RSM MBA Life

オランダロッテルダムにあるRSM Erasmus UniversityのMBA Programに通う学生達の日記。

Study Trip 2015

2015-10-16 19:57:28 | MBA16全般

こんにちは、Nanaです。

MBA留学も早いもので残すところあと2か月半になりました!

私は昨日、MBA生活最後の筆記試験が終了し、(Final final examですね!)

授業は残すところ2科目になりました。いずれも最終試験なし。レポート提出のみ。

 

さてさて、今日は少し前の話になるのですが、Study Tripについて話をしようかなぁと。

RSMのカリキュラムにはTerm 4に、”Study Trip”というプログラムがあります。

これは、全員必修のプログラムで、行先や目的は毎年異なるようです。

2015年のStudy Tripは下記の5つ。この中から一人一つ行先を選択します。

※各Trip定員が40名なので、第一希望が通らない場合もあり。

※宿泊費はRSM持ちですが、交通費は自腹ですので注意!

①Hamburg / Berlin @ドイツ  テーマ:Logistics/Entrepreneurship

②Lisbon@ポルトガル      テーマ:AfricaとのBusinessについて

③Mexico City@メキシコ   テーマ:カンファレンス(ビジネスと人権)

④San Paolo@ブラジル    テーマ:Brazilでのビジネスについて

⑤成都+香港@中国       テーマ:中国ビジネスについて

⑥Washington DC@アメリカ  テーマ:政府とのビジネスの仕方について、ロビー活動

 

今年の日本人は、ポルトガル、中国、アメリカとバラバラでしたね。

ちなみに私はアメリカ。Lobby活動なんて今までの仕事でもまったく関わりないけど、ここで学ばないと一生学ばないしな、という思いと、Washington DCの後にNYでも行くかーくらいの軽い気持ちで選択。 でも、最終的にはMBA生活のTOP3の思い出に入るような素晴らしいTripになりました。

Study TripはMBA生だけでなく、Executive MBA生も参加するので、実際にオランダやベルギーなどで働いている人たちの話を聞けたことは、刺激になりました。また、今回はLobby活動がテーマということで、元アメリカ大統領ビルクリントンの母校でもあるGeorgetown University構内で講義を受け、World BankやFederal Retail Associationなど普段訪問できないようなところで話を聞けたことも貴重な経験になりました。

夜は、“Culture Event”と称して、メジャーリーグ野球観戦したり(プログラムに組み込まれています。)BarでEMBAと交流したりと、とにかく楽しく刺激的な1週間になりました。

Study TripはRSMのカリキュラムの目玉の一つですので、皆さん楽しみにしててくださいね!

 

 


交換留学生タムタム

2015-09-19 00:33:04 | MBA16全般

RSM MBA Lifeをご覧の皆さんはじめまして。

アメリカの大学から交換留学で来たタムタムです。

9月〜11月の3ヶ月間だけRSMで授業を受ける予定で、ナレッジマネジメント、イノベーションマネジメント、アントレプレナーシップ、ネゴシエーション、リーダーシップの授業を受ける予定です。

私からはアメリカの大学から交換留学してきた立場から、RSMの印象をお伝えしたいと思います。

まず、RSMに来て感じた印象は学生の国際色が豊かだということです。

インドからの留学生が少し多いということがありますが、これだけ世界中の国からバランスよく学生を集めているのはすごいと思いました。

加えて、RSMでは、すべての学生が職歴を持っているため、授業中にも自分の職業経験と関連させて質問をする学生が多いと思います。ちなみに、アメリカの大学では募集要項で職歴を要求しつつも、実際には職歴がない受験生を入学させている大学が多いです。

あと、残念ながら私は参加できませんでしたが、春にスポーツ大会が開催されて、学生同士が仲良くなれる工夫がされていることも羨ましいと思いました。

また、RSMはオランダにあるため、ちょっとした休暇でも欧州各地へ旅行に行けるというのも良いと思います。ちなみに、今私はドイツを旅行中で、明日はライン川沿いの古城を見てきます。

ということで、雨が多いロッテルダムの天気以外うらやましいことばかりで留学をやり直したいと思うタムタムでした。


ファイナンス野郎

2015-08-06 20:38:54 | MBA16全般
さてさて皆さんお待ちかね、デンスケの出番です。
 
ついにTerm3の授業が終了、残すはExamを残すのみ(Examの有無は人による)。これまではやれPartyだ、運動会だという話をしてきましたのでここらで我々も勉強しているのだぞという事も含めて今回のブログを書いて行こうと思います。
 
