RSM MBA Life

オランダロッテルダムにあるRSM Erasmus UniversityのMBA Programに通う学生達の日記。

RSMに来て良かった事

2010-12-31 23:36:48 | MBA11全般
こんにちはMBA11のYASです。

以前記載したブログ内容に訂正事項が3点あるのでまずは訂正します。

①日本への教科書輸送費228ユーロは、その後追加で郵送したため結局399ユーロとなりました。郵便局から合計50キロの教科書やノートを4箱に分けて送付したのですが、雪の影響で日本に届く順番や時間がかなり乱れたので、職務上必要になりそうな方は念の為郵送時間を3週間程見込むと良いと思います。

②レジデントパーミットは返却しなくても良かったです。コピーを取られるものの返却は不要という事でした。従って、私は12月頃に欧州ビジネススクール各地で開催される就職イベントに参加すべきだったと結果的に思いました。

③Galaで使ったジャケット一式は合計108.5ユーロ支払いました。予約時に108.5ユーロ払い、借りる時に追加で50ユーロ払い、ジャケットを返却する際に50ユーロ返却というシステムでした。以下が詳細のレンタル料です。
Herenschoenen elsa coloured: 15 euro
smoking wilvorst zawart: 58.5 euro
smokinghenmd accesoires wit: 15 euro
smokingstrik accesoires zwart: 5 euro
vermaakkosten: 10 euro
カフスボタン: 5 euro
トータル108.5 euro

これらの情報が今後RSMのプログラムを修了される方にとって役立つベンチマークとなる事を祈っています。

さて主題となりますがRSMに来てから良かった事を幾つか紹介したいと思います。

やはり何と言っても様々な文化や価値観に触れ合い多くを学び体得出来る事です。成果の一つとして、当たり前と思われるような事でも掘り下げて話し合う能力、洞察力、忍耐力、実践的なインターナショナルマネジメント能力などが身に着きました。例えば、ブランドコンセプトマップを作成した後に、初めて「家族」と「友達」の定義や意味合いの違いを互いに認識し、もう一度統計データを作成し直すという事がありました。またティームチャーターを作成した際に、国によって「正直さ」という意味自体に違いがあるという事も知りました。(これらは本人に問題が有るのではなく、その人が育ってきた環境、すなわち文化、教育システム、辞書の定義に違いがあるという事です。)そしてこれらを通して、多様な価値観やバックグラウンドを持つ方々と協力して物事に取組む際にどのような姿勢で取組むべきか体得出すると共に、そのような方々を一つの共通した方向へとまとめるノウハウも体得出来ました。

2つ目に自分の能力に更に自信が持てるようになった事です。これは幾つか理由があるのですが、一つ目にIIT(インド工科大学)卒のクラスメートとも十分競争して行けると感じたからです。ちなみに何故IITと比べたかというと、大学時代に友達からIITはMITより入学するのが難しいと聞いた事があるからです。二つ目に経営はエンジニアリングに非常に似通っていると再確認出来たからです。例えるならば会社の経営は船の設計に似ています。まず何の為の船かに始まって、何処へ行くか、どれ位の人を乗せるか、誰を乗せるか、燃料や食料はどれ位必要か、進むスピードはどれ位か、走り始めた時に掛る抵抗が規模やスピードによってどれ位大きく変わるか、プロジェクトを実現させる為にどのようなリーダーシップを持っている人に指揮を執らせるか等々似ている点は数多く挙げられます。この類似に気付く過程で、また類似を通して、経営学で学んだセオリーとはどういうものか、どうあるべきものかという事も学べました。三つ目に不測の事態を乗り越える事にも楽しいと感じられるようになったからです。やはり国や文化が異なるとシステム、慣習、価値観ひいては言動が異なるのでそれに順じた対応を取らざるをえません。このような環境に身を投じる事で予期しない状況を数多く体験し、それらを乗り越えることで、不測の事態にも遣り甲斐を感じられるようになりました。直近の例を挙げると、私が帰国する前日に雪が10センチ程降った為に、その日から全てのタクシーが運行停止、公共交通機関も麻痺しました。それにも関わらず急遽作り直した計画通り帰国出来ました(但し、チェックイン時に預けた荷物は遅れましたが・・・)。

