リスク

リスクって何だろう

今日、登山家の本を読んでいて気になったフレーズがあった

成功の反対は失敗ではない
何もしないことだと

かのハーバードの学長の言葉にもあった
主旨は異なるが
お金を抱える上で一番のリスクとは
何もしないことだと

大きな流れの中で
景色を眺めながら通り過ぎていく

人生はいつも後から気づくことばかりだ

あの時ああしていれば
あの時こうしていれば

あの時は幸せだった

そう考えると
気づきというのは運でもあるし、才能でもあるんじゃないかな

情報過多の時代にその真贋を振り分ける能力も大切なのだが、
常に意識しながら
自分が何を望んで
何を求めているのか

それでも
成功という言葉は
努力の賜物と言えるんだろう

華々しい美談や成功談に隠された苦労はなかなか伝わらない

伝わらないというのは、それをやればいいだけということに気づけないのだ

川の向こうに幸せが見えていても
殆どの人は向こうに行くことさえ考えない

一歩一歩渡ろうとする人

いかだを作ろうとする人

他力本願的な人

様々だと思うが

実は、成功していると感じる人の殆どが
一歩一歩流されながらも歩いて渡った人のように思える

ばかばかしい
どうせ無理だ
大変だ
疲れる
時間の無駄
他にやることがある

気づいたときには
決めた人間は向こうにいる

幸せの価値観や感じ方はそれぞれだが

大切なことは
何もしなければ
何も変わらないということだ

気づいているのに
何もしないなんて

そう、敵はいつも自分自身なんだな

Ｒｉｖｅｒｓ　Ｏｆ　Ｂａｂｙｌｏｎ
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