まずはRSMのコースプログラムの概要を復習しましょう。Term1,2は共通の科目、例えばStatistics, Economics, OperationManagement等々を学び、Term3はLivingManagementProjectという実際の企業へのコンサルティングプロジェクト、そしてStrategy, Marketing, Financeの中から一つを選び学ぶ仕組みとなってます。最後に8月からのTerm4は選択コースを各々5科目選ぶというシステムになってます。
 
さて、そして今回のブログではこのTerm3に焦点を絞ってみましょう。私はStrategy, Marketing, Finance3つの中からFinanceを選択したわけです。実はこれ、かなりの冒険だったわけですよ。日本にいるときはファイナンスはもとより簿記、会計、決算なんて外国語くらいにしか思ってませんでしたから。まぁTerm1,2で会計、FinanceManagementと一応は勉強したんで(必修だからね)、それなりに雰囲気はつかめてはきたものの、いまいち腹落ちしていないというか、あぁ3年経ったらきれいさっぱり忘れるだろうなという、そういう位置づけでした。というわけで短い期間ながらもきちんと自分なりに消化したいということもあり、この最もチャレンジングな選択。しかも宿題やらテストやらで、3科目中スケジュール自体も一番忙しいのではないかという厳しくも楽しいTermとなりました。
 
でも結果的にこの選択でよかったなーと。授業の内容、教授の質はもちろんあるんですが、チーム課題、個人課題が多く、短い期間ながらに充実してましたな。この辺は本当にバランスが難しいなと思うんですが、あまり詰め込まれすぎても消化できないし、かといって簡単すぎたり内容が漠然すぎると私なんかはさぼっちゃうというか、何していいかわからなったり。
 
ちなみにStrategyは話題の範囲が広すぎたからか、賛否両論あるようなのが私には逆に面白かったですね。普段は異なるBackgroundを持つ人が集まってる中での議論を楽しむ各国の猛者達も、さすがにそのギャップが大きすぎると吸収できなくなっちゃうようです。やはり議論をファシリテートするのは重要かつ難しいってことでしょうか。
 
というわけで、着々とファイナンス野郎への変貌を図るデンスケでした。 

リビングマネジメント

2015-07-18 15:56:36 | MBA16全般

こんにちは、Shin2回目のポストです。いよいよMBAも佳境にはいってきました。ターム3は前半にLiving Managementと後半に選択制のAdvancedコースがあります。Advancedコースはファイナンス、ストラテジー、マーケティングから個人の興味に基づいて選択します。3週間にも及ぶ Living Managementが今週終了しましたので今回はこれについて書きたいと思います。

 

Living ManagementはいうまでもなくRSMの目玉プログラムです。最初に実際の企業が直面している課題を提示されるので、各チーム(チームはターム2のチームを継続します)が実質約2週間でソリューションを用意します。最終的には各企業担当者の前でプレゼンをして、それに続きQ&Aセッションが持たれます。

 

今年はオランダを代表する企業やスタートアップなど10社もの企業が参加していました。今年のMBAは20チームあるので、くじびきによって各社に2チームが割り当てられます。企業によっては2種類異なった課題を用意するところもあれば1種類の課題だけ用意して2種類別のソリューションを用意するところもありました。ちなみに、卒業後にLiving managementで割り当てられた企業に就職する人も実際にいるそうです。

 

やはり短期間で学校の外部にソリューションを提供するということで、プレッシャーを感じながら毎日朝から晩までミーティングに作業に没頭した3週間でした。

 

Living ManagementではReflectionにも重きが置かれていて、ほぼ毎日ラーニングログなる今日学んだことを個人的に振り返るExerciseや最後にチームメイトにフィードバックを伝えるミーティングが設定されており、多様性の高いチームのなかでどのように動けばいいか、自分に日々チャレンジできているかなど意識的に行動する助けとなったと思います。

 

今年からの変更点としてLead Facultyとそれぞれのチームにteam coachが置かれました。課題に対するソリューションやチーム内トラブルの解決を助けてくれました。幸いうちのチームはチーム内トラブルには見舞われませんでしたが、どのチームも多様性が高く、誤解や意見の相違は普通に起こりますので、こういうチームで活動すること自体が貴重な経験となりました。まぁ、これはMBAの期間全体で言えることですが、特にLiving managementはインテンシブなコースだったのでそれぞれの人間性がかなりでるような状況に追い込まれます。