3つ目にサステイナビリティとは何かという問いに対する自分の解が見つけられた事です。つまりサステイナビリティを追求する環境が整っているという点がRSMを選んで良かったと感じる事です。これは以前記載した通り、全てのクラスからサステイナビリティを学ぶ事が出来るという事に留まらず、例えばノーベル賞を受賞したMuhammad Yunus氏の講演を学内で聞く事も出来たという事です。加えて、近隣の学校IESEで開催されるDGDWに参加する事も出来ました(HECのSSBはスケジュールが合わず残念ながら行けませんでしたが)。また自分の解を見つける過程でグローバリゼーションを多面的に考察出来た経験も非常に実りのある成果だと個人的には考えています。

最後にRSMを表す句を作ってみました。正直RSMに来るまでは句①のようなイメージを期待していましたが実際RSMのMBA11は句②が寧ろ適切と感じています。
句①: 遠地より 来訪し往く 優れ人 無比の地位へ 進むべくして
句②: 枝交わし 爛漫に咲く すいかずら 睦まじいかな 過ぎ去りし日々

という訳でノルマの6回達成です!!それでは皆様よいお年を!!

You Always Smile!!

RSMのMBA修了に伴う手続き

2010-11-24 00:13:20 | MBA11全般
こんにちは。MBA11のYASです。

イノベーションマネジメントのビジネスプラン作成に行き詰まって頭を抱えている最中、RSMのMBA修了に伴う手続きをポイントを絞って簡潔に記載します。(キャッシュフローとビジネスの成長がかみ合っていない・・・。キャッシュインが資材購入費よりはるかに少ない・・・。これに対して、フィナンシャルサマリーをゼロから作り直すか、資金繰りが上手くいくようなストラテジックフィナンスを考案するかのジレンマに陥っています・・・。多分両方のバランスで乗り切るという結論に行き着きそうな気がしますが・・・。このビジネスプランは高齢社会を支える医療デバイスを製造販売するものなので無借金経営のだと逆に違和感を感じる・・・。)従って、虚ろな文章になるかもしれませんが何卒ご容認願います。

以下内容がこれからRSMでMBAを取得される方や検討されている方のお役に立てれば幸いです。
但し今年度の傾向が以前や今後の傾向と似通わない事が有りますのでその点はご留意願います。

◆本日銀行口座INGを閉じてきました。
口座を開設したBeurs近くの支店で即日解約できます。返金も当日にされます。但し、銀行での手続きは1週間掛かるそうです。従って、念の為にその期間分を考慮して解約する事をお勧めします。

◆卒業に伴いしなければならないこと。
レジデントパーミットを返却する必要があります。到着後間もなく市役所でレジデントパーミットを作成すると思いますが、MBA修了時はハウジングオフィスの方が住民票取消(解約)手続きを代行し、レジデントパーミットを返却してくれるそうです。(自分で行う事も可能だそうです。)

◆GALAのジャケットのレンタル予約をしてきました。
MBA修了時にGALAという最終イベントがあり(卒業式もありますが・・・)、その為のジャケット一式のレンタル予約をしてきました。ここで、GALAって何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、私も初めての事なのでまだ良く分かってはいません。いずれにせよ、レンタル予約時に105ユーロ程払って、後日裾直しされたジャケット一式を借ります。そしてそれらの返却時に50ユーロを返金してもらえるそうです。但しお店の方がオランダ語しか話せず、かつ私はこのようなレンタルは初めてでシステムも何となく分かる様な分からない様な感じだったので、若干手こずりました・・・。ジャケット等の購入は出来ますが、あまりスタイリッシュで無いのと金額も300ユーロ程掛かるのでお勧めはしません。(女性方のドレスは魅力的かもしれません。)

取敢えず今回はこれで以上です。RSMに来てから良かった事は最後にとって置きたいと思います。

YAS

全てのクラスが終わって・・・

2010-11-23 11:01:54 | MBA11全般
こんにちは。MBA11のYASです。

私が履修しているクラスは全て終了しましたが、未だに宿題、その他手続きにてんてこ舞いの状態です。正直ブログを更新している余裕は無い位・・・というのが本音ですが、これから本気で成長したいとお考えの方々に役立つ情報を是非とも提供したい、その為には今このタイミングに更新すべきと考えブログを綴ります。渡航準備や入学準備のお役に立てれば幸いです。

かなり忙しいのでポイントを絞って簡潔に(そして漫ろに)記載しますが、何卒ご容認願います。
また今年度の傾向が以前や今後の傾向と似通わない事が有りますので、その点はご留意願います。

