高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その5)

2013年05月16日 | 老後と住まい
介護保険で利用できるサービスもいろいろあって初めて学ぶ投稿者には覚えるのが大変でした。大きくは「都道府県」が事業者の指定・監督を行うサービスと「市町村」が事業者の指定・監督を行うサービスの2つがあるということでしょか。この2つのサービスも要支援の方と要介護の方のサービスでは中身が異なります。4つの枠ができるということです。この4つの枠内のサービスを覚える必要があります。例えば都道府県が監督するサービスで要介護の方が利用できるサービスには「居宅サービス」、「施設サービス」、「居宅介護支援」があります。さらに、たとえば「居宅サービス」の中には訪問サービス、通所サービス、短期入所サービス、特定施設入居者生活介護などがあります。またまたさらに、たとえば「訪問サービス」の中には訪問介護、訪問入浴介護、訪問介護などがあります。
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その4)

2013年05月15日 | 老後と住まい
言葉を覚えるのにも苦労しました。バリアフリーとユニバーサルデザインの違いは分かりますか?平成17年に国交省が策定した「ユニバーサルデザイン大綱」の中に説明があります。
ユニバーサルデザイン : あらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。
バリアフリー : 齢者・障害者等が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去(フリー)すること。物理的、社会的、制度的、心理的な障壁、情報面での障壁などすべての障壁を除去するという考え方。
投稿者は、利用しやすいようにというユニバーサルデザインを実現するための一つの方策として障壁を除去するというバリアフリーの考え方を採用しているというように理解していますが、誤解であればご容赦の上ご教示いただければ幸甚。(続く)
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その3)

2013年05月14日 | 老後と住まい
3級の受験準備は、過去問中心でした。中心というのは購入した問題集に基本事項がまとめられていましたので、過去問をといて誤った場合は基本事項を参照するというように進めました。試験では数字が大切です。日本の総人口、人口増加率、世帯数なども年とともにどのように変わってきたかも押さえておく必要があります。また、福祉に関する歴史も大切です。バリアフリーやユニバーサルデザインという言葉の意味や歴史的背景も出題されます。たとえば、バリアフリーについての日本の取り組みは、1969年に仙台市(市の名前も出題の可能性があります)で福祉のまちづくりへの動きが起き、その後の一時の停滞期を経て、1981年の国際障がい者年、1990年のADA(障がいを持つアメリカ人法)を契機にバリアフリーの取り組みが進みましたが、この流れの中で様々な法律が制定されていますので、その法律の名前や制定年も頭に入れておく必要があります。(続く)
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その2)

2013年05月13日 | 老後と住まい
福祉住環境コーディネーターの2級と3級ではどちらが難しいと思いますか? 2012年の試験結果は、3級が受験者約1万6千人で合格率は41%、2級が約3万人で54%でした。なんと3級のほうが合格率は低いのです。1級は630人で5%。投稿者の場合、2級と3級を受けました。受験準備を始めるときは、当然2級のほうが難しいと思っていましたので、2級については○○学園の通信講座に申し込み。約3万円。3級については基本的な事項と練習問題がついた問題集を購入し、後で過去問本を購入。約4千円。
3級では、少子高齢社会(少子の分野があることに注意が必要で、これは2級や1級では出題されません)、高齢者や障がい者にとっての住まいの整備の基本、バリアフリーやユニバーサルデザインの理解などが出題されます。2級では、高齢者や障がい者の方の心身の特徴やこれらの方々のための住環境整備の実践に関する問題などが出題されます(詳しくは東京商工会議所のHP)。
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その1)

2013年05月12日 | 老後と住まい
5月2日のブログにも書いたように、自分も数年で高齢者の仲間入りです。若い世代の負担をできるだけ減らすためには高齢者が助けを必要とする高齢者を支援するという「高高互助」が大切と思い、何ができるかを考えました。そこでネットで調べたところ福祉住環境コーディネーターという東京商工会議所の検定資格を見つけました。「福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対し、できるだけ自立しいきいきと生活できる住環境を提案するアドバイザーです。」(東京商工会議所HP)宅建主任者のように資格がないとできない業務はないのですが、この資格は1級から3級まであり、2級以上では介護保険で住宅改修費を受ける場合の理由書の作成ができます。
次回からは受験の経験談について投稿します。
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