rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

食物アレルギーの治療

2012-04-01 00:11:18 | 美容と健康
 毒には毒を持って征するようなその方法は食物負担試験といって国立相模原病院をはじめ全国7箇所の医療機関で実施されているうそうです。

 数年間アレルギー外来に通った子どもを対象に、病院に泊り込んで敢えてアレルゲンとなる食べ物を食べさせ様子を観察します。最初は少量食べただけで発疹が起きたり呼吸困難になってしまう子どもが、医師や看護師が付き添って手当てをしながら更に少量づつ食べ進め、退院する頃にはかなりの量を食べられるようになっていました。

 ただしこの方法は危険を伴うため、必ず専門の医師の観察の下で行わなければなりません。しかもスタッフが3~4人つきっきりですから人手必要です。この方法で小麦のアレルギーは75%の子どもが完治したようですが、牛乳アレルギーの子にいたっては10%程度らしいのでまだまだ治療法にも改善が必要なようです。

 対象となっているのは小学生以下の子どもで、これが大人には該当しません。こういった方法をとらなくても子どもの時に何らかのアレルギーを持っている子は、年齢が進むと症状がなくなる傾向にあるようです。ところが、大人になってからアレルギーを起こすと直すこと自体が大変難しいそうです。

 現在日本人の3人に1人は何らかのアレルギーがあると言われています。花粉症程度で済めば、まあいいほうなのかもしれません。もしかかってしまったなら、少しでも症状を悪化させないよう毎日の生活に気を配らなければなりません。できれば、そうならないでほしいものですね。


人気ブログランキングへ



↑ポチっとよろしく↑お願いします。

※トラックバックを送られる方は、コメント欄にひとことお書きください。コメントのないもの、記事の内容と関連のないものは削除させていただきます。





 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« セラピーとしてのフェイシャル | トップ | リンパドレナージュいろいろ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美容と健康」カテゴリの最新記事