◆留学のトータルコストは総支出で6万ユーロで収まります。
この費用には以下のコストも含まれています。
 ・オランダ行きの渡航費(9万円)
 ・バルセロナIESEでのDGDWに掛かる費用
 ・パリへの旅行(個人旅行)
 ・ボストンキャリアフォーラムに掛かる費用(1800ドル)
 ・日本への教科書輸送費(228ユーロ)
 ・全ての教科書代
 ・日本行きの渡航費
 ・授業料(3万6千ユーロ) ※次年度から暫くは+2000ユーロずつ増えていくらしいです。
 ・生活費 等
またこの費用には以下のコストは含まれていません。
 ・MBAT
 ・スキー旅行(多分存在したのだと思います)
どちらかというと私はかなり節約をした方だと思いますが、飛行機のチケットやホテルのチケット等は抑える事が出来ると思います(特にボストンキャリアフォーラムへ行く場合は、3ヶ月前くらい早めにホテルを予約するとかなり節約できるはずです)。カタログの計算だと5万ユーロで足りるような感覚を覚えましたが、やはり渡航費その他を含めるとそれ以上掛かります。私の場合は5万6千ユーロ位です。う~ん、それでも他校と比べかなり安価。

◆現在の就職競争相手は日本人だけじゃないです。
ボストンキャリアフォーラムに参加して、驚いたのは現在の参加者が多様化している事です。実は私は7年前にも参加しているのでこの違いは正直驚きました。具体的にどのように多様化してきているかというと、韓国人、中国人、インド人の留学生も参加していたという事です。また、日本の大学に留学している韓国人や米国の大学に一時留学している日本の大学生の方も見られました。以前は、殆どが米国人と米国留学をしている日本人だった記憶があります。余談ですが、ボストンの気候はロッテルダムより穏やかで爽快でした。ハーバード大学、MIT、ボストン大学に通いたくなる理由がよく分かります。

◆4学期の選択科目は5つ履修することになっていますがそれ以上取れます。
私も実際6つ履修しました。その為、現在Innovation ManagementとEntrepreneurshipのビジネスプラン作成中です。しかも各々のビジネスプランは異なるというチャレンジングな計画を立てて、自分のコンピテンシーを更に加速させています。(お陰さまでボストンキャリアフォーラムには準備が十分に出来ないまま臨む事になってしまいました。そして現在、滅茶苦茶忙しく就職活動と究極のジャグリングです。)生徒の中には強者もいて選択科目を7つ履修している方も見えます。また9月までに就職先が決まっている方もいます。後者の方で選択科目を5つ履修した場合は4学期が一番ゆとりがあるかもしれません・・・。生徒の中には入学前に内定を貰ってから留学している方もいますし、3学期と4学期の間にインターンをしその時点で内定を獲得して既に会社で働いている強者もいます。(但し、私の場合は就活生なので一分のゆとりもありませんが・・・。)

◆何故RSMを選んだか
良く聞かれるのでブログに紹介しておきます。
①自分が元々興味を持っていたサステイナビリティのコンセプトに力を入れている。全てのクラスでサステイナビリティの面が伺えます。次のリンクは参考になるかもしれません。<http://www.beyondgreypinstripes.org/rankings/index.cfm>
②ASEAN地区に勤務した際に、ASEAN、中国、インドの方がヨーロッパ志向であり、ヨーロッパ流の経営の方がそれらの地域で役に立つと考えた為。
③掛かる時間と費用の面から、RSMが最適だと感じた。私は私費留学なので予算を800万円に想定(最大上限で1000万円)しており、その範囲で出来るだけ実践的なプログラムを効率的に学べ、かつ自分の興味を追求できる学校を選びました。

他にも良く聞かれる事をブログに紹介しておきます。これからMBAを考えている人には大変興味があるだろうと思いますが、かなり個人の価値観に依存するので斜め読みでお願いします。

