里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

思春期(?)のトサキン

2010年07月18日 | 動 物
近所に金魚を飼っている愛好家が居て、以前に“トサキン”と“イズモナンキン”を貰
ったのだが、今はトサキンが残っているだけだ。

このトサキン、孵化して1年間はフナのように黒っぽい色をしているが、2年目に入る
頃になると、一気に赤と白のまだら模様に変身する。
 
いま正に変身の最中で、人間で言えばニキビ盛りの思春期といったところだが、近所の
愛好家はこの時期迄にミジンコを飼っておいて与えたり、池や田で掬って来て与えるら
しい。 ところが、我が家ではメダカの餌で誤魔化しているので生存率はかなり低い!

それでも何とか生き延びた“つわもの”が居る。 
上のチビ達の兄貴分だが、虐待をしているにもかかわらず、セッセとボウフラ退治をし
てくれるお陰で水草の花を楽しむ事が出来る。 申し訳ない!

昨日梅雨明けし、いよいよ暑い夏がやって来た。  
今、県北の山へ登っても山野草は少ないし、それに暑い! 横着者はクーラーの効いた
部屋から出て行くのが億劫だ。 金魚達が羨ましい!

トサキン、土佐金
江戸時代より飼育されて来た高知県の天然記念物で、琉金の突然変異とする説や琉金と
ランチュウとの交配だとする説がある。
体型は琉金似で、色は赤又は赤と白のまだらが多く、尾びれは大きくて両端が反転して
いるのが特徴。