初代がエディ・ゲレロだったが、こちらは2代目で00年代初期はショッカー軍団で活躍。毎週、アレナ・メヒコで大暴れしていた。正体は2代目タリスマンで愛称はトーニョという。闘龍門MEXICOのスタッフであるペオノノの姉の息子にあたるから、私もよく知っている間柄だ。マスカラ戦で敗れ、素顔になってからも、このリングネームを名乗っている。
マスクは本人から貰った物だが…現在は生まれ故郷のグアダラハラに帰り . . . 本文を読む
アントン・ヘーシンク…ご存知、東京オリンピックの無差別級ゴールド・メダリスト。お家芸である日本柔道を破った、初めての外国人選手。73年に突如、全日本プロレスに入団。ファンク・ファミリーの元、テキサス州アマリロで特訓し蔵前国技館でデビュー。アルゼンチン・バックブリーカーを得意とし、柔道ジャケットマッチで本領を発揮したが…その後はめぼしい活躍のないままマット界から消えた。現在でも、五輪の柔道VIPと . . . 本文を読む
1976年11月27日生まれ、米国オハイオ州クリーブランド出身。163cm、75kg。(得意技)ウィプラッシュ、TOK
本名ジェシカ・ニコル・ソト。幼い頃からプロレス少女であり、95年10月30日に地元のクリーブランドでデビュー。97年11月に私は吉田万里子を連れ、ロスに在住するレジー・ベネットを訪ね、アルシオンUSA結成を依頼、その際に名前が出たのがジェシカ・ソトという名前だった。何でもレジー . . . 本文を読む
アレナ・メヒコのオフィシャル・ショップで発売されているのが、ゴム製人形だ。ルチャ人形は種類も多く、材質もマチマチだが、このゴム製はある意味で最高品質と言っても過言ではない。その分、価格も高くおそらくメキシコ人でも中級階級でなければ購入は不可能だ。
種類は4種類。ミスティコ、ドクトル・ワグナーJr、アトランティス、ウルティモ・ゲレーロのスペル・エストレージャのみが発売されているのだ。私は4種類と . . . 本文を読む
スカイツイスター・プレスという、たった一つの技で10年間プロレス生活を闊歩してきたASARIは唯我独尊のマイペースな選手だった。プロレスラーを目指すため高校時代、体操部に入部したASARIはそこでこの技の原型をマスターしたという。4回目の挑戦でオーディションの際、道場のリングで初披露して見せた。
この執念が実り合格し、プロの道が開かれたのだ。デビューした翌年の夏、日本武道館で初めてプロ . . . 本文を読む
NWAのジム・クロケット・プロモーションが毎年、恒例にしていたビッグ・イベント「STARRCADE '83」を記念して発売されたフォト・アルバムがこれだ。全36ページでオール・カラー。1ページごとに、ポートレート風のデザインで構成されている。2ページはリック・フレアーだけで紹介されている順序が、日本での評価とは違うところが面白い。
. . . 本文を読む
1970年生まれ、メキシコシティ出身。(得意技)ヌド、エステカ・インディア
本名マルセラ・チュパロ・オルティス。アルシオンの旗揚げ2シリーズ目に、アパッチェ姉妹とともに来日したルチャドーラ。98年1月にタマフカ(玉田凛映&府川唯未)を連れ、メキシコに視察旅行をした際、浜田文子から「私の友達でいいルーダがいるので、ぜひ会ってきてほしい…」と言われ、アパッチェ姉妹とともにトライアウトしたのがレディ・ . . . 本文を読む
私がライターとして活動している雑誌である「リングスターズ」Vol2が本日、発売されます。表紙は京子&奈苗を中心に、何枚か合わせたもの。1枚で決まらないのが、現状を示しているようだ。本来なら1枚写真の方がインパクトがあるし、メッセージ性があると思う。これはスターを意図的に作ることでもあるのだが…
今回は京子&奈苗の対談、Hikaru&前村の対談などを行った。あと「女の中の男」と題して、男性フロン . . . 本文を読む
映画「グリーン・ホーネット」の加藤というキャラクターを真似て、カトを名乗ったが、ルチャの世界ではカンフーの達人でまかり通っているのだ。ルチャの映画でも空手家として出演することもあるほどだ。マスクはいたってシンプルなデザインで、メガネのような模様が入っている。この3枚のマスクは1990年11月にカトがユニバーサルに来日した際に、私が持参したカメラと交換したものだ。
先日、久しぶりにカトと対面した . . . 本文を読む
今回、紹介するのはカネックのイラストが入ったキャップだ。これは「LUCHA FAN FIESTA」で即売されていたもので、カネック自身がサインを入れながら売っていた。とりあえず2個購入したが、売店にはカネックの娘が中心となって販売に力を入れていたのだ。
. . . 本文を読む
レイ・スチーブンス…日本での評価は微妙だが、米国ではトップスターだった。ホームリングのサンフランシスコではヒーロー扱いされ、当時はWWWF世界王者のサンマルチノにも負けず劣らぬ人気。得意技はアトミック・ボムズアウェーで、ニックとはAWA世界タッグ王者にも君臨した。
レッド・バスチェン…”赤毛の悪魔”の異名を持ち、AWA世界タッグ王者として活躍し、いぶし銀のテクニックが光った。見事なフライング・ . . . 本文を読む
”白覆面の魔王”として日本で最も有名な外国人レスラーだったのが、このデストロイヤーだ。力道山の最後のライバルとして衝撃的な日本デビューを果たし、マスカラスが出現するまでマスクマンの第一人者に君臨していた。必殺の足4の字固めは、プロレス技の代名詞。どんな少年ファンも、この技からプロレスと出会った時代があった。
元々はフットボール出身で素顔でデビューしたが、白覆面に変身後にロス地区でWWA世界王座 . . . 本文を読む
ブリザードYukiは1994年11月20日に開催された、東京ドーム大会でデビューした。角川書店の漫画雑誌で連載されていたキャラクターの実写版として登場。第2のタイガーマスクやライガーを狙ったわけだが、漫画が浸透しなかったため事実上はリング上のみに集約されていた。
正体は長谷川咲恵だが、このためにテコンドーを習い、自らのスタイルを一新しようとした。デビュー戦の東京ドームでアクロバティックな . . . 本文を読む
1973年生まれ、メキシコシティ出身。148cm、55kg。(得意技)ミステリオ・ラナ、ジャイアント・スウイング
本名エルメリンダ・バレンシア・ペレス。99年5月に私がアルシオンの選手を引き連れ、メキシコ遠征に行った際、アパッチェからの推薦で面接をしたのがリンダだった。この時はプリンセサ・スヘイにも会った。写真撮影と簡単な質問をするだけだったが、わざわざ宿泊しているホテルまで出向いてくれた。特に . . . 本文を読む
その名の通り、ペドロ・モラレスを特集した一冊がこれだ。プエルトリコ出身のヒーローだったモラレスは、若手時代はロスでWWA世界王者となり、その後はニューヨークでWWF王座を獲得した。これは全36ページ、モラレスの足跡で構成されているが表紙&裏表紙以外はモノクロページ。WWF王座をイワン・コロフから奪取し、マリガン、モンスーン、サンマルチノ、田中、ルーク・グラハムなどとの防衛戦を写真グラフで紹介して . . . 本文を読む