怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

りんごも不作

2015年09月18日 | おいしいもの
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義両親たちは、すでに6,7本のりんごの木を所有している。今年は収穫量があまりない。
ドイツ人にとっては大事なビタミン源のりんごだ。九月上旬には干しりんご作りをする。
寄生生活一年目からずっとこの作業には異文化を感じる。大昔は天日干しだったろう。今もそうしている家庭はあるだろうが、群がるハエ対策はどうしているのだろうか。

以前の同じ物事のブログ記事を読んでみた。
保存食作り、その2 気合の入っている文章だ・・・当時は珍しかったのに、日常になってしまった今の私。

これは食料小部屋に置かれている去年の干しりんごだ。2008年の記述では一年前のものでもおいしいとある。いや、やっぱり新しいものの方がおいしいぞ。その頃の私の味覚はまだドイツの食べ物に慣れていなかったのだろう。



かぼちゃ禁止令

2015年09月12日 | おいしいもの
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義母はこれまでの人生であらゆる作物を育ててきたらしい。私が寄生し始めてからかぼちゃを作っている様子がなかったので、春先に頼んでみた。八月下旬には収穫できた。
 
義母はお冠だった。「このかぼちゃ、葉っぱやツルばかり育って二個しかできないじゃあないの!」
在独日本人のあなたは写真を見てすぐにお気づきだろう。去年の帰省時に料理したかぼちゃの種をこちらに持ってきて義母に渡したんだ!二個しか収穫できなかったのはきちんとした種でなかったからか?ここの土壌や気候が合わなかったからか?
「来年はもうやりませんからね」とかぼちゃ禁止令が施行されることとなった。
かぼちゃばかりでなく、トマトもきゅうりもりんごもインゲン豆も、全部不作だった。だから、かぼちゃだけがおかしかったわけではないのは明確だ。
このかぼちゃを義母に食べさせたら、こちらの普通の品種と違うおいしさに気付いて栽培禁止令を解くかもしれない。
そう思って、料理することにした。
 
ドイツ人に一般的なかぼちゃ料理、スープにするのが惜しくなり、煮物を作ってみることにした。
脇から義母が「その包丁でなく、こちらにしなさい」とか「なぜ皮をむかないのだ」などと私のやることなすことにアドバイスをくれるのでやけくそになってきた。えーい!砂糖と醤油で煮てやれっ!

そういうわけで、義母が絶対手を出さない煮物が出来上がった。
一人でおいしくいただいたぞ。
来年はちゃんとした製品の種から育ててみよう。義母をどう説得するか半年作戦を練ろう。



アイスコーヒーあります

2015年09月10日 | おいしいもの
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「ヨーロッパにはアイスコーヒーというメニューがないとテレビで観ました」と親族からメールが来た。
「本当なのかしらと気になりました」と続いていたので私は安心した。テレビや新聞で報道されたことがいつも正しいとは限らない。限られた時間や紙面であるひとつの物事の詳細を全部書くのは難しい。マスコミ側の気持ちもよくわかるこの頃。
さて、アイスコーヒーの実物を撮影しに知人が勤務するパン屋(店内で軽食ができる店)に行ったのだが、すでに冷たい飲料の提供をやめてしまったようだ。夏の短いドイツだなっ。
メニューには写真付きで載っていたのですばやく撮影した。すでに販売を終えたのにメニュー表はそのままというテキトーさが心地よい・・・

真ん中はアイスコーヒー、右にはアイスココアだ。値段は普通のコーヒーの倍ほどする。
実家生活の夏場でも温かい飲み物を好んで飲んでいた私だ。比較的楽な夏の欧州でアイスコーヒーを積極的に飲む気にはなれない。今回は存在する証拠に飲んでみたかったけれど、ね!

スーパーにはこうしたインスタント製品が夏季のみ販売されている。安くなっていたので購入。
かなりおいしい。






インド料理

2015年08月27日 | おいしいもの
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インド人に彼女の手料理をごちそうになった。

左はコロッケのようなもの、真ん中のさらには薬味類、黄色いソースは鶏肉のココナツカレー。

コロッケにはひき肉とコリアンダーの葉が入っている。

カレーはスパゲティと一緒だった。薬味を好みの量取って、混ぜて食べる。おいしい。

「また来てね」と言われた言葉を真に受けて、次の週にもごちそうになりに行った。
 
左からインドのスナック「パパダン」、チキンライス、じゃがいもを茹でてスパイスをからめたもの。チキンライスにはプレーンヨーグルトを添えて食べることも多いのだそう。すでにトルコ軽食店で米飯とヨーグルトの組み合わせの献立を経験しているので何の抵抗もなく食べられる私だ。
アルミフォイルに包まれていたのはパン。
トルコ人経営のスーパーなどで売られている。
ドイツパンと違うところが良い。甘い茹で小豆をはさんで食べるとおいしいのではないか、と思った。
もしかして、アンパンのパン生地と同じなのかな?30センチの定規が小さく見えるこのパンは99セント。150円くらいか。

米料理についてそのやり方を尋ねたら、案の定、大量のお湯で茹でて米が柔らかくなったらザルにあける湯取り法らしい。長いのが特徴のインディカ米も、日本風に炊き上げるとかなりの粘りがある。湯取り法だと、そのねばねばを取ってしまうのだからもったいない。米飯をパラパラに作れないのは料理下手とされる地域が世界に多くある。私のバスマティ米飯はへたくそと評価される代表だろうなぁ。


中央の青いパッケージは在独ブログ仲間からいただいた高級バスマティ米。袋を開けるといい香りがするんだ。その辺の普通のスーパーの標準価格の品とは大違い。炊いてみると、粘り気も強いように思える。この粘りを嫌ってパラパラに仕上げるのをとても不思議に思うのは私が日本人だからかしら。

ついでに紹介。
頂き物ドイツ人手作りジャム。
他の人がどんな味に仕上げるのか興味を持ってしまう。日本在住時には手作りジャムなどまったく興味を持つことができなかったのに、毎日のように義母ジャムを食べていると、自分で作りもしないのに味にこだわるようになっていくのか・・・恐ろしや、生活習慣・・・・





ドーナツ屋閉店

2015年08月01日 | おいしいもの
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この小さい街の繁華街にも2年程前には全くなかったドーナツ屋が数店できた。
が、案の定、人通りの少ないここは半年ほどで閉店してしまった。

いつか行こうと思っていたのにねぇ・・・(いや、思っていなかった)

がらんとした内部に他人事ながら悲しくなってくる。この中心街は徐々に空き店舗が増えてきている印象。

さて、気分を変えるために普段は歩かないところへ行ってみた。街の西の端にある公園。ちょっとした高台になっていて、そこから見える風景の解説などがあった。そうか、こんなところもあったのね。友人が遊びに来たときに案内できるかな。他の街と比較するとあまり魅力がないかもね。
 
夏場の週末には噴水があるんだな!湖畔のビアガーデンでは民族音楽の演奏があって、おばあさんたちが踊っていた。カメラを向ける雰囲気でなかったので、写真掲載断念。いい感じで踊っていたのに。
 
ドイツのイメージではない、でも頻繁に見かける光景もちゃんと撮影して公開。誰が掃除するのかな。あ、難民申請している彼らがやるのかもしれない。飲食した人たちが片付けるのが一番ね!








パコラ対決

2015年07月27日 | おいしいもの
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毎年恒例の野外音楽会に行ってきた。

ピクニックシートやイス・テーブルを広げ、持ってきた食べ物を食べながら音楽鑑賞できるめったにない機会なんだ。
 
私の左前に座っていた女性四人は、ずーっとおしゃべりしていたし、右隣のティーンエイジャーの女の子はずーっと横たわって眠っていた。そうしていても全然周囲に迷惑にならない、凄まじいコンサート会場。

