長野県諏訪中央病院、名誉院長の鎌田実医師は”健康づくり運動を始めている。
「1%だけ生活習慣をかえてみませんか---」の言葉をかけて。
県民の多くは塩分の取り過ぎです。
身に着けた習慣を変えるのは大変です。100%変えるのは無理でも「1%」なら変われるのではないかと
医師は思ったのです。
そして減塩の効果が出てきたら「野菜食べる量を増やしませんか」「質の良い脂に変えてみませんか」と。
その運動で日本一の長寿の地域づくりに成功したのです。
その成功の秘訣は「人との絆」だそうです。まずは心を開いて付き合っていく事なのでしょう。
又、長寿の理由として”生きがい”を持っているかどうか。
”生きがい”は誰かの役に立つ事でも感じられます。
人を大切にすると脳内の”幸せホルモン”が分泌されるそうです。
人間は自分を大事に「利己的」に生きながら、他人も大切にする「利他的」に生きられる動物です。
”1%を誰かのために”----そんな思いが広がれば、より良い社会になるのではないでしょうか。