里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ナツフジ(夏藤)

2010年07月11日 | 花 木
町内の公園の柵に絡まっている藤の花、以前から気になっていたので調べてみたら、
どうやら“ナツフジ”らしい?
フジにくらべて樹高が低いのに花穂は逆に随分長く、花は淡黄白色でかなり地味だ。

面白いのはツルの巻き方で、根元から上に向かって反時計回りに巻いているのだが、
これを左巻きと書いてあるものや右巻きと書いてあるものがありややこしい!

昔の基準に従えば、ツルの先端が右に旋回しているので“右巻き”となるわけだが、
最近の大勢は、右ネジの螺旋のように傾きが右肩上がりのものを“右巻き”と呼ぶよ
うになったので、この基準に従えば“左巻き”というわけだ。 
ややこしい書き方は止めて欲しいものだ!

〔画像2枚ずつ〕
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ナツフジ、夏藤(マメ科、ナツフジ属)、別名:土用藤
東海地方以西で、山道の脇や低木林に自生する落葉ツル性の木本。  高さ2~3m。
葉は互生で、小葉9~15枚からなる奇数羽状複葉。
花期は7~8月で、葉腋から長さ20cmくらいの花穂が伸び、淡黄白色の蝶形花を多数
つける。