◆RSMに来てから想像と異なっていた事
 ・生徒の人数が多かった。100人位を期待していたのですが結局154人でした。
 ・オープンというよりフレンドリー。何事も『オープン』に受け入れるという意味で『オープン』を使うなら違います。
 ・インド人が多く中国人が少ない。5人に1人がインド人でした。だから今年のRSMのカルチャーはちょっとインド風?。
 ・フィージビリティースタディーに弱い。定量分析はあまり力を入れていないのは正直残念でした。
 ・気候が今年は極端に寒かった。しかし、エアコンなしの生活が如何に快適かを1年を通して学びました。
 ・日本や米国と比較するとサービスの質が悪い。ITサービス、メール、駅、郵便局などはRepublicという感じです。
 ・想像以上にアカデミックだった。RSMがより実践的というならOxfordはどんな感じだろう・・・。
 ・RSMの1年制のカリキュラムはどちらかというとキャリアアップ用向きだと感じた。
 ・経済学の教授はエラスムス大学の教授ではない。オランダでは教授に支払われる給与が法律で定められている?。

取敢えず今回はこれで以上です。ノルマあと2回を達成できるよう、RSMに来て良かった事や、銀行の閉じ方、卒業に伴いしなければならない事などを今後紹介したいと思いますが、就活戦線からのレポートとなるのであまり期待はしないでください。

YAS

半年を経たRSM留学の感想

2010-06-15 03:29:22 | MBA11全般
こんにちは。MBA11のYASです。ノルマの6回投稿を達成すべく久々に更新します。

これからRSMを考えていらっしゃる方々への参考になればと思い、またまたStrategyとHumanResourceのケース作成中に、現実逃避に近い息抜きでブログの更新を致します。入学準備のお役立ち情報になれば幸いです。

かなり忙しいので漫ろに記載しますが、何卒ご容認願います。
また出来るだけ客観的に記載しているつもりですが、人によって捉え方は異なる事が有るので悪しからずご容赦願います。加えて、今年度の傾向が以前や今後の傾向と似通わない事が有りますので、その点はご留意願います。

◆学期中は忙しいです。
実務に如何に役立てられるかを常に肝に銘じてかなりアカデミックにMBA生活を送っている私ですが、学期中の推定勉強時間(予習、授業、復習、チームワーク)は週70時間以上です。戦略コンサルタントの平均業務時間に近いです。ただ、バックグラウンドがエンジニアの私にとって全てが新しい知識である為、この新しい事を学んでいるこの70時間は結構ヘビーです。毎日GMATを2回受けている感覚です。コンサルで活躍していた人、スタティスティク、アカウンティング、ファイナンスの知識を既に有している人にとっては、比較的楽かもしれません。そういった方は旅行、パーティー、課外活動もエンジョイしています(勿論その中には学業をほぼ放棄してエンジョイしている方も見えるみたいですが)。

◆英語に関して。
英語は米国英語と英国英語を入学前に両方マスターする方が好ましいです。アメリカ生まれの教授は米国英語を話しますが、オランダ、南アフリカの教授、またクラスメートの大半は英国英語を話す傾向が強いです。従ってIELTSも勉強して受験して置いた方が無難だと思います。具体的に何が違うかを挙げると、ガス/ペトロ、オーバーヘッドプロジェクター/ビーマー等です。勿論国によって独特の訛りが有るのは心得て於いた方が良いと思います。
また、インフォーマルな英語やヴァルガーな英語を使用する方もかなり多いのでイギリスの語学学校に予め通うことは良い選択肢かもしれません。ただ、お陰さまで苦手だった英国英語をかなり克服した気がします。但し、オランダ訛り、南アフリカ訛りの英語は未だ課題となっていますが・・・。
何故RSMの平均GMATが他校に比べ低いのか不思議な位、GMATで高得点を保有している人は多いです。もしかすると英国英語をマスターしている人は米国英語ベースのGMATであまりスコアを伸ばせないからかもしれません。これによって40-60点位の差は生じているのではないかと思います。またPhDを取得している方が案外いるからかもしれません。日本人としても11ヶ月という短期間のMBAを考慮に入れるとGMATのバーバルでは31以上を予め保有しておくと無難だと思います(他校のアドミッションのアドバイス)。余談としてマッキンゼーやBCGへの転職をヨーロッパで考えている人は、GMAT680点以上保有しておきましょう。足切りにされるそうです。

