高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その10)

2013年05月21日 | 老後と住まい
2級のテキストから。試験にでるかもしれません。老化には4つの特性があります。①普遍性:老化や死はどのような動物にも例外なく生じ避けることができない。②内在性:生物の老化は内的因子として体内にプログラムされている。③進行性:老化は年月とともに進行し逆戻りできない(不可逆的な)変化である。④退行性(有害性):老化によって生じる様々な体の変化は有害に作用する。
ところで、老化と病気の違いですが、進行性のある、なし、です。例えば高齢者に多い骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は運動や薬により改善し逆戻りできるので病気ですが、顔のしわは進行するだけなので老化です。薀蓄(うんちく)を語る材料になりそうです。
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その9)

2013年05月20日 | 老後と住まい
これも2級テキストを勉強していて面白いと思ったこと。老化とは歳を取るにつれて心身の生理機能が低下することです。ところで老化には2区分あります。通常老化(健常老化)と病的老化です。通常老化は、老化の進み方が遅く、高齢期でも心身を比較的若く保っていられる状態のことです。病的老化は老化を促進する要因が加わると老化現象が急速に進行する状態のことです。老化を促進する要因とは、紫外線などにさらされたり、偏った食事、ストレス、喫煙、過度の飲酒、睡眠不足などに加えて、栄養状態の悪化や病後などが挙げられます。病的老化の状態では低栄養や摂食。嚥下障害、認知機能低下、歩行障害、排尿害などです。
健康な老後を迎えるには老化を促進する要因を避ければよいのですが、自分だけは歳をとらないと幻想を抱いていた投稿者には「今からでも遅くない」を信じるしかないのでしょうか。
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その8)

2013年05月19日 | 老後と住まい
2級のテキストによると、腎臓内で血液をろ過する働きは30歳代を100%とすると80歳代では約60%、肺で酸素を交換する働きは50%以下になります。腎臓や肺は日常の働きの数倍もの予備能力を持っているので問題はないのです。
一方、神経伝導速度は80歳代は30歳代に比べて15%程度しか低下していません。にもかかわらず高齢者が交通事故を起こしやすいのは、車の予備能力がこのわずか15%の反射機能の低下を許容してくれないためだそうです。人類が誕生したころ、神は老化を想定していても車を想定していなかったのだと思います。
歩くことが重要なのはご存知の通りですが、高齢者を4分割すると、最も遅い四分の一の方は最も速い四分の一に比べて、その後の4年間に死亡する割合は5倍ということがわかっています。
歩きましょう。
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その7)

2013年05月18日 | 老後と住まい
高齢者の食事は、先ず、ビタミン・ミネラル・タンパク質は若い時と変わらないくらい必要です。野菜は、緑と黄色と白。例としては、ブロッコリー、ニンジン、ハクサイ。減塩ですが、食欲を低下させるような極端な制限は不要ですが、減塩しなければならない場合は、香草やスパイスを使って食欲が落ちないようにします。油脂は多く摂取する高齢者のほうが元気で長生きという調査結果もあります。
運動ですが、歩くことが大切です。1日の最低歩行数の目安は5,000歩。運動するときの注意点は9項目ほど指摘されていますが、試験については「食後2時間以内の運動は避ける」という数字は覚えておいたほうがよいと思います。
高齢になるとつまずいて転びやすくなります。その予防としてはスクワットが効果的です。椅子からゆっくり立ち上がる、腰をゆっくり落とすなど毎日の生活に下半身を鍛える運動を取り入れると効果があります。
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その6)

2013年05月17日 | 老後と住まい
3級で印象深いのは「高齢者の健康と自立」です。高齢者の自立の程度は「日常生活動作」で判断されることがあります。日常生活動作は、食事、排せつ、着替え、入浴、就寝、コミュニケーションなどで、英語のActivities of Daily Living を略してADLとも呼ばれます。
高齢者の自立レベルの指標は、低いほうから「身体的自立(日常生活動作が支障なくできる)」、「手段的自立(一人暮らしが可能)」、「知的能動性(知的好奇心がある)」、「社会的役割(社会貢献ができる)」の四段階です。身体的自立ができない場合は要介護高齢者と判断されます。手段的自立ができない場合は、要支援者と判断されます。身体的エリート高齢者が25%、元気高齢者が50%、要介護高齢者が25%といわれています。元気な高齢者を目指すためには食事と運動とはよく言われます。(続く)
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