私はインド人夫婦といっしょに来たんだ。少し前にパコラを食べさせてもらったときにその作り方を聞いていたので、この日は私のを彼女に味見をしてもらおうと思った。

ところが打ち合わせしていなかったので、彼女もパコラを作ってきてしまった!
右端が彼女のパコラ、その左が私の。左のアンパンのようなものは、中身がピザのような具のパンだった。
本場インドのパコラと初めて作った私のパコラ。比較する良い機会だったぞ!
なんと、どちらもほぼ同じ味だったんだ。彼女も褒めてくれた。へへっ。
・・・ということは、パコラはかなり簡単なインド料理なのだと思う。簡単で失敗がなさそうでおいしいのでインド料理として紹介するにはとてもいいものだと思った。
私のは見た目が少々違う。揚げ物をほとんどしないウチなので、揚げ油を大量に使うような鍋を出すのが面倒だったんだ。揚げ物用鍋はこちら・・・ベルリーナーの作り方
フライパンに2センチくらい油を入れただけだったので、平たいパコラになった。せこいパコラ。









美脚

2015年07月03日 | おいしいもの
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ティーンエイジャーたちの下校風景。
 
気温が35度前後のここ数日、男女共に脚丸出しで学校へ行く。
聞くところによると、学校の教室は暑さ対策がされていないので、こうしためったにない気温の高い日はひどい状態になるのだそう。海辺にいるのと同じスタイルでいないと耐えられないのだとか。
「学校に行くのにそんな格好ではけしからん」」なんて言っていられない昨今。
でも、太もも部分が椅子にぴたっとくっついて気持ち悪くないのかな?どこかにぶつかったりこすったりして怪我をし易いのではないのかな、などと年寄りねえさんの私は心配になる。
 
目のやりどころに困る男子生徒や先生も多いのかしら。日本人の私から言わせると、欧州人女性の身体は日本人ほど妖艶さがなく、美しいのだがムラムラッとくる要素が少ないように思える。
 
日本は軍事力を持つことに抵抗を持つが、ここは制服が過去の悲劇を思い出させるらしい。
同じ体験でも、あとの世の中にこんな風に違ってくるのだな、とか、脚丸出しを見ながら思った・・・





ソーセージの保存悶着

2015年07月01日 | おいしいもの
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先日の頂き物、手作りソーセージ。セルビア人A子さんには「冷凍保存してください」と言われた。
義両親にそれを言うと「いや、これは風通しをよくした室温で保存するのが本当だ」と、このようにさせられた。

冷凍・冷蔵保存が存在しない時代にもソーセージはあったのだから、当然だろうな、と義両親のやり方に納得。

ところが、今日になって彼らは言った。
「すぐに食べない分は冷凍しましょう」と。
あのぉ・・・。今まで何度も経験してきたが、いまだにこういうことが起こると悔しくなる。
義両親たちは私の話を肯定することはめったにない。なにかしら、けちをつけて否定するんだ。
私の考えでなく、今回のように他人の勧めでも否定する。そして、ほとんど直後にまるでそんなこと聞かなかったように私の話したことをやるんだ。
感情のコントロールは人生をやる上で大事だということを20歳代の頃から学んでいた。これくらいでめげる私ではない。何しろ、こうしたできごとは家賃だと思えるんだから、素晴らしい環境じゃあないかぁ~、と終わっておくことにするっ。

追記
すぐ食べる分は硫酸紙に包んで冷蔵保存となった。ラップやアルミフォイルはだめなんですって。





イチゴ100パーセントジャム

2015年06月19日 | おいしいもの
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晴れた夏の日々は大忙しだ。義父は家の修繕、いや義母も。木々の剪定作業も同時進行。

矢印の茂みには鳥の巣があるんだ。台所の窓から親鳥がえさを持ってくる様子を観察している私たち。
完全に巣立つまでこんな仕事は後回しにしてやったらいいのにねぇ。
私が撮影したあと、何気に振り向くと、親鳥らしきそいつがピピピッと警戒に満ちた叫びを挙げて飛んで行ったぞ。
 
