マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

人事評価制度

2015-08-22 00:06:28 | Weblog

  宅急便大手のヤマト運輸では、6年ほど前に人事評価制度を導入した。

 会長だった故小倉昌男氏は”ピラミッド型”の考え方に対し

 新たな制度のイメージを”フルーツポンチ”にたとえた。

  材料に使われる果物は、それぞれが持ち味があり

 全体で一つの良い形になる。

 その考え方が仕事にも通じると。

 多様な個性を持ったスタッフが一緒に伸びていく。

 「全員成長の理念」

 一人一人が自分に挑戦し自分らしく輝きながら前に進む。

 そういう”生き方”が本当の物と思うのですがーーーーー。

成長

2015-08-20 23:15:11 | Weblog
 
  モンゴメリーの名作「赤毛のアン」を翻訳した村岡花子の生涯は劇的なもの。

 戦争中の言論統制、息子の死ーーーーー幾つもの苦難えお乗り越え、

 それでもなお終生翻訳家として人々に元気を与え続けた。

  彼女には青春の原点の恩師からの言葉があった。

 「今から何十年後にあなた方が学校生活を思い出して

 ”あの時代が一番幸せだった””一番楽しかった”と心底から感じるなら

 私はこの学校教育が失敗だったと言わなければなりません」と。

 この言葉が深いーーーーー。

 何処までも成長して欲しいとの恩師の言葉だから。

  仏法には「現当二世」という言葉がある。「今日」を真剣に生きれば 

 「未来」は必ず幸福に輝く。

 大切な事は日々新たななり、新たなり。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。人間としての「成長」です、

傷跡

2015-08-19 23:49:18 | Weblog
 
  その少年は7歳の時終戦を迎えた。現在70年の時が流れ77歳。

 戦地からハガキ一杯にカタカナの父の思い出。100枚以上大切に持っていると。

 戦死という知らせに納得せず真実を調べ始めた。

 そして、55年後にある事実を知った。

 それは、戦犯としての処刑。ある捕虜を拷問して死に至らしめたと。

 彼は悩んだ。あんな優しい父が何故なぜとーーーー。

 時の流れの中で彼は答えを出した。戦犯の息子として謝罪したいと。

 その当時の刑務所を生き延びた人がイギリスに居る事が解った。

 彼は迷わず合いに行った。 しかし彼は思わぬ言葉に戸惑った。

 「貴方のお父さんを処刑してくれと言って、殺したのは私です」

  戦争とはなんと悲惨な物でしょう。二人は抱き合って泣いた。

 その彼から一枚のハガキが。「過去を振りむかず今日と言う日を

 良き日にしてください。貴方の人生なのだから」と。

語る勇気

2015-08-19 08:13:52 | Weblog

  被爆した人達は沈黙する事しか自分の心をなだめる事が

 出来ないのでしょう。

 余りにも余りにも想像を絶する体験だから。

 思い出したくないと言う防御の意識。

 時が流れると言う事はどんな事でも風化していくものです。

 その風化の中で、心無い言葉を口にする人達も居る。

 ある壮年も言われた。「あんたは被爆者なのを自慢しとるだけ」

 心が止まった。苦しみの世界に落ちていった。
 
  しかし、壮年は未来の平和を信じ”語る”という使命に立ち上がった。

 傷つきながら、葛藤しながら歩くその壮年に頭の下がる想い。

 勇気と言う行動にーーーー。

不屈の執念

2015-08-17 21:40:04 | Weblog

  今秋9月18日放送予定のNHK連続テレビ小説「朝が来た」

 その原案となったのは女性実業家”広岡浅子”

