部での生活経験と
単純に比較するとそうなるんだ。
(東京都住まいでも山間部のようなところだと、
駅まで膨大な料金がかかると聞いている)
実家生活でバス料金を下げろ、
という考えに至ったことはなかった。

先日、街中のど真ん中のバス停で
一人のティーンエイジャー女子が
チョークで書いていたこれ。

バス料金を下げろ、
という意味だ。

やっぱり、
ここに住んでいるほかの人たちも
高いと思っているのだろうな。

毎年9月に値上げするのだけれど
今年もやるのだろうか。

考えると憂鬱だ。

左端に描かれたものが見にくいが、
バスだ。
右側の自動車に×が付き、
左のバスには良い、という意味のチェックが入っている。

バス料金値下げに
踏み切っている他の都市もあるようだ。
インゴルシュタットも続いて欲しい。







絶対に捨てたくない主義の義母に影響される

2020年07月02日 | 節約
3年前に、日本でたまたままとめ買いしておいた使い捨てマスク。
義母が、私の捨てる様子を見かねて言った。
「洗うから、捨てないでください」
ええっ!
使い捨てとされているマスクを再利用するのは気持ち悪い。

だが、マスク入手に非常に苦労しているウチだ。
大量のマスクを縫うために、
同じく私がたまたま大量に日本で買いこんでいたゴムひもは使い尽くした。

二ヶ月ほど前に、突然ミシンが故障し、
修理にひと月ほどかかった。
再び縫いたいのだが、
ゴムひもがないので中断中だ。

外に出れば、あちこちに布マスクが売られていて、
それを使えばいいのに、
義母は自作するのにこだわっているんだ。

私の使い捨てマスクのゴムを再利用するアイデアもあった。
そんなまどろっこしいことをするより、
洗ってまた使うほうを選んだ彼女。


家事室(ミシンとアイロンが置かれている小部屋)には洗った使い捨てマスクが干されていた。

仕方ない。
これからは自分で洗って再利用するか。

なんだかなぁ。
衛生観念が全く違うよな。
街中でも、マスクをしている人は皆無だ。
決まりがあるので、仕方なく、店舗などに入るときはかばんから取り出して付けている。

店員の中には、鼻を出している人も多い。
無意味じゃあないか?

夫はこうしたテキトーな一般の人々にちゃんと恐れを感じていて、
私の外出を快く思わない。

義両親と3ヶ月ずっと一緒にいるのを
まだ延長して欲しいらしい。

ああ、命はおしいよなぁ・・・・