里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ベニバナヤマシャクヤク 、 ミズバショウ

2010年07月09日 | 庭の山野草
ヤフオクで、“みちのく紅”という遅咲きのベニバナヤマシャクヤクを買った。
濃桃色で他のベニバナヤマシャクヤクより咲く時期が少し遅いらしいが、買った時には
もう花が終わっていたので来年を待つしかない。 今から楽しみだ!

もう一つ、ミズバショウの実生2年目の小苗も買ったが、こちらは早くても後3年先でな
ければ咲かないらしい。
普通の植物なら成株を購入すれば直ぐ花を楽しむ事が出来るが、ミズバショウの場合
は根が太くて泥底の深くまで潜っていて移植するのが困難なので、実生で育てるかそ
れとも幼苗を購入して育てるしかないのだそうだ。

そう言えば、以前、山野草講座でミズバショウの自生地を訪ねた際、株の周辺を掘った
跡があるのを見て、講師が、
「ミズバショウの根は太くて深いので、大抵の盗掘者は穴の直径が30~50cmになった
 所で掘るのを諦める」「皆さんも決して盗掘しないように!」
と話された事を思い出した。 まるで日本相撲協会のように、余程根が深いらしい!

〔ミズバショウの実生2年目の苗→拡大〕
<>

ミズバショウ、水芭蕉(サトイモ科 ミズバショウ属)
兵庫県以北で湿原周辺の水路などに自生する多年草。 草丈は、20~100cm。
花期は4~5月で、葉が出る前に、白い仏炎苞(葉の変化したもの)に包まれた棍棒状
の花序を形成する。 葉は夏になると大きく生長し、まるで芭蕉のような形になる。
〔名前の由来〕
水辺に生え、葉が芭蕉に似ている事から“水芭蕉”と名づけられた。