老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

NHKさん、なぜだ?説明乞う

2008-01-02 21:00:08 | マスコミ報道
新春早々から文句は言いたくね~が、こいつは春から先が思いやられるの~

何かと言えば、今日もしきりにNHKが予告放送しているとおり、2日夜10時15分からのNHK総合テレビでの「ニッポンを語らナイトな・・」という番組に、先の自民党総裁に立候補して福田氏に破れ首相になり損ねた「麻生太郎」が出演することである。

なぜ今、麻生太郎氏が出演せねばならないのか解せない。氏は安倍前首相と政治信条は極めて近く、巷間下馬評では安倍氏も自分の後継総裁にしたかった人物と言われ、しかも憲法改正派で自民党右派の人物。昨年末自民党内に結成された自民党右派保守系のHANAの会の主要メンバーでもある。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071205/stt0712050202000-n1.htm

安倍前首相で自動的に連想されるのは、安倍氏の抜擢でNHKの経営委員長になった古森氏である。麻生氏も古森氏も安倍前首相の意中の人であり、今回の麻生氏のテレビ出演には何か関係がありそうである。タレントの小島よしおに「そんなの関係ね~」と言われても「関係ね~ことネ~」と言いたくなるのである。

例え娯楽的な番組とは言え、自民党の麻生氏だけが出演して野党議員が誰も出ない番組であれば放送法の不偏不党の理念に照らしておかしいのではないかと思う。下司の勘ぐりは「HANAの会辺りが次の総選挙で自民党が敗れた際の後継総裁へのイメージづくりをしつつあるのではないか?」といいたくなる。

何れにしろ麻生氏だけが今どうしてテレビ出演せねばならないのか、NHKは視聴者へ説明責任を果たして貰いたい。今からこれでは古森経営委員長・福地新会長による自民党贔屓が思いやられる。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年
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昔のお正月風景・・・子供の遊び

2008-01-02 20:51:42 | 暮らし
お正月には男の子は凧揚げ、独楽回し、女の子は羽根突きときまっていました。どれも道路でやっていたのですが、すっかり見られなくなりました。凧揚げ大会と言うのはあるようですが。道路事情も変わってしまったし、原っぱなどというものもないし、マンション住まいではできっこないですから。けれど、テレビもゲーム機もなかった時代の子供たちにとっては、とても楽しみなものでした。(今でも漫画の世界では生きているよ、と息子・・・でも自分の手を使って、遊ぶのでなくてはね。)

家の中ではいろはかるた、双六、家族あわせ、トランプ(「神経衰弱」などというのがありました)、そして少し大きくなると百人一首。子供の遊びとはいえ、りっぱな文化だと今おもいます。

凧の絵、木を削った独楽、それに縄を巻いてまわす技術、押し絵の羽子板。凧や羽子板には武者絵や時々の人気の歌舞伎役者などが描かれていました。押し絵など、実に精巧にできていました。もっともそういうのは子供が羽根突きに使うと言うよりは飾っておいたものです。今でも浅草などで羽子板市をやっているのでしょうか。 

笑ってしまうのは、家族あわせ。他の遊びと比べると比較的新しいようですが、父、母、男女の子供と女中さんの一家5人の札を集めるゲームでしたが、父親の職業が医者、警官、軍人その他でそれぞれ名前がついていたのです。ところが、わたしたちに思い出せるのは「国尾守」だけ。戦時下の子供ですね。反戦少年のくぬぎ林でさえ他は思い出せないといいます。

こういったものは、庶民の歴史の一こまとしてどこかで集めておくといいのですが。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
松林
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