 

その他の点ですが、各チームLiving management期間中にFun eventを持つことが推奨されている点も 見逃せません。うちのチームはビアガーデンに飲みにいきましたが、ほかのチームではピクニックに行ったりLaser tagというサバイバルゲームに行ったりといろいろでした。時間的プレッシャーのあるなかで楽しむ時間を見つけるというのも重要なことですし、チームの絆も深まりますので、Fun eventがプログラムに組み込まれているというのはかなり良かったです。

 

 

さてさて、今回はこの辺で。ターム3も残すところ3週間。そしてブレーク後は最後のターム4が始まります!

 

 


Term 2全般 あっという間に過ぎました

2015-07-03 05:25:04 | MBA16全般

こんにちは、Nana 2回目の投稿です。

オランダは7月に入り、22時まで明るい最高のシーズンに突入しています。

早いもので、気付けばもうMBA Lifeも半年が過ぎました!

前回のBlogでデンスケがMBAT(MBA体育祭)について投稿していましたが、正直MBATから今日まで、あっという間に過ぎたという感じです。

 

今週頭から、Term 3がスタートしましたが、今回はTerm 2の様子ついて。Term 3は、Shinに任せます!

 

Term 2は、クラスもチームも再構成されます。

私はTerm 1はデンスケと同じクラスでしたが、Term 2は日本人一人に。

Term 2は何かと授業で日本が取り上げられることが多かったので、日本人として発言を求められることもしばしば…。

(経済の授業では、「日本は20年間デフレだ。アベノミクスでも経済は復活しない。Japan is the destiny for Europe」とまで言われ、

一方、オペレーションでは、毎回日本の例が出ました。KAIZEN (改善)、POKA-YOKE(ポカヨケ ※先生がポカヨーキーと言っていたのが気になりましたが)、

KEIRETSU(系列)など、良い例として挙げられていました。

 

<Term 2はTerm 1より1科目多い7科目(PLD含む)>

 

1. PLD (Personal Leadership Development)

2. OM (Operation Management)

3. EEB (Economic Environment of Business)

4. FM (Financial Management)

5. MM (Marketing Management)

6. SM (Strategy Management)

7. HR (Human Resource Management)

 

全体的にTerm1 よりも専門的な内容になっています。

生活面に慣れたということもありますが、個人的にはTerm 2の方が断然楽しかったかな。

製造業出身ということもあり、OMは非常に興味深かったです。

あと、EEBとFMの授業は、経済、ファイナンスBackgroundがない私にとっては、「おぉ、そうだったのか!」という感じで色々と勉強になりました。

意外とピンとこなかったのがMarketing。営業企画出身なのに、なぜ、という感じですが。

(ちなみにMarketingの授業の評判は高かったので、私の個人的な興味の問題だと思います。)

でも、これがMBAの良さかと思います。改めて幅広い科目について学ぶので、自分の興味があること、無いことがわかってくるし、今回のように関連の強い仕事をしていても興味が持てない科目もあります。

(もちろん先生との相性や授業内容も大きく関係してきますが。)

 

私は結局、Term 2の印象をもとに、Term 3の専門科目をMarketingではなくStrategyにすることにしました。

 

Term 1とTerm 2授業の全体的な比較ですが、Team 2の方が個人ワークが多かったです。

PLDを除く6科目中筆記テストは3科目で、残りはレポートとプレゼンでした。

筆記試験より楽~!というクラスメートも多くいましたが、英語が苦手な日本人にとっては、個人課題レポートはなかなか苦戦しました。(たぶん3人とも)

でも、Term 1は、英語ができるチームメートにレポートを書いてもらうことが多かったので、個人レポートは強制的に書くいい機会だったかなぁ、と。

 

まぁ、でも全体的には生活に慣れたこと、また気候が徐々に良くなっていったことでとっても楽しく過ごせました!

 

期末テスト後は相も変わらずみんな国外逃亡しました。

Term 3はRSM MBA目玉の一つ、Living Management!

各チーム、実際の企業から依頼を受けて課題に取り組みますが、その様子は次回のブログで!

 

ではでは。

 

P.S. 写真は、深夜までかけてMarketingのプレゼン資料を作る日本人3人組です。

  みんな寮にいるので、こういう時便利♪

  DANONEのケースはDANONEを食べながらね!