家の近くのむし探検 第7弾
5月4日に家の近くにある道路脇の茂みと河原で虫探しをしました。その続きです。さすがに5月になるといろいろと虫が見つかりますね。
最初はカメムシです。触角第1節が頭幅より長くて、第2,3節が円筒状みたいなのでホシハラビロヘリカメムシではないかと思います。
これもたぶん、同じかと。
これはミズアブ。翅の第1基室+第2基室の幅の和とcua室の幅を比べると圧倒的に前者の方が広く、また、M脈の分枝が翅縁まで届いているので、以前調べたMicrochrysa属とは明らかに違います。Cephalochrysaあたりかなと思うのですが、よくは分かりません。(追記2019/05/12:5/7に外見がかなり違うミズアブを見つけたので本をパラパラ見ていたら、「日本産水生昆虫第二版」に属の検索表が載っていました。翅脈、小盾板後縁の刺状突起、触角鞭節などはこの写真でも辛うじて見ることができ、また、腹部末端が尖っているようなので♀だろうと推測し、検索をしてみました。残念ながら触鬚が写っていないので、属までは達しなかったのですが、たぶん、Berisか、Actinaのどちらかだろうということになりました。ただ、この検索表は水生種のみを扱っているので今回の場合はまったくあてになりません。それにしても、写真がまったく駄目です・・・)
これはヤブキリの幼虫。
これはクビボソジョウカイの仲間みたいです。
前脚の跗節第1節が白いので、シロアシユスリカ♀かもしれません。
これはフタツメカワゲラの仲間。
クモの巣にひっかかってバタバタしていたのはモンカゲロウです。
ここから、川の土手に移りました。土手のすぐ脇には用水路が流れていて、そこに作業小屋が建っています。そこに張られている幌にいろいろな虫が止まっています。こちらはヒゲナガカメムシ。
次はマルヒラタドロムシ。この日はこんなくらいでした。
帰りにキノコを見つけました。傘がぼろぼろとしていて何となくヒトヨタケを思い浮かべます。山渓の「日本のキノコ」を見ると、マルミノヒトヨタケに似ているような気がします。よく分かりませんが・・・。
これは帰りに見つけた毛虫です。たぶん、クワゴマダラヒトリ。
最後はマンションの廊下で見つけました。キクスイモドキカミキリ。