今回は、先ず三原市久井町の“久井の岩海”を目指した。
府中市を通過して、御調川沿いに遡って行くと前方に長大な橋が見えて来た。
中国横断自動車道“尾道・松江線”の一部で、何年も橋脚だけが立っていたがどう
やら橋は完成したらしい。 しかし、道路は今も“新直轄方式”により建設中で、
採算性が悪い為に税金の無駄遣いになるのかと思うといささか気が重くなる!
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さて“久井の岩海”、地元ではこの岩海を“ごうろ”と呼んでいるそうだが、これ
は凄かった!
備南最高峰宇根山(標高:699m)の麓の標高が 480~530 mの場所にあり、傾斜
の緩い3条の谷間に沿って直径が1~7mの巨岩が重なり合って帯状に続いていて
夫々に名前がつけられている。
岩海は、大きな岩盤が激しい気温の変化などで割れ目に沿って剥れて離れ、更に風
化して丸みを帯びた岩石として残っているもので、学術上大変貴重なのだそうだ。
しかし、それにしても3条の谷の間は幾らも離れてはいなくて、しかもごく低い丘
で隔てられているだけだ。
何とも摩訶不思議な事が起きるもので、まるで超巨大な“枯れ山水”を見るようだ!
(ぜにがめごうろ)
(なかごうろ~おおごうろ)
中国横断自動車道“尾道・松江線”
この路線は、費用対便益が1未満である為に有料道路として“西日本高速道路”が
建設出来ないので、“新直轄方式”として国と地方自治体が事業費を分担して建設
し、完成後は無料で開放される事になっている。
因みに事業費の負担割合は、一般的には国:地方=75:25となっているが、
地方負担分は地方交付税の形で国から戻される為に、実質的にはゼロに近いとか?
府中市を通過して、御調川沿いに遡って行くと前方に長大な橋が見えて来た。
中国横断自動車道“尾道・松江線”の一部で、何年も橋脚だけが立っていたがどう
やら橋は完成したらしい。 しかし、道路は今も“新直轄方式”により建設中で、
採算性が悪い為に税金の無駄遣いになるのかと思うといささか気が重くなる!

さて“久井の岩海”、地元ではこの岩海を“ごうろ”と呼んでいるそうだが、これ
は凄かった!
備南最高峰宇根山(標高:699m)の麓の標高が 480~530 mの場所にあり、傾斜
の緩い3条の谷間に沿って直径が1~7mの巨岩が重なり合って帯状に続いていて
夫々に名前がつけられている。
![]() | (昭和39年6月27日指定) 国指定天然記念物 “久井の岩海” ぜにがめごうろ:長さ550m×幅65m なかごうろ :長さ350m×幅35m おおごうろ :長さ350m×幅90m こごうろ :長さ130m×幅30m このほかにも水音峡と言い、下を流れ る水が水琴窟のような音を立てる岩海 もある |
岩海は、大きな岩盤が激しい気温の変化などで割れ目に沿って剥れて離れ、更に風
化して丸みを帯びた岩石として残っているもので、学術上大変貴重なのだそうだ。
しかし、それにしても3条の谷の間は幾らも離れてはいなくて、しかもごく低い丘
で隔てられているだけだ。
何とも摩訶不思議な事が起きるもので、まるで超巨大な“枯れ山水”を見るようだ!
(ぜにがめごうろ)
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(なかごうろ~おおごうろ)
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中国横断自動車道“尾道・松江線”
この路線は、費用対便益が1未満である為に有料道路として“西日本高速道路”が
建設出来ないので、“新直轄方式”として国と地方自治体が事業費を分担して建設
し、完成後は無料で開放される事になっている。
因みに事業費の負担割合は、一般的には国:地方=75:25となっているが、
地方負担分は地方交付税の形で国から戻される為に、実質的にはゼロに近いとか?
しかも、それだけでなく、普通の土の地面かと思うと、中が空洞になっていて反響したり、石の下を水が流れていたりと、これだけの広さがあるので、いろんな発見があって楽しいですよね。
不思議で思わず童心に帰ってしまいました