◆生徒に関して。
直観的に物事を話す人が多いです。そういう学生を集めているからかもしれません。もしくは欧州や欧州文化を踏襲した国々の人々の特性なのかもしれません。日本企業に努めていた私にとっては少々刺激的です。(注)悪い意味を込めていないので悪しからず。
ネットワークを求めてやってきた生徒が多いです。ただビジネスネットワークか友達としてのネットワークかに関しては、友達としてのネットワークを求めている人が多いと思います。事実今年度の生徒の内、10%程は既にカップルとなっております。既婚者を除くと、この比率は更に上昇するでしょう。組織行動学の教授の統計データに非常に貢献しているのではないかと考えています。StudyもしているしStudyもされています。(注)悪く捉えないでください。学費は他校と比べて安価です。

◆食事事情。
オランダの料理は残念ながら厳しいものが有ります。私にとって唯一日本より優れて美味しいと思ったオランダの食べ物はチーズと胡椒くらいです。
普段の食材に関して、多忙を極めている私にとってはプリメイド食材をかなり重宝しており、故に生活費を押し上げています。娯楽等を除いた純生活費は月400ユーロ弱位でしょうか。意外と掛かります。
物価や生活費に関しては半年間のデータが溜まっているので次回辺りに紹介したいと思います(数年間は参考になると思いますが、保証は出来ません)。

取敢えず今回はこれで以上です。これらの情報がお役に立つ事を願っています。

YAS

銀行&TC事情に関して

2010-02-21 03:37:56 | MBA11全般
こんにちは。MBA11のYASです。
これからRSMを考えていらっしゃる方々への参考になればと思い、期末勉強中に現実逃避に近い息抜きでブログの更新を致します。入学準備のお役立ち情報になれば幸いです。

◆こちらで銀行を開設するのには数ヶ月掛かることがあります(ABMARMO等)が?!。
◆トラベラーズチェック換金事情
◆オランダ訛りの英語

◆こちらで銀行を開設するのには数ヶ月掛かることがあります(ABMARMO等)が?!。
ただし、30歳未満であるならば学生用口座を「ING」という銀行で1年間契約で即開設出来ます。ただし、手紙、インターネットでの説明等は全てオランダ語です。困った時は、レジストラオフィス、フィナンシャルディレクターのHETTYさん、もしくはオランダ語に堪能な方に訳して貰う事をお勧めします。
(注)というものの世界各国で使える口座を日本で開設して置く方が最もお勧めです(というのは口座開設に時間を割くのは勿体無い!!)

オランダ語が全く出来ない私ですが、自称「リーディングプラクティショナー」という意気込みで開設しました。口座開設方法は、

BeursとStadhuisの中間にあるING支店に、以下の3点を持って行きます。
①パスポート
②レジストラオフィスが発行した書類(生年月日記載でオフィスの押印付)
③住所を提示する為のいハウジングオフィスとのアパート貸借契約(住所を既に暗記されているなら別ですが)

1週間以内にカードが届き、その1週間後位にカードの暗証番号が決まりましたので郵便局で番号が記載された書類を受取りに来て下さいという通知が郵送されます。
その通知書とパスポートを持って指定の郵便局へ受取りに行きます(滞在先から最も近い郵便局のはずです)。

口座開設に関しては以上です。

口座を閉じる手続きに関してはまた追ってご紹介したいと思います。

◆トラベラーズチェック換金事情
2009年初旬の円高時期を利用してTCを買い溜めしておいた付けが来ました・・・。
ロッテルダムではTCは殆ど使えないようです。その為ロッテルダムセントラアル駅近くのトラべレックスで本日TCを換金して参りました。9950€(1万€以上は申告が必要な為)を換金して手数料275.88€。現金手取り9674.12€でした。換金手数料は率にして2.85%。
これなら日本で親族に送金して貰った方が安いかもしれませんね。
(私はこちらまでの安心を購入したと考えています。)

TC換金事情は以上です。

◆オランダ訛りの英語
ロッテルダム市内の35歳以上で生粋のオランダ人(と言っても他国から移住して着た方は当然別ですが)の英語の訛りに苦戦しています。喉と歯から息が抜ける感じで少々聞き取りにくいです。
しかし、本日例のINGで日本から送金を依頼する場合に必要なスイフトコード等を聞いていた所、新たな事を発見しました。彼らが書くアルファベットも読み辛いです。例えば、「s」が「r」、「r」が「n」、「5」が「s」、「9」が「g」、「4」が「u」に見えます。
私は世界各国の人々の訛りに慣れたいという動機も持ってRSMを選んだ事もありますが、まだまだ勉強が必要なようです(笑)。

これらの情報がお役に立つ事を願っています。

YAS