山のようにできる葉っぱゴミは回収を待つことなく、自家用車で専用のゴミ捨て場に運び込む。同じように庭仕事に勤しんでいるおじさん・おばさんがたくさん来ている。(20歳代位の若い世代を見ることはまれ、まぁ、平日だし)
「将来は軽トラックが必要だな」とふと考えて、自分の思考に唖然とした。ここは日本じゃあないし、私と夫がこの作業をやってのけることができるかさえ疑問だっ

さらに同時にイチゴの収穫作業。この日の収穫は私のリクエストに答えて、義母はイチゴだけのジャムを作ることにした。
 
いつも義母はイチゴと他の果実やベリー類を混ぜてジャムにする。イチゴだけだと甘すぎることとジャムの粘力がなくゆるいものが出来上がるからだそうだ。
洗ってゴミやへたを取り(これらが混ざると保存力が落ちるそう)イチゴを潰す。
 
三キロのイチゴに三キロのペクチン入り砂糖を混ぜ、数時間放置したあと沸騰させて4分。

 
なるほど、仕上がった全イチゴジャムはパンに塗るには少し緩い。甘さは・・・義母の甘いお菓子に長く馴染んでいるのですでに何が甘くてそうじゃあないのかわからなくなっている私の舌。とほほ・・・私の要望に応じて作られたジャムだ。私が一生懸命に食べることを期待されているだろう、ぎゃー。
この日の昼食は「カイザーシュマルン」。パンケーキを焼く途中にぐちゃぐちゃに混ぜてしまうもの、と解説する。

これは野いちご。普段、見向きもされず、私がときどき庭に出て両手でもいで直接口に入れている。リスになった気分になれるんだぁ。
 




支店はどこに

2015年06月10日 | おいしいもの
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トルコ人経営のスーパーには、普通のスーパーでは手に入らない品があったりより安かったりするのでときどき行く。
最近はこの豆を買っている。うずら豆。

袋の表の印刷はドイツ語らしきものがない。

ところが裏を見ると、アウクスブルクとミュンヘンの電話番号がある。
ちょいと思いついて、この電話番号に電話してみた。
「お客様がおかけになった電話番号は、ただいま使われていません」との案内が流れた。
うほほ、やっぱりねぇ、と思った。
いや、もともと存在しないのではなく、連絡先事務所を維持することができなくなって閉鎖したのかもしれないし!
けっして「もともと存在していないものをそれらしく表示してみた」と思っちゃあいけない。
トルコ国内の連絡先と思われる番号は、通じた!呼び出し音を一回ならして切ったけれどね。
 
電話連絡したくなるほどひどい製品に当たったこともないし、むしろおいしい豆だ。
トマトソースを辛めに味付けしてスプーンで食べている。

豆類も、どういうわけか、日本で販売されているものの方が上質に感じる。
豆粒の大きさがしっかり揃っているし、虫食いや違う種類の豆が混ざっていることなど想定外だったもの。
ここでは見た目も劣るし、煮上がって試食すると、同じ鍋の中で柔らかすぎたり固めだったりすることがあるんだ。
最近は日本の揃いすぎている製品の方が不自然だ、と思えるようになってしまったから大丈夫。
そういえば小豆を何年も食べていないなぁ。大豆は煮る元気もなし。納豆を食べようという意欲さえなくなってきている。


















もち米おにぎり

2015年05月30日 | おいしいもの
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隣の集落に行くため、義父に自転車を点検してもらった。秋から冬にかけて、全く使わなかった。

覚悟はしていたので義父がぶつぶつ言うのをそれほどうるさいとは思わなかった。
「いつも手入れしてきれいにしておかないと警察に呼び止められるぞっ」
街中で歩道を逆走している自転車のお兄さんが、たまたま通りかかった警官に止められていたから、それは有りかな、でもこんな田舎道で警察がうろついている可能性はないだろうな、さて、反論してみようかどうしようか、と思案しているうちに義父は他の話題になっていたので諦めた。
とても古い自転車なので、あちこちがだめになっているんだ。新しい自転車が欲しいのだけれど、みんな反対するだろうなぁ。「使えるのになぜ新しいものが必要なの」と。

