義両親たちが自分たちのベッドマットレスを買ってきた。
どこにでも売られているような真っ白の普通のサイズの品。
かなり重たい。義両親たちは車で受け取りに行っていたが、日本人の70歳代が持ち上げて運ぶことが難しいかもしれない。生活基本体力が全然違うことをマットレス運び一つ見ても思う。(体力差についてはビール入りビールケースを小指でぶら下げていたり、でっかいベビーカーをひょいと持ち上げて車に積み込んだりしたり、枚挙に遑が無い)
古いものは地下室に運ばれた。
見て、びっくり。きれいに使ったものだ!いったい何が不満だったのか、横に倒して寝てみた私。
スプリングを使った品で、その感触が伝わってくるが、特に差し障るような印象ではなかった。
義母にどうして買い換えたか尋ねたら、やはりスプリングを包んでいた布部分が薄くなり不快になってきたからだそう。何年使ったのか恐る恐る聞くと・・・「ええと・・・
40年かな」ええええ!!そ、それは充分に使い尽くしましたねぇ~。物持ちのいい義両親のことだから100年と言われても驚かない予定だったがやはり驚いてしまった。
「普通は10年くらいで取り替えるらしいけれど、それは業者の陰謀ね」とも。ああ、私もそう思うぞ。
もう彼らは買い換えないかな、などと不謹慎なことを考えた私。
いや、最近の物資は昔のものほど長持ちしないかわりにニンゲンは長持ちしたりするから10年後に買い替えになるかもしれない。そのときは私が運転して私がマットレスを運ぶのかもしれない。将来に備え、体力増強に励もうと思う、ひえぇぇぇ