高齢者向け住まい・施設 その２ サービス付き高齢者向け住宅（４）

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の入居者は、原則６０歳以上の単身や夫婦のみの高齢者で、同居については、入居者の配偶者や６０歳以上の親族も認められています。なお、６０歳未満でも要介護又は要支援の認定を受けている場合は入居でき、都道府県知事が認めた方も同居できます。
実際には入居者の平均年齢は８２．６歳、平均要介護度は１．８となっています（サービス付き高齢者向け住宅等の実態に関する調査研究（高齢者住宅財団　平成２５年３月））。有料老人ホームと比べると入居者はやや若く、要介護度はやや低い傾向があります。また、同調査研究によると、入居の動機は「一人暮らしが不安になったため」（７９％）、「介護が必要となったため」（７３％）などが多く、「食事の提供があるから」（４３％）と続きます。また、２５％の人が「介護が必要になった時に備えて」と答えています。
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