さて、その自転車で農道を走っていると、向こう側に乗馬をしている人たち。
 
こうした光景を何度か見かけるのだが、撮影に成功したのは今回が初めて。


伺った先では、おにぎりの作り方を教えて欲しいと言われていた。用意されていたのはもち米だった。
どういうわけか、おにぎりや寿司を作るためには特別に粘着力の強い米を使わなければならない、という観念を持つ人がここには多い。米を常食していると思われる中国人でさえ、この有様だ。
まあ、せっかくこの日のために買ったのだから、もち米でやってみようということになった。

真ん中の球状の小さいおにぎりを教えた。以前、お土産にした自作のこの形状のおにぎりが大好評だった。ツナ缶を細かくほぐして砂糖醤油で炒ったものを混ぜた。
一番上に見えるのは玉子焼き。砂糖で甘くする玉子料理は5歳児に好評だった。大根おろしが欲しかった私。
私のほかは二人の中国人だったので、野菜料理が並んだ。ウチではなかなか一度にこの量の野菜を摂取することがないのでとても嬉しい。

私の皿。野菜とともに、小さく切った肉も入っていたのだが、私はそれをより分けて自分の皿に盛りつけたんだ、ああー、お行儀悪いっ
ナイフではなく、スプーンが添えられるアジアの食卓。肉塊のような食卓で切るような作業のないアジア料理にはナイフは不要。

食事のあとは子守。

5歳児&2歳児のお母さんは毎日くたくた。招かれた礼に5歳児と外で遊ぶくらい楽勝ね。








アフガンピザ美味い

2015年03月27日 | おいしいもの
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いつもの集まり。作業は指導者の都合と仲間の一人が誕生日だったことであまり進まなかった。
 
持ち寄った食べ物。

ドイツ人のが作ったポンデケージョ(アジア食材店で販売されているという「ポンデケージョの素」を使ったらしい)、インド人が作ったサモサ風。市販のパイ生地にじゃがいもと野菜を混ぜたものをはさんでオーブンで焼いたらしい。やっぱ、油で揚げなくちゃだめだな・・・あはは、おいしかったけれど!

一番おいしかったのはこれ。アフガニスタン人が作ったピザ。

一切れは手のひらが隠れる大きさだった。ケチャップの上にハムや野菜を載せて、仕上げにカレー粉を振り掛けるのがアフガンピザ?他の人たちは一切れしか食べなかったのに、私は何と三切れも食べてしまった。
普段、ピザを作ることは多いが食べることはあまりない私だから?いや、後から考えてみたら、このピザ、チーズが使われていないから私の胃にやさしいことがわかった。
2000年に初めて欧州を旅行したとき、スイスでチーズフォンデュ、フランスでチーズのクレープを食べたら何日か具合悪かった思い出がある。乳製品の摂取しすぎは私に危険だ。危険なだけじゃあなく、チーズ無しだとたくさん食べることができるピザって、凄すぎ。
これからも乳製品摂取しすぎに注意しようと思った、アフガンピザ三切れ平らげ事件さー。






二度目の失敗

2015年03月12日 | おいしいもの
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確か義母は「もう作らない」と宣言したはずのじゃがいも団子。以前ブログに書いた記憶があったので探してみたが見つからなかった。
インスタントのじゃがいも団子ミックスは失敗なく出来上がるが、じゃがいもを茹でて潰して作るものは失敗作でも非常においしい。
 
前回と同じく、茹でるまでは上手く行ったが、できあがりは・・・・
 
やっぱりべちょべちょになってしまった。「パパのお母さん(義母の義母だなっ)はとても上手に作ったのに」と嘆いていた義母。
食べている間もずっと「もう作らない、絶対」と繰り返していた。鶏肉の細切れが入ったカレーソースと、これまたべちょべちょに仕上がった野菜の煮物を添えて食べた。
見掛けは悪いがとてもおいしかったので私は褒めまくったのだけれどね。まあ、これじゃあ、マッシュポテトかな~

