rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

『アーユルヴェーダ入門』

2012-10-11 18:09:24 | 自然療法関連書籍
 よくある3つの体質についての記述は勿論のこと、本書はヨガに関する記述がたくさんありました。それから食生活にもページが割かれていてアーユルヴェーダが単なるオイルマッサージではなく、ライフスタイル全体にかかわるという事がよくわかります。

 ドーシャと病気の関係が飯盒炊飯のたとえでわかりやすく載っていました。

ヴァータ(風)が強すぎると炎がゆらゆら揺れて、火のあたるところと当たらないところができ、むらになってしまい不味いごはんが出来てしまいます。
ピッタ(火)が強いと焦げてしまいます。
カパ(水)が強いと半煮えになってしまいます。

つまり飯盒でおいしいご飯を炊くには、火力と風と水のバランスが保たれた状態が必要で、健康にも同じことが言えるのです。

 面白いなと思ったのは、同じ人間でも時間によってドーシャの現れ方があるということ。
例えば1日のうちで朝6時から10時はカパの増えやすい時間、10時から午後2時はピッタの増えやすい時間、午後2時から6時はヴァータの増えやすい時間になります。そしてまた午後6時から10時はカパ、10時から午前2時まではピッタ、午前2時から午前6時まではヴァータの占める時間帯になります。

 1年のうちでも、春はカパ、夏から初秋はピッタ、秋から冬はヴァータになりやすい季節となります。一生の間でも30歳くらいまではカパ、30歳から60歳くらいはピッタ、60歳以降はヴァータの特徴が現れやすいのだそうです。

 そのほか本書は簡単そうにさらりと書いてありますが、ドーシャについても食生活についても相当深く書いてありますので、本当に理解するにはかなり時間を要しそうな気がします。


アーユルヴェーダ入門―インド伝統医学で健康に!脈診・ヨーガ・マッサージ・食事などで病気と老化をふせぐ (地球丸からだブックス)
上馬場 和夫,西川 眞知子
地球丸



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