 広岡浅子は1849年京都に生まれ、17歳で大阪の両替商に嫁ぐ。

 事業面でも多岐にわたり又、女性教育にも情熱を燃やしていた。

 命に及ぶ大病にも不屈の執念で乗り越える。

 転んでも転んでも立ち上がり、粘り強く絶対負けないと言う生き方。

 一方広岡浅子という女性は自分が偉くなろうと言う気持ちは

 少しもなかったと。

 目の前にある課題に全力で向き合い、乗り越えると言う生き方は

 どんな時代にも通じる物と思います。

 こつこつと努力していけば人生には思いがけない展開が待ってます。

 彼女の生き方から多くを学べるでしょう。秋のテレビが楽しみです。

伝承者

2015-08-16 19:44:13 | Weblog
 
  被爆者に代わりその体験を語っていく「伝承者」

 その活動が今年から広島で始まった。

 2012年から養成事業を開始し3年間の研修で被爆者の心を受け止める。

 あまりにも悲惨な体験に、語る資格はないとたじろぐ人も居る。

 でも、語り継がねばならない。

  “愛”の反対は”憎しみ”ではない。それは”無関心”

 この事はホロコーストを生き延びた作家の「エリ・ヴィーゼル氏」が

 警鐘を鳴らしている。

  平和の「創造」は「想像」する所から始まると。

 「想像」は誰にでもできるでしょう。

 次の世代の為に「継承運動」は大切な事です。

終戦記念日

2015-08-15 21:13:33 | Weblog

  8月15日は終戦記念日。九段靖国神社でも1600名の方が集まり

 平和についての集まりがおこなわれた。

 戦争でどれ程の人々が命を失った事か。

 まだ10代の少年達が特攻隊として、人ではなく鉄の塊として

 敵艦に突っ込んでいく。一人の少年の言葉が残っていた。

 「飛行機に乗った僕はもう人間ではないのだろう。感情も何も持たない物体。

 愚かな戦争を止め僕達の行為が無駄死にでない事を願いたい」と。

 過去の人達の犠牲の上に、私達は今日幸せに生きている。

  立ち止まって戦争、平和について考えるべきなのでしょう。

 毎日を8月15日と思ってーーー。

書く

2015-08-15 02:28:58 | Weblog
  
  新聞記者の経験を持つ三好徹氏は駆け出し記者の時

 次のような事を言われた。

 「オーバーな事を言うと思うかもしれないが君達が実際に記事を

 書くようになったら歴史を書くつもりで書け」と。

 初めは解らなかったが経験を積むほどにその言葉の意味が実感できた。

 人間の営みの一つ一つは活字になる事で歴史になると言う事です。

 人はどんな記事からも“希望”と”指針”を得る物です。

  書く側も読む側も歴史の1ページの役目があると言う事です。

書く

2015-08-15 02:07:55 | Weblog

  新聞記者の経験を持つ作家の三好徹氏は駆け出し記者の時

 次のような事を言われた。

 「オーバーな事を言うと思うかも知れないが君達が実際

 記事を書くようになったら歴史を書くつもりで書け」と。

 初めは解らなかったが経験を積むほどにその言葉の意味が実感できた。

 人間の営みの一つ一つは活字になる事で歴史になったという事です。

 人はどんな記事からも希望と指針を得る物です。

  書く側も、読む側も歴史の1ページの役割があるのでしょう。

 

命の不思議

2015-08-13 20:41:44 | Weblog
 
  70年前の八月九日。テニアン原子爆弾を積んでテニアン島を飛び立った

 ”ボックス・カー号”

 大目標は福岡の北九州市だったと。視界不良だった事から第二目標の

 長崎に投下された。

  ある壮年の父親はこの時10代で長崎から北九州の工場に赴き

 軍需工場で働いていた。

  運命の偶然は父の命を救い長崎を壊滅させた。

 ”父が死んでいたら自分はこの世にいない”この想いが平和を考える原点となった。

 語り継ぐ長崎と言う本が発刊された。被爆、戦争体験を日本語と英語で綴った物。

 核や戦争を考えるのにさまざまな問題が有ると想う。

 軍事、国際政治、経済ーーーー。

 しかし議論の核心は「命の尊厳」

 それなくしては何の意味もありません。