21歳ドイツ男子に
ときどきゲームの指南を受けている。
彼は死にゲーと呼ばれる『SEKIRO(隻狼/せきろ)』も
楽しんでクリアできるんだ。
そんな彼に「ホライズンゼロドーン」の主人公の女の子が
日本人男性ゲームプレイヤーに「顔が変」と言われていることを
伝えてみた。
「そ、それはひどいです!」
と、私の予想した返答が返ってきた。
主人公にの顔をわざわざ製作側(このゲームはオランダ産だそうだ)が
醜いと感じるデザインにするとは思えなかったからだ。
また、この彼女の赤毛もいいのだそうだ。
天然の赤毛にあまり縁のない日本人には
どうしても小説や映画、アニメの世界を思い出すしかない。
「にんじん」や「赤毛のアン」では
赤毛はあまりいい色ではない、という扱いがされていた。
なので、私もずっと西洋人の赤毛は残念な色、と思っていた。
彼の発言に、小説などで物事を判断してはいけない、と心底反省させられた。
実物に接して感じるものを自分の感覚としたいものだ。
彼には29歳のお姉さんがいて、
彼女もホライズンゼロドーンを熱心にプレイしていたそうな。
「姉も、日本人男性のアーロイブス説に怒るでしょう」
ドイツ人女性にも、アーロイの容姿は
魅力的に見えるらしい。
もっとも、アーロイの見た目を批判している
日本人男性たちも、ゲームプレイに夢中になっているうちに、
アーロイの魅力に気づくらしい。
日本でも売れているゲームなのだから、当然だろう。
見た目より、中身、
行動や考え方のカッコよさに次第に惚れていく
日本人男性が多くいることをお知らせしたい。