登山

　
　　夏山登山のベストシーズン。日本山岳会は今年創立１１０周年を迎える。

　その創設者「ウォルター・ウエストン氏」は数々の名峰を制覇した人

　として知られている。

　かって山に登った時、彼は地元案内人と互いの体をザイルで結び

　当時としては日本初の技法で跳んだ。

　二人は互いを信じ未踏の道に踏み出したのです。

　後に、この初登頂が日本近代登山の発祥と言われた。

　　”登山”は何故人をひきつけるのでしょう。

　其処には人生の縮図があるからです。仲間を信じ自分も仲間の信頼に

　応え様と努力する。其処には安逸な日々では得られない

　充実の手ごたえがあるからです。

　私達の生活にも相通じる物があるでしょう。

　”自発能動””挑戦の連続”それが登山です。

法要

　
　　東大日本震災から５年目の夏。

　行政が急ぐ復興計画と現存の避難者２０万人が実感する

　復興には”ずれ”がある。

　それでも東北の人達は不屈の心で生きている。

　　今月１５日を中心に各地で”追善法要”が行われる。

　大震災の犠牲者、亡き家族、友人、先祖代々に回向の祈り。

　”回向”とは自身の福徳をめぐらし向けると。

　何処からでも生死を超えて届くのです。

　　心に平和を願い故郷を想う八月。

　自身の一念を原点とした”祈りの行動の八月”として参りましょう。

熱中症

　
　　日本列島で熱中症が多発しています。

　予防として考えられるのは

　１、直射日光に当たるのはなるべく短く。

　２、こまめに水分補給。

　３、尿の色は薄い黄色がバロメター。

　４、梅干、漬物で塩分補給。

　５、気温が体温を超えると長袖、長ズボンで肌を覆う方が熱くない。

　　熱中症に隠れている感染症は医師でも盲点と。

　熱が出てずっと下がらない時などは医療機関にいく事です。

　室内の室温も大事な事。

　上手に冷房を使って体温調節を致しましょう。

　自分を守るのは自分ですからーーーー。

Bコーポレーション

　
　　「Bコーポレーション」という言葉がある。

　コーポレーションは「企業」Bはベネフィット(利益）の頭文字。

　「社会的利益を追求する企業」と言う意味だ相です。

　「Bコーポレーション」は株主だけではなく、環境、地域共同体などの

　利益の為に活動していると認証された企業。

　　この様な活動は日本にもあります。

　若者が小さな店を創業できるように経済環境に走り回る中小企業の社長。

　また、工務店の壮年は震災後木造の仮設住宅を数百棟建設した。

　彼の言葉が心に響きます。「『使命』とという言葉大好きなんですよ。

　『命』を地域、社会の為に使う。それが人生ですよ」と。

　　生きる為に自分の利益だけを追うのは如何なものでしょう。

　わが命を人の為地域の為につかう。其処に深い喜びを感じる人が

　本当の人間ではないのでしょうか。」

　

和の明かり

　
　　目黒雅叙園の百段階段で”和の明かり展”が開催されている。

　この百段階段は東京都指定有形文化財に指定されている。

　昭和１０年に建築されて唯一現存する木造建築。

　　かって食事を楽しんだ部屋を、一流の芸術家の日本画

　組子の建具、破格の装飾で埋め尽くされて居る。

　ある部屋は“仙台の七夕祭り”次の部屋は”金魚祭り”又、次の部屋は”夏の風鈴”

　どの部屋も「和の明かり」と微妙なコントラストなのです。

　風鈴の部屋では、２００個以上の風鈴が部屋一杯に。

　心地よい音の合唱に暫くたたずんでしまいます。

　”和の文化”は素晴らしい物。

　　日本人として改めて国を誇りに思いました。

高校野球

　　高校野球が始まって今年で１００年目を迎える。

　今年の始球式は王貞治氏が務めた。

　王さんといえば、華々しく活躍した人。だが野球人生を決定付けにしたのは

　予選での一度の敗北と彼は語っている。

　その敗北が心に残り大学進学の道が方向転換。プロの道に進む事となる。

　悔し涙が世界のホームラン王を生んだともいえるでしょう。

　　何事も勝負の世界は厳しい。しかし、勝負は絶対に勝たねばならないのです。

　目標に向かって戦う命は次の勝利を必ず開くのです。

　「負けた事のある人間は強くなる」という言葉があります。

　”挫折”が人として成長していく”踏み石”と思っています。

原爆

　
　　広島、長崎に原爆が落とされて７０年。

　時が流れました。”かたりべ”の方達も又被災した人々も老いて来ました。

　戦争を知らない世代にその悲惨さを伝える事はとても難しい。

　しかし伝えていかねばならない。

　「戦争ほど悲惨な物は無い。戦争ほど残酷な物は無い」

　この言葉通りだと思う。

　　その時代に生まれ命を国家の為に捧げ、特攻隊になって敵地に

　向かわなければならなかったのです。どんなにか悔しかった事でしょう。

　　今私達は平和の中に生きています。

　どんなに感謝しても感謝しきれないと思います。

　　歌手の「さだまさし」さんは、長崎出身です。

　長崎の平和コンサートで”広島の歌”と言うのを歌っていました。

　平和に対してできること「それは大切な人の笑顔が何時までも続く事を願う事。

　それが一人一人の平和活動です」と。

水

　
　　連日続く猛暑。水の補給は欠かせない大事な事です。

　水は私達人間が生きていく上で欠かせないものです。

　水は血液やリンパの流れを良くし栄養分や酸素を体中に運び

　老廃物を体外に出してくれます。

　一日に必要な水分量は成人で一日２５００ミリリットルだ相です。

　食事からは平均８００から１０００。

　残りの１２００から１５００を飲料水で補給すれば良いと言う事です。

　又、一度に採らずコップ一杯程度をこまめに飲むのが効果的と。

　　朝一番の水は「奇跡の水」「命の水」と言われています。

　それから入浴、運動、食事の前後がタイミングです。

　上手に飲んでより健康な毎日を手に入れましょう。

ブルーベリー

　　東京から約１時間。成田の近くの農園に行った。

　其処はブルーベリー畑、なし畑、ブドウ畑、柿畑と。

　そして目の前には稲穂が一面に広がっている。

　都心とは風の匂いが違うよう。

　”ブルーベリー”を一粒づつ採ってみる。

　初めての経験でも、何とも楽しい。

　椅子に座ると心地よい睡魔が襲ってくる。

　人は時に自然と共にある事が必要なのでしょう。

　それは明日のエネルギーになるからーーーー。
　
　　自然に感謝しながら癒された時が過ぎていった。

ぺりー来航

　　
　　ペリー来航は１８５３年。　黒船が運んできた物は”音楽も”

　船上での楽隊の演奏する音楽に、日本人は感激し”音楽に国境は無い”と

　何度もペリー総督に抱きついたと歴史書には記されている。

　２回目の寄港は横浜。その頃の時代はイタリーではオペラが盛んに。

　ヴェルディの「椿姫」などがーーー。

　日本は歌舞伎が独自の日本文化として花開いた。

　国は違っても、人は藝術、文化を求めるのでしょう。

　　ぺりーが運んできた音楽。

　其処から多くの日本人が”心の満足”を与えられた事でしょう。