里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ツワブキ

2007年10月30日 | 庭の山野草
庭でツワブキが咲き始めた。
葉に斑が無い物と入った物の2種類があり、どちらも珍しくはないが、花は菊に似
て綺麗だ。

だがこの花、生命力があり庭中至る所に種が飛んで発芽するので、いささか持て余
している。

ツワブキ、石蕗(キク科、ツワブキ属)
本州中部以西で海岸近くの山地に自生する多年草。 古くから観賞用に栽培され、
多くの園芸品種も作られている。  花期は10~12月。
長い柄を持つ常緑の葉はフキに似るが、フキと違って光沢があり厚い。
長い花柄は先端で幾つかにわかれ、その先に径が4~6cmの黄色花を散房状に付
ける。

茎や葉は食用になり、漢方では葉を傷や火傷の消毒に用いたり、茎葉・根茎を下痢
や食あたりなどに用いると言う。

(名前の由来)
葉に光沢があり、形がフキに似ている事から“ツヤブキ=艶蕗”と呼ばれていたが、
それが訛って“ツワブキ”となった。