不機嫌な義母は気分転換をするためなのか、ケーキを焼き始めた。
 
新しいハンドミキサーは快調。
 
自家消費用なのでかなりテキトーな見かけだが、おいしかった。
スポンジのケーキは油分が少ないから、私の胃にもやさしくて具合がいいんだ。おいしいじゃがいも団子とケーキで幸せな一日だった。





炒め方

2015年02月25日 | おいしいもの
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先月E子さんに炒飯の作り方を教えたときに、私は彼女の炒める手つきが気に入らなかった。
その数週間後、何気に図書館から借りてきた料理のDVDを見ていて、興味深い発見をしたので報告。

この写真の女性が、スパゲッティミートソースの指導を一般から選ばれた主婦にしていた。
一般女性といえども三人の子供がいるのだから毎日のように料理をしていると思われる。そうした慣れた彼女が細かく刻んだ野菜を炒めている手つきがE子さんと同じだったんだ。野菜をフライ返しの先でちょんちょん、ってつつくようなやり方。身の回りをあまりきちんと整理できなかったり、約束時間に遅れてくるE子さんに対して、ちょっと否定的なイメージを持っていたので、E子さんのやることが間違っている、と判断しがちだった自分を反省。
自分の経験の中で思い出してみると、ドイツの家庭料理は中国料理のように高熱で野菜や肉を炒めるという作業があまりない。義母の料理のほとんどは、多めの油で刻んだたまねぎを炒め、次に肉や野菜を入れ、物によっては小麦粉を入れて混ぜ、すぐに水を入れて煮込むものだ。つまり、中国料理のように高熱で焦げ付かないよう、なべ底からフライ返しで大きくすくい上げてかき混ぜるような動作を必要としないんだ。そして、義母もE子さんやこのビデオの主婦と同じ炒め方をする。
ビデオの中では、指導者の女性が主婦にすくい上げて炒める方法を教えていた。おそらく、ここでは新しい技術かな。ミートソースなのに、たくさんの野菜を使っていたしね。
中華なべも普通に売られているドイツ、多くの人がフライ返しを器用に使って炒め物をするようになるだろう。
E子さんには「ご飯がフライパンに焦げ付かないよう下からすくい上げるように混ぜるの」と次回があったら実演指導することにするっ




たまには和食風

2015年02月04日 | おいしいもの
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去年行った中国料理レストランで食べた黒米が気になっていた。2014年11月12日記事「自分で作ってみたい」
やっと手に入れたので、早速炊いてみた。
 
売られていたアジア食材店には二種類の黒米があって、ひとつは中国製で真っ黒、もう一つはマレーシア産で写真のように色が揃っていない。もちろん、着色した可能性の高い中国製は避け、倍ほどの値段のマレーシア産を選んだ。
クックパッドで炊き方を検索して炊いたのさ。日本ではまったく黒米など知らなかったもの。
炊き上がりは黒米と白米の割合によって色が変わってくるらしい。真っ黒でなく、紫っぽいところがとてもきれいで気に入っている。
 
ゴマをかけて、在独日本人仲間からの頂き物で手作りの「紫蘇味噌」(紫蘇はここで栽培、まさか味噌は作っていないだろうな?)を添えて食べた。うーん、おいしい!写真の量の盛り付けではもちろん足りないので、三度ほどお代わりした。
デザート。
コーヒーゼリーじゃあなくてコーヒー寒天。寒天ってところが和食風。へへっ。

普段、ほとんど日本食を食べなくなってしまっているこの頃。味噌など、もう、5年くらい買っていないかも。帰省してもあまり味噌汁を口にしなかった記憶が。ああ、非国民!?
この献立で充分和食となってしまう体たらくの現在の食生活、私の日本食文化崩壊進行中。

スーパーで見つけた練りしょうが。
 
喜び勇んで買ったはいいものの、家に帰ってからよーく確認したら、砂糖入り。
ううっ、料理に使いにくいじゃあないかっ。ミルクティーによく合うのでそうやって消費するかな。