イタリア人R子さんの古い炊飯器を実験的に
うまく作動するか確かめるために持ち帰った。
彼女は大きめの紙袋に入れてくれたが、
私は風呂敷を用意して行った。
130cm四方の大判風呂敷だ。
私のリクエストによるいただき物で、
ここでは風呂敷本来の目的より
テーブルクロスやクッションカバーのようにして使っている。
R子さんの4合炊きの炊飯器が上手く収まり、
肩に掛けてバスで移動した。
日本在住時から、風呂敷慣れしていた。
マレーシア(インドネシア)バティックを正方形に切って
端の始末をして風呂敷にしていた。
イラン育ちのアフガニスタン人に
「あ、こうやって荷物を運ぶ習慣は
イランにもありましたよ」
と言っていた。
折り紙や風呂敷などは
日本独自のものと思われがちだが、
世界中で似たような物事は多く起こるものだ。
しょせん、人間、同じような発想をする傾向にあるということだ。