高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢者向け住まい・施設 その4 認知症高齢者グループホーム(2:日常生活自立度)

2015年06月15日 | 老後と住まい
「日常生活自立度」は、認知症を罹患された高齢者の日常生活における自立を表す物指で、ランクI~IVとMがあり、その判定基準は以下のようになっています。介護保険の要介護のランクとは異なり、自立度Iでも要介護5の方がいますし、その逆に、自立度IV以上でも要介護1の方がいます。ただし、傾向としては、自立度Iは要介護1、自立度IIは要介護2、自立度IV以上は要介護4や5というおおよその相関があります。
【認知症高齢者の日常生活自立度】
ランクI:何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している。
ランクII:日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる
ランクIII日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さがみられ、介護を必要とする
ランクIV:日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁にみられ、常に介護を必要とする
ランクM:著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患がみられ、専門医療を必要とする
出典:「健康長寿ネット」ホームページ
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )