広島に原爆を投下した原爆機「エノラ・ゲイ」
その乗組員は最後の一人が先月亡くなり全員が世を去った。
彼等も命令とは云え、どんな思いで日々を過ごしていったのだろう。
決して幸せでは無かったでしょう。
”科学的な好奇心”で作られた原爆で、広島、長崎30万人の人が殺されたのです。
そして、その日から日本は”苦しみ”と”悲しみ”の歴史が始まっているのです。
”原爆展”は正視できません。あまりに”おぞましくて”
ある平和宣言の言葉がある。
「あなたがたの人間性を心にとどめ、そして他の事を忘れよ」と。
軍人である前に、科学者である前に、政治家である前に、記者である前に、
私達は”人間”なのです。
人間であるという原点に一人ひとりが立ち返る事-----それしかないのではないでしょうか。
69年前のあの日の広島の声に、立ち止まりましょう。